修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

御調八幡宮から仏通寺まで中国自然歩道を歩く山行

2015-09-17 23:32:27 | 山歩き
9月15日(火)

 秋めいた天気の日々、少し長い距離を歩いてみたくなり、最後に訪ねたのがもう十数年前で道中の様子などもすっかり忘却の彼方となってしまった三原市北部の竜王山と大峰山の山域を歩く気になった。急な話ではあったが、仁王さん夫妻に声を掛けると同道出来るというので、峰々に寄りながら御調八幡宮から仏通寺までの中国自然歩道の完全踏破をも目指すことととした。案内図によれば、この由緒ある社寺を結ぶ自然歩道の総延長距離は11.6㎞あるという。

山行のスタートは御調八幡宮


途中の八幡峠を挟んで長い階段路が延々と続く。この道中はかなりの忍耐力を要する。


竜王山の山頂近くにある御調八幡宮の奥ノ院に当たる貴船神社に寄ってみた。暫く人の手が加わっていないような荒れようであった。


今は立入禁止の鉄塔の展望台が残る竜王山の山頂。一等三角点が建つ。


竜王山々頂から少し下ったところにある東屋から三原沖の瀬戸内が眺望出来た。この日のルートは概して眺望に恵まれないので、ここは貴重な展望所である。


県道東城線が通る八坂峠に出た。


八坂峠にある大峰山・仏通寺方面への入口


まだまだ遠くに見える大峰山の稜線を仰ぎながら中国自然歩道を西に進み行く。


八坂峠から1時間25分を要して大峰山の山頂に到着。修験道の山というが、樹木に囲まれた山頂で眺望は一切得られなかった。


大峰山から仏通寺へは3.5㎞ほど距離であったが、この区間の中国自然歩道だけは荒れていた。瓦礫に埋もれた自然歩道を歩くよりも、ほぼ平行して走っている馬瀬林道を歩く方が今は楽なようであった。


自然歩道よりは歩き易い馬瀬林道も決して良く管理されている訳ではないが・・・・。


この日のゴールの曼珠沙華咲く仏通寺。御調八幡宮から6時間半の時間を要した。


この日の軌跡です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする