mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

北京オリンピック

2008年08月17日 | 社会・経済

 Supeino137 厳しい暑さが続いていますが、皆さん、お元気ですか?

 最近の話題といえば、政治?ではなくオリンピックだと思います。

 オリンピックは、世界一を争って行われる4年に一度の祭典だと思いますが、私達にいろんな話題を提供してくれます。

 まず、最初に頭に浮かぶのはメダル争いですが、日本人の活躍に毎日、胸を熱くされている方も多いと思います。

 日本の得意種目というよりメダルが期待されている種目は? 柔道、水泳、サッカー、体操、マラソン、レスリングなどでしょうか?

 でも、期待されている方々(アスリートというのでしょうか)の精神的・肉体的負担は、大変なものなのでしょうね。

 平凡な運動能力しか持っていない小生などには、オリンピックに出場している方々は全員が「天才」に見えてしまいます。

 柔道の谷選手や水泳の北島選手などは、それこそ超一流のアスリートとしての才能を持っているだと思いますが、その努力は並大抵のものではないのでしょうね。

 私達の生活の中でも努力すべきことは、たくさんあると思うのですが、小生のように「もういいや!」などとすぐに諦めてしまう人間には、オリンピック選手の頑張りが誠に良い先生になっていると思います。

 でも、一人の選手がこうした舞台に立てるのは、本人の努力もありますが、多くの選手が語っているように周りの人達の努力・支援があって成り立つ世界なのかも知れません。

 これを私達の世界に当てはめてみますと、会社でも、官庁でも、政治の世界でも同じことが言えると思います。

 郵政を初めとして民営化が進んでいますが、こうした改革の成果がどうなったか十分検証する必要があると思うのですが、それはともかくとして、いくら立派な考えを持つ社長や政治家が組織をひっぱって行っても、社員や職員の理解と協力がなければ、その所期の目的は達成できなません。一人の人間ができることなど限られているからです。

 組織のトップに立つものには、人事や給与などという「動機づけの道具」を使って、部下をいかに自分が考える組織目標に向かわせるかという大きな課題がある思いますが、動機付けには、感情という誠にやっかいな代物が潜んでいます。

 トップの人間の有り様としては、部下や自分を取り巻く関係者への「信頼」と「感謝の念」なのでないでしょうか?

 今日は、オリンピックの話から小生の思いを伝えるレポートになってしまいました。

 スペインの話ですか?とりあえず、心から感動した「アルハンブラ宮殿」の写真を掲載します。いずれホームぺージに掲載しますので、もう少し?時間を下さい。(小生の独り言・・・完成は何時になることやら?)


古都トレド

2008年08月10日 | 旅行記

 古都トレドは、NHKの「探検ロマン世界遺産」のページに次のように紹介されています。

 「もし一日しか滞在することができないのなら、迷わずトレドへ行け。」スペインの首都マドリードから南へ七十キロ。灼熱の太陽に焦がされた赤茶けた大地の中に忽然と姿を現す中世の街、それが古都トレド。南北1.3キロ、東西1.5キロ。三方を川に囲まれた岩屋に立つ荘厳な大聖堂。まるで中世のテーマパークのような街全体が世界遺産に登録されています。

 6世紀、西ゴート王国の首都となったトレドは、8世紀にイスラムに征服され、11世紀、再びカトリックスペインの都となりました。

 16世紀、都がマドリードに移るまでの間、支配者がめまぐるしく変わりながらも、この都は中世ヨーロッパ随一の栄華を誇り、政治、経済、文化の中心であり続けました。

 なぜ、それほどの繁栄を謳歌することができたのでしょうか?その後突然、繁栄の歩みを止めてしまったのでしょうか?

 と紹介されています。

 トレドは、カスティーリァ・マンチャ州の州都でトレド県の県都、人口約7万7千人、中世にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が交錯した地で、「街全体が美術館」といわれ、タフォ川に囲まれた旧市街地が世界遺産に登録されています。

 スペインを代表する画家エル・グレコ(ギリシャ人・・・1,577年スペインへ 1,614年没)が活躍した街としても有名です。

 スペインの魅力は、一言でいえば、イスラム教とキリスト教が融合した街(教会)ということだと思います。 

 トレドも西暦711年にイスラム王朝である後ウマイヤ朝にキリスト教国である西ゴート王国が征服され、1,085年にはキリスト教国であるカスティーリャ王国に再征服(レコンキスタというそうです。)されています。

 観光客の関心はなんと言っても「トレド大聖堂」ですが、スペイン独特の「ムデハル様式」といわれるイスラム教とキリスト教が融合した様式の建物としては、サント・トメ教会です。

 絵画に興味ある方には、エル・グレコの「聖衣剥奪」「十二使徒」があるトレド大聖堂(1,226年建築開始、1,493年完成)、「オルガス伯の埋葬」があるサント・トメ教会とも関心があると思います。

 ということでスペインの古都、トレドのレポートをしていますが、バカに詳しいな?もちろん、調べて書いていますが、実は昨日(9日)、スペインから帰ってきました。

 それにしても暑かったな!!!旅のレポートは、後ほどホームページで紹介したいと思います。

 今日はスペイン、トレドからのレポートでした。