千鳥別尺のヤマザクラを訪ねることを自重することとしたので、この日は今シーズン最後の桜紀行となりました。朝一番の美和の里から県道40号線を辿り北広島町移原の石橋正光屋敷跡を訪ねました。広島藩お抱えの名代の刀工の屋敷跡に見事なエドヒガンの古木があります。数ある芸北の一本桜の中でもいつも最初に開花してくれる樹で、訪れたこの日もちょうど満開の見頃となって迎えてくれました。〔4月20日(土)〕
↓ 移原の山裾にある史跡に咲く桜は、今年もたわわに花弁を付けて丁度満開の見頃の時を迎えていました。
↓ 朝日を浴びて白味がかったシルエットとなった満開の天頂部を棚田の下から仰ぎ見ました。
↓ 屋敷跡に入ってみると、エドヒガンの古木は移原の集落を見渡すように大きく枝を広げて咲き誇っていました。
↓ 大きく枝を広げて見事に咲いたエドヒガンですが、この樹は微かに枝垂れの要素をも有しています。
↓ 高く伸び上がった枝を下から見上げました。枝先が枝垂れている様子も確認できます。
↓ 広島藩の名刀工・石橋正光の屋敷跡を示す石柱が建っています。
↓ 撓わに花弁を付けた枝が勢い良く伸び上がっています。昨年に続き今年も上々の出来のようでした。
↓ 決して大きくはない花弁が沢山集まって枝に付いています。将に満開の瞬間です!
↓ この辺りは枝垂れの要素が強く出ているようです。枝垂れた枝が妖艶さを演出しているようです!
↓ 棚田の上の杉林に囲まれた静謐な史跡にエドヒガンの樹はあります。
↓ 遠目で見た天頂部です。ふさふさとした見事な咲き様でした!
↓ 移原の大きな自然に育まれて咲く古木です!
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