mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ルーマニアのピエルタン

2016年12月25日 | 旅行記
 ブログの記事を再開しました。
 最近、年賀状の作成に時間を使ってしまい、ブログの記事まで手が回りませんでした。
 
 今日は、旅行10日目にシギショアラから訪問した世界遺産「ピエルタンの要塞教会」についてお伝えします。
 シギショアラからピエルタンまでは南西に30㎞弱ですが、その間に「これは!」といった光景は見えなかったのですが、旅の徒然にバスから見えた光景をご覧ください。

 <シギショアラからピエルタンに向かう途中で>


 <同じく道路工事>


<ピエルタンの要塞教会直前の景色>


 こうして、ピエルタンの要塞教会に到着したのですが、「LIBRARIE・BOOK・SHOP」という看板がかかっている建物の階段を上って要塞教会に着きました。

 <ブックショップという表示の建物>


 <建物の階段>


 ブックショップから要塞教会に入る?そうなんです。ホテルを11時に出発して12時すぎに到着しましたが、階段を上ると、秋の黄金色に染まった教会の庭にでました。

 <要塞教会を染める黄葉>


 <黄葉の美しさに感動!>


 これでは、世界遺産の要塞教会の見学ではなく、黄葉見学だ!ということになりますが、後ほど、教会の方も出てきますのでご安心を!
 続いて、大きすぎてカメラに収めきれなかった教会の建物と赤い屋根が連なるピエルタンの街並みをご覧ください。

 <教会の建物の一部>


 <ピエルタンの街並み>


 私たちは、裏側から教会に入ったようで、落ち葉が舞い落ちる通路を左に回りながら教会の建物と外側に広がるピエルタンの街並みを見学しました。
 左側を進んでいきますと、人がゆったり歩ける大きな通路や見張り塔のような三角形の屋根がついた建物が視界に入ってきました。

 <広場のようなな正面通路>


 <正面から見えた街並み>


 このような要塞教会は、この地域にいくつもある、ということですが、壁が3重になっているのは、ここだけだそうです。
 周囲を分厚い壁で囲んだ理由は、オスマン朝の襲撃に備えるためだったそうです。

 ところで、見張り塔のような建物は、正面から見ますと、左右に二つあり、奥の見張り塔には、何かを語っている修道女の人形が置かれていました。
 奥の見張り塔というのは、教会を正面から見て左側になりますが、要塞教会の全体が分かる写真を後ほど掲載したいと思います。

 また、この奥の見張り塔には、建物の外側に木造の階段が設置されていましたが、好奇心旺盛な小生は、この階段に上ってピエルタンの街を眺めました。

 <見張り塔からの街並み>


 <同じく>


 この後は、教会の中に入って見学しました。幸い、この教会は撮影禁止ではありませんでした。

 <教会の正面>


 <キリスト像>


 <パイプオルガン>


 教会内部の正面には、縦長の窓とキリストなどが描かれた彫刻の楯(イコノシスタス?)が置かれていました。また、反対側にはパイプオルガンがありました。
 滞在時間が約10分という短いものでしたが、静かで厳かな空間が広がっていました。

 この後、教会の中を出ますと、教会の外側にはトンネルような空間や、のぞき窓、さらに時計がついている見張り塔のような建物(裏側にある3つ目の塔)などを見学して、昼食をいただくために教会近くのレストランに向かいました。

 <トンネンル>


 <のぞき窓>


 ところで、細長い建物を勝手に「見張り塔」と書きましたが、このような細長い建物が5つはあったのです。
 さて、昼食のレストランですが、その様子は、要塞教会の全景とともに次回レポートしたいと思います。

 本日は、これにて失礼します。