6月14日(火)
入梅して暫し、広島県の最高峰・恐羅漢山(1,346.4m)とその双耳峰の旧羅漢山(1,334m)を結ぶ稜線には初夏の名花が咲く季節となりました。その花々を訪ねて、梅雨の中休みのこの日その山稜を歩いてきました。
お目当ての第一はその咲いた姿が天女の舞いとも称されるオオヤマレンゲの花です。
例年はまだこの花の走りの時期なのですが、今年は開花が早かったことから、もう花期の最終盤を迎えていました。それでも、この天女の微笑みは美しいものです。
二つの峰を結ぶ縦走路には、通常この時期サラサドウダンがこぼれんばかりに咲き誇っているのですが、この花も今年は開花が早かったようで、この日はもう殆ど樹に残っていませんでした。
地面にはサラサドウダンの花弁が堆く積もっていました。今年のサラサドウダンの出来は素晴らしかったようです。
恐羅漢山の山頂
旧羅漢山の山頂
縦走路の旧羅漢山の直前に平太小屋原という老杉が鬱蒼と茂る湿地帯があります。
その湿地に毎年モリアオガエルが産卵します。
恐羅漢山の登山口辺りでは、ササユリが咲き始めていました。夏の訪れを感じさせてくれる花です。
この日のGPS軌跡です。
山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0614osorakanzan.html
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