mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

鰺の干物の作り方

2011年02月20日 | 食・レシピ

 小生は、ツリが趣味ではありませんが、食べ物として魚は肉より好きで、ほとんど毎日、魚をいただいています。

 その魚の食べ方ですが、刺身は小生も大好きでマグロを食べたいのですが高いですね。   

 高くなった原因は、日本人が食べすぎ?ばかりではなく、世界的な寿司ブームで欧米や中国の方々がパクパク食べ出したからではないでしょうか?

 小生などは、いつも鰹を食べていますが、トロ鰹という刺身はいけますよ。

 こんなことを話していますと、刺身談義になってしまいますが、「刺身以外では、」というより毎日のように食べている魚は、干物なんです。

 アジ、ほっけ、サンマなどですが、イワシも干物をいただいています。みな青身魚といわれるもので美味しい上に安い!のですから言うことがありません。

 そんな中で今日は、自分で作るアジの干物についてお伝えします。

 なぜかと言いますと、干物を買ってくるよりはるかに絶品だからです。皆さんも是非作ってみてください。癖になる美味しさですよ。

 先ず、準備するものですが、小生は、かみさんと二人暮らしなもので釣りの趣味もないものですから、スーパーで新鮮な鰺(刺身用などと表示されているものがいいですね。)2匹を買ってきます。

1 鰺(刺身用でなくとも十分OKです)2匹

2 塩水(水1リットル(1000CC)に塩(ミネラルが豊富な海水で作った塩が良いですね)30~40グラム(大さじ3~4杯程度)・・・この分量で鯵5匹くらいまでOKです。

3 お好みで酒(10CC~)やみりん、化学調味料などを入れても良いようですが、小生は入れてません。次回はお酒だけは入れようかな?

4 作業手順

①大きめのボールなどの入れ物に分量の水と塩(酒など})を入れて、塩が水に溶け込むまでかき混ぜます。

②アジを捌く・・・腹開きと背開きがあるようですが、腹開きでやっています。魚を腹の肛門(見るとすぐわかります)からエラの方向へ出刃包丁を引いていき、内臓を掻き出して水洗いします。その後、魚の腹側を上向きにして皮一枚残すように腹から口方向に包丁を入れます。

 そして、魚の向きを変えてエラの付け根から尻尾の方向に中骨に沿って切り裂いていきます。

 その後、エラや内臓を取り出して「出来上がり!」となりますが、そんな難しい捌き方などできない!そうなんです。でも、刺身ではありませんから、中骨に肉が残っても食べられます。安心して作業をしてみてください。

 それにしても、難しい作業だと思うかも知れません。小生などは、単に腹全体に包丁を入れて強引に開いています。それから水洗いをして、内臓などを取り除いています。口の辺りが切れていないものですから、上手く開かないのですが、それでも後から包丁を入れてなんとかなっています。

③次は先ほどの手順で作った塩水に捌いたアジをつけ込んでいきます。問題はつける時間ですが、1時間くらいが良いとされていますが、小生の場合は、塩水の塩分濃度が薄いようで1時間30分から2時間くらいにしています。このように塩加減と時間は密接に関係していますので、どういう割合や時間がよいのか、ご自分で体験して工夫してみてください。

 でも、塩が薄い、濃いなど失敗作かな?と思えるものでも、先ほど申し上げた分量で作ったものであれば食べてビックリの美味しさですから心配はいりません。

P2200143

 さて、次はこれを干す作業です。

 小生の場合ベランダに物干しがありますので、そこに専用の籠を吊して干している、といいたいのですが、かみさんから「これはミカンやユズを干すもので、魚は臭いがうつるので遠慮しろ!」と言われてますので、洗濯ばさみでぶら下げています。

 夏場で4~5時間、冬場で一日、風通しの良い天気の良い日に日向で干すのが最奥なのですが、マンション住まいの方は、近所に臭いが漂わないか心配かもしれません。

 猫やカラスなどにも気をつけたいものです。

P2200146 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする