裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

ライブ in シモキタ

2007年12月03日 10時22分25秒 | Weblog
シモキタっていっても、下北半島じゃないよ。
下北沢。
新しい会員さんである花下さんは、シンガーソングライティングしてライヴまでこなしてしまう女の子。
彼女が、さまざまバンド入り乱れ形式なロックフェス(大げさ)の大トリをかざるというので、このワカモノの街まで出かけてみました。
ライブハウスは久しぶり。
マックのポテト片手に防音ドアを開けると、音の洪水です。
薄闇のハウス内は、立錐の余地もない、まさに熱気のうず。
人波をかき分けかき分け、舞台ソデの好位置(アンプの目の前)を確保します。
そのとき演奏してたバンドは、ケレン味全開のファンク系タテノリバンド。
ブギウギか、スカのようでもある。
ものすごいテクニックで、見せ場満載。
この後を継ぐ花下さん率いるバンド「おんなみち」、大丈夫なのか?
親心にも似た気分でドキドキします。
熱狂の中、このハイクオリティバンドが引き下がり、いよいよわれらが「おんなみち」登場。
これがたまらん雰囲気を醸し出してます。
タテノリから、いきなりのギアチェンジでふんわりした横ノリへ。
曲調は和POPSで、ときにクラッシュのリズムを織り交ぜながらワルツな雰囲気もあり、低音域でリアルな女の恋の辛辣を聞かせつつ、高音のリフレインへ。
ほんわかとした空気感とエッジの効いた情念が混在してます。
なのに声音はあくまでナチュラル。
それになんといっても、ヴォーカル・花下さんのMCが秀逸です。
演奏前に「わー、こまったよう」、一曲終わると「ふう、緊張したねえ」、歌詞につまずくと「えっと、なんだっけ」。
応援したくなってしまう・・・
最後は彼女の会社の社長がドラムをぶち(彼女自身もトリシマリヤクなのだが)、ソ連製のなぞの電磁楽器・テルミンまで出動させての盛大なジャム。
燃えた、というより、たのしいたのしいライヴでした。
ファン会員にならねば。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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