mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅(旅行7日目、アルバナシ村からタルノボに戻る)

2016年12月03日 | 旅行記
 先日は、アルバナシ村の「聖誕教会」の内部が素晴らしい、ということまでをレポートしましたが、今日は、その後にあった驚きから申し上げます。

 <聖誕教会の聖歌隊の皆さん>


 その驚きとは、教会の中で行われたコーラスの演奏でした。
 楽器の演奏がないコーラスですが、あまりの美声に「涙が止まらなかった」とか「鳥肌が立った」という声があがったほどでした。
 コーラスが終わりますと、皆さん、その余韻に浸っていて寡黙になっていました。
 この素晴らしい歌声を披露したのは、修道士ではなく、聖歌隊だということが分かりましたが、私たちがここを去るときには、整列して見送ってくれました。

 こうして、聖誕教会を後にしたのですが、その印象があまりに強かったものですから、次の訪問先の「コンスタンツァリエフ・ハウス」のことを忘れそうです。
 コンスタンツァリエフ・ハウスは、聖誕教会から歩いて5~6分の距離にあり、オスマン朝ヴェリコ・タルノボ総督の親戚で、アルバナシで最も美しいといわれる女性の旧家だそうでです。

 <コンスタンツァリエフ・ハウス>


 <コンスタンツァリエフ・ハウスの中>


 <同じく>


 この家の2階のリビングルームには、トルコとブルガリアの生活や伝統文化を感じさせるソファや織物がありました。
 この家には、時間にして約20分ぐらいの滞在でしたが、豪邸の一端を垣間見ることができました。
 村の見どころとしては、この二つ以外に聖二コラ修道院などがありますが、これ以外を見学する時間がありませんでした。
 しかし、短時間ですが、村の散策をしながら穏やかで美しい光景を見ることができました。

 <アルバナシ村の風景>


 <犬が案内役?>


 この後はヴェリコ・タルノボ市内に戻って「サモヴォドスカタ・チャルシャ」という職人通りの自由行動がまっていました。
 サモヴォドスカタ・チャルシャのチャシャルは、「市場」という意味だそうで、この通りには、金属加工、陶器、織物、革製品、木彫り、絵画などの小さな店が軒を連ねていました。

 <職人通り>


 <職人通りの雑貨店>


 <陶器の店>


 アルバナシ村から帰ってきてヴェリコ・タルノボのどこでバスを降りたのか分かりませんでしたので、自由行動になってホテルに帰ることができるのか不安でしたが、心配は無用でした。
 歩き始めた職人街を進んでいきますと、ホテルのそばに着く、ということでした。

 ところで、通りの店の中で、特に人気があったのがバラの香りがする石鹸、化粧品などを扱っている店で、「あっ」という間にクリームが店の棚から消えてしまいました。
 もちろん、私たちのメンバーが買い占めたのですが…どこかの国の爆買みたいですね。

 <バラ製品の店のポスター>


 ヴェリコ・タルノボの春のバラ祭りを連想させるポスターです。もちろん、店の方に了解していただいて撮影しました。

 <同じ店の商品の棚>


 私たちも、皆さんがいなくなってから、この店でバラの香りがする品物を買いたいと思い、店に行ったのですが、クリームを希望していた数だけ買うことができませんでした。
 そのかわり、代替品を買うことができましたので、一安心です。
 次に、通りを戻って気になっていた絵画の店に向かいました。

 <購入した絵画にサインを>


 旅行の記念にいつも絵画を購入していますが、ここでも無事、サイン入りで購入することができました。

 この後は、ホテルではなく、市内のレストランで楽しい夕食です。
 メニューは、前菜が「鶏肉とセロリのチーズ包み」、メインの「牛肉の春巻き風雨包み」などですが、赤ワインをいただきながら美味しくいただくことができました。
 明日は、ドナウ川を渡ってルーマニアに入国です。

 以上で、本日のレポートを終了します。またお会いしましょう!