１０月７日（火）
台風一過の好天に恵まれたこの日、「おおの自然観察の森」から大野権現山（６９９．５ｍ）からおむすび岩をのんびりと歩いて一日を楽しみました。１０月の「おおの自然観察の森」といえば、ベニマンサクの紅葉と花なのでしょうが、その最盛期まではまだ２週間ほど待たなくてならないようです。とは言え、この日ベニマンサク湖畔のその樹々を観察すると、確実に紅葉が進んでおり、その枝には自然観察センターの方も今年初見という花が咲き始めていました。里に下って来る秋の足音がすぐそこに聞こえるようでした。
【写真↓】色付き始めた「おおの自然観察の森」のベニマンサク
【写真↓】随分と色付いたベニマンサクの枝
【写真↓】この日初めて咲いたベニマンサクの花
【写真↓】小指の先ほどの小さなベニマンサクの花。紅葉と共に花を開くという。
【写真↓】大野権現山の山頂から佐伯の町を俯瞰する。後背には大峰山、阿弥陀山、東郷山が並ぶ。
【写真↓】おむすび岩から大野瀬戸、宮島を望む
【地図↓】この日の軌跡
１０月４日（土）
例年よりもやや遅れ気味に石鎚山の山頂部の紅葉が見頃を迎えたとの情報を受けて土小屋から登ってきました。ただ南海上から日本列島を窺っている台風１８号の影響かどうか、石鎚山の山頂部は我々が山上にある間はほぼ濃いガスに包まれていました。それでも山の神の慈悲か、時にガスが空けて始まったばかりの山の紅葉の一端を垣間見せてくれました。ガスの中から現れた、今年の石鎚山々頂の紅葉の様子を写真でご覧に入れます。
【写真↓】石鎚山東稜の矢筈岩辺りのガスが開け始めたようです。
【写真↓】石鎚山北壁の紅葉も進んでいます。
【写真↓】厚い雲海から浮かび上がっているのは瓶ヶ森の山頂部です。
【写真↓】石鎚山最高峰の天狗岳は錦の衣を纏っています。
【写真↓】石鎚山南壁のツツジの紅葉も見事です。
【写真↓】吹き上がるガスが南尖峰の岩壁を駆け上がっています。
【地図↓】この日の軌跡
９月２８日（日）
山の会の例会山行に参加して湯来の石ヶ谷峡から岩淵山、感応山を経て湯ノ山温泉まで縦走してきました。序盤に石ヶ谷峡からの厳しい岩場の上りが控えており、これに対処するのがこのルート踏破の核心と言っても過言ではないようでした。岩場を過ぎると、後は馬の背の岩尾根を除きアップダウンはかなりあるもののほぼ笹の下生えの尾根の中に延びる踏み跡を歩くルートでした。それでも馬蹄形に湾曲した多くのピークを有するコースであるが故に、処々で多様な山の相や眺望を見ることが出来て、大変興味深い山行となりました。
【写真↓】先ずはこの峰の岩場を越える試練が待っていました。
【写真↓】ここが岩場の核心部のようでした。
【写真↓】岩場も終盤を迎えて慎重にルートを辿るメンバー。
【写真↓】岩場の最上部辺りから湯ノ山温泉方向を見下ろす。
【写真↓】馬の背の岩尾根
【写真↓】縦走路途中から岩淵山（左）とニセ岩淵山（右）を望む。
【写真↓】美しい樹林の中に延びる踏み跡を行く。
【写真↓】ニセ岩淵山々頂から東郷山を望む。
【写真↓】感応山々頂は湯来の町や周辺の山々を望む絶好の展望台であった。
【写真↓】５時間余の山行を無事終えて湯ノ山明神社に無事下山。
【地図↓】この日の軌跡
