mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ロマンの香り!それとも伝統の美:秋のフランスの旅

2012年09月27日 | 旅行記

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 度々お伝えしていますように10月16日から11月1日までの17日間、ワールド航空サービスさんのお世話になってルーマニア・ブルガリアの旅に行くことになりました。

 でも、この秋の旅行としてこのコースがすんなりと決まったわけではありませんでした。

 実は、小生の本命はフランス南西部の絵のような風景の旅や、アルザス地方などフランス東部のワイン街道を巡る旅だったのです。

 特に、花のベネルクス物語というユーラシア旅行社のツアーでご一緒したOさんのおすすめコースである「ワイン街道の旅がいいかな!」と考えていたのですが、かみさんがフランスには2度行ってるので訪問していない他の国がよい!というのです。

 パリには、初めてのヨーロッパ旅行である「ロマンチック街道・スイスアルプス・パリ」というツアーで行き、また、小生がどうしても「モンサンミッシェル」がみたかったものですから、その時にもフランスのパリとその近郊を訪ねたのです。

 その旅行記(パリから行く小さな旅)を読んでみますと、パリのシテ島、凱旋門、シャンゼリゼ、オルセー美術館、バルビゾン村、ホンテーヌブロー城などを二人が大変愉快に楽しんでいることが分かると思います。

 また、パリ近郊のモネの家があるジベルニーなどは自然が溢れている中に日本の心が表現されていて二人とも大満足でした。

 ということで(どいうこと?)、今回はフランスは断念して、行くことに決定したルーマニア・ブルガリアとポーランドのどちらかにしたいと考えたのです。

 それにしても、多くの旅行者があまり行かないようなルーマニア・ブルガリアやポーランドにしたのか?ですが、訪問していないヨーロッパの国が少なくなってきたことと特定の国を「じっくり、ゆったり」訪問できる旅がしたいという夫婦の希望にあった、ということです。

 それと、こういう一見、人気がなさそうな旅でみたことがないような光景に出会うことがあるのです。

 実は去年のスロバキアの旅行がそのような旅行だったのです。

 スロバキアは、ヨーロッパの穴場だというような評価もあるようですが、今までのヨーロッパの旅では経験したことのない本当に充実した旅だったのです。

 具体的にはトーマス・クックがいうところのスイスに匹敵するような山々が連なる景勝地を電車の中から楽しむことはできなかったですが、タトラ山麓に近づいていきますと、そこに広がる雪山と小さな、そして素朴な町や村の光景がとても素晴らしく、何と表現したらよいのか?迷うくらいでした。

 また、スロバキア独特なのでしょうか?ヨーロッパでは、大きく高い石造りのキリスト教会が、この国では日本の神社・仏閣と同じ木造なのです。その外観は黒光りしていて、周りの家々の人々の心の拠り所となっているばかりではなく教会の景観が地域の自然などとと見事に調和しています。

 などとスロバキアの話をしていましたら、本題である「秋のフランスの旅」の記事が疎かになってしまいました。

 フランスの旅にどんなコースがあるのか?そして、それが文字通り「ロマンの香り!」なのか「伝統の美」なのかワールド航空サービスとユーラシア旅行社のパンフを眺めながら報告したいところですが・・・

 次回の楽しみにしたいと思います。

 写真?もちろん、世界遺産のバルデヨフです。この町は、行く前に写真で見て「何と美しい街なんだ!」と期待していたのですが、寒さと教会のきつい階段に邪魔をされながらも、期待に違わぬ美しさでした。