裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

街角のテロリスト

2009年07月25日 08時32分11秒 | Weblog
ヘッドホンをフルボリュームにして、サングラスをかけた自転車のワカモノが、携帯メールを見つつ、交差点で信号待ちをしてました。
その前輪がですね、かなり車道に飛び出してて、その鼻先すれすれを車が行き交ってるのです。
ドライバーたちにとってもハラハラものだろうし、危なっかしくてしょうがないんだけど、ワカモノは手元の小さな画面に夢中。
(このワカモノがこっぴどく痛い目に遭う場面を目撃したいものだ)と、悪い考えがチラと頭をかすめてしまうのも致し方ないところ。
自殺志願者と呼んでさしつかえないんじゃないかな、この手の人種って。
・・・と思ってたら、歩行者信号が青に変わり、チャリが走りだす。
それにしても、このワカモノのチャリがですね、狂ったような猛スピード。
気がつくと、その前カゴに長大な雨傘が差し込んである。
その先が左のほうに半分ほども飛び出してて、これもまた危ないことこの上ない。
案の定、前を往く歩行者たちの尻やひざをなで切りにしつつ、疾走する格好になる。
傍若無人・・・というより、これはもはや「通り魔」か「辻斬り」のたぐいです。
テロリストと言いきってもいい。
事件のにおいをかぎつけた正義の師範は、マイチャリ・碧天号で追跡を開始。
すると直後、ガチャガチャガチャン、と大音響を立てて、道端の置きチャリが将棋倒しになる。
辻斬り氏の傘の先がチャリ置き場の端の一台に当たり、カタストロフィが発生したわけです。
あ~あ。
ヤツもようやくすごすごとチャリを降り、倒れたチャリの隊列を直しはじめる。
えへらえへらと薄ら笑みを浮かべつつ、ヘッドホンはいまだフルボリューム。
反省してんのかなあ?
いつかひどい目に遭うよ、きみ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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