mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

料亭の味?:切り干し大根とひじきの煮物

2012年09月25日 | 食・レシピ

Osutoria036

 先日、かみさんが戸棚から切り干し大根の袋を見つけて、「水につけておくね!でも、これ中国製ね!」と言って、大きな袋に入った切り干し大根を水につけました。

 その日のうちにでも調理をするのかな?と思ったのですが、その様子が感じられません。

 仕方がないので、小生が復路をゴミ袋から拾ってきてあるものを探しました。

 その「あるもの」とは、何だと思いますか?切り干し大根の調理の仕方、つまり、レシピが書いてあるのではないかと思ったのです。

 袋に書いてあったのか?お陰様でいくつかの調理法が書いてありましたので、小生のその中からニンジンと油揚げをつかった煮物をつくることにしたのです。

 うろ覚えですが、まず、フライパンに油をひいてニンジンが油に馴染むように炒めました。そして、そこによく水気を絞った切り干し大根と熱湯で油抜きした油揚げを加えました。

 しばらく炒めてから、そこにだし汁を加えて、先ず、砂糖、次にみりん、醤油を加えて水気がなくなるまで煮込みました。

 だし汁や調味料の分量?それがよく覚えていないのです。小生は、へそ曲がりなものですから、もしかしてだし汁や醤油を使わずにうどんのめんつゆなどに使う出来合いの鰹・昆布だしを入れたのかもしれません。

 ところが、こんないい加減なものが「驚くほどのおいしさ」なのです。

 これには、つくった小生が「ビックリ仰天」で、かみさんは、そのおいしさに実家の義姉にプレゼントまでしてしまったのです。

 義姉の論評?その日の21時頃に電話があって、義兄があまりのおいしさに「どのようにつくるのか聞いてみろ!」というのです。

 話がオーバーだ!?と皆さんから言われそうですが、自分で言うのも憚られるのですが、これほど美味しい「切り干し大根煮」は食べたことがありませんでした。

 一言でいえば、「料亭の味」だったのです。

 ところが、話はこれで終わりにならないで、かみさんが義姉から「乾燥ひじきを3袋頂いたので、調理する。」といって、またまた水につけておいたのです。

 「これもお前が調理したのか?」という声が聞こえそうですが、そのとおりです。

 ですが、小生にもその調理法がさっぱり分かりません。仕方がないので、インターネットでレシピを探そうとしたのですが、わが家に備えてあるいくつかの調理本を捲っていったら、レシピが出ていました。

 「良し!これでつくってみよう!」と思い、早速、調理を開始したのですが、問題はひじきの量です。料理本には、乾燥してあるひじき30グラムとあり、それに対応した砂糖や醤油などの調味料の量が書いてあると理解したのです。

 小生が調理しようとした「ひじき」は、80グラムでしたから、約3分の1を調理して、残り3分の2は袋に入れて冷蔵庫にしまいました。

 そして、レシピ通りに調理をはじめて完成したのですが、かみさんの表現では「からい!」つまり、塩味がききすぎていて「しょっぱい!」のです。

 つくった本人も「しょっぱいな!」と感じたのですから、「おかしいな!醤油が多すぎたのかな?」と反省し、残りの3分の2から半分を取り出して、完成したひじきに加えました。

 でも、「これでは味が薄くなってしまう!」と小生の悪魔が囁くものですから、「だし醤油」をチョッピリ(大さじ1くらい)加えたのです。

 そして、試食したのですが、ダメです。しょっぱいのです。

 「ええい!残りのひじきを加えるしかないな!」と思い、鍋に先ほどの完成品に入れて煮込んでみました。

 そこに、かみさんが「黒砂糖を入れた方がいい!」というものですから、甘みを毛嫌いしている小生は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、試食しながら入れたのです。

 きっと、これがよかったのでしょうね。

 黒砂糖は、煮物の色を黒くして味が濃い!と錯覚することもあり、若干、味が濃いと感じたのですが、これが切り干し大根に続いて「料亭の味」になったのですから驚きです。

 「何だ!お前の自慢話か?」そうではないのです。先ほど冷蔵庫の中を見ていましたら、切り干し大根があったのです。もちろん、調理していないものです。

 そこで、早速、調理してみたのですが、どうも味がイマイチなのです。

 レシピ?クックパッドの「切り干し大根の煮物」です。

 作り方は、小生が最初に申し上げたとおりなのですが・・・

 http://cookpad.com/recipe/473352

 ということで、今日は久しぶりにオーストリアのハルシュタットです。

 


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