修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

鎌倉寺山で出会った花々

2021-05-28 06:27:18 | 山歩き

 季節の花との出会いを第一の目的として訪ねた鎌倉寺山でしたが、今年は概して花々の開花が早く、残念ながらちょっと遅きに失した花もありました。しかし出会った花々には、初夏に咲く花の颯爽とした気風を存分に感ずることが出来ました。〔5月26日(水)〕

↓ 鎌倉寺山の岩尾根に咲くヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)の紅は美しく、いつもながらに愛しさを感じてしまいました。

↓ 険しい岩場にしがみつくようにして咲くヤマツツジは一級の見ものです!

↓ 花崗岩の細い割れ目に根を下ろして花まで咲かせるその生命力には驚いてしまいます。

↓ 小ピークの猫の額ほどの頂上部にツルアリドウシ(アカネ科ツリアリドウシ属)の花を見付けました!

↓ ツルアリドウシの花は必ず2個セットで咲きます。花の基部にある子房は互いに合着しているとのことです!

↓ 日陰の岩壁に着生したマメヅタラン(ラン科マメヅタラン属)に出会えました。1センチメートルにも満たない小さな花です。

↓ まだ花弁を閉じたままの蕾も沢山見ることが出来ました!

↓ 険しい岩壁に着生して咲くマメヅタランをアップで捉えました。

↓ 険しくジメジメとした垂直の岩場にマメヅタランの群落がありました。足元が不安定でとても近づくことは出来ませんでした。

↓ 尾根筋の岩場の樹に白い花が咲いていました。カナメモチ(バラ科カナメモチ属)の花のようです。今まであまり気にしていなかった花でした。

↓ 鎌倉寺山南尾根の槍ヶ峰近くから権兵衛山と鎌倉寺山のピークを仰ぎました!

↓ 鎌倉寺山の山頂部のシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)はほぼ花期を終えていましたが、頭上を微かにピンクで彩る空気を感じてカメラを向けてみるとひと房の花を見付けることが出来ました。

↓ よく注意してシャクナゲの林を観察してみると、幾つかまだ咲き残った花が見付かりました!

↓ 「遅くまで咲き残っていてくれて有難う」とお礼を言いたくなる遅咲きの花でした!

↓ 東麓の牛岩の集落に下ると、棚田の周囲はウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛りでした!

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