mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

古都トレド

2008年08月10日 | 旅行記

 古都トレドは、NHKの「探検ロマン世界遺産」のページに次のように紹介されています。

 「もし一日しか滞在することができないのなら、迷わずトレドへ行け。」スペインの首都マドリードから南へ七十キロ。灼熱の太陽に焦がされた赤茶けた大地の中に忽然と姿を現す中世の街、それが古都トレド。南北1.3キロ、東西1.5キロ。三方を川に囲まれた岩屋に立つ荘厳な大聖堂。まるで中世のテーマパークのような街全体が世界遺産に登録されています。

 6世紀、西ゴート王国の首都となったトレドは、8世紀にイスラムに征服され、11世紀、再びカトリックスペインの都となりました。

 16世紀、都がマドリードに移るまでの間、支配者がめまぐるしく変わりながらも、この都は中世ヨーロッパ随一の栄華を誇り、政治、経済、文化の中心であり続けました。

 なぜ、それほどの繁栄を謳歌することができたのでしょうか?その後突然、繁栄の歩みを止めてしまったのでしょうか?

 と紹介されています。

 トレドは、カスティーリァ・マンチャ州の州都でトレド県の県都、人口約7万7千人、中世にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が交錯した地で、「街全体が美術館」といわれ、タフォ川に囲まれた旧市街地が世界遺産に登録されています。

 スペインを代表する画家エル・グレコ(ギリシャ人・・・1,577年スペインへ 1,614年没)が活躍した街としても有名です。

 スペインの魅力は、一言でいえば、イスラム教とキリスト教が融合した街(教会)ということだと思います。 

 トレドも西暦711年にイスラム王朝である後ウマイヤ朝にキリスト教国である西ゴート王国が征服され、1,085年にはキリスト教国であるカスティーリャ王国に再征服(レコンキスタというそうです。)されています。

 観光客の関心はなんと言っても「トレド大聖堂」ですが、スペイン独特の「ムデハル様式」といわれるイスラム教とキリスト教が融合した様式の建物としては、サント・トメ教会です。

 絵画に興味ある方には、エル・グレコの「聖衣剥奪」「十二使徒」があるトレド大聖堂(1,226年建築開始、1,493年完成)、「オルガス伯の埋葬」があるサント・トメ教会とも関心があると思います。

 ということでスペインの古都、トレドのレポートをしていますが、バカに詳しいな?もちろん、調べて書いていますが、実は昨日(9日)、スペインから帰ってきました。

 それにしても暑かったな!!!旅のレポートは、後ほどホームページで紹介したいと思います。

 今日はスペイン、トレドからのレポートでした。

 


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