中国地方に梅雨入り宣言のあった翌日の午後、前日からの雨が上がって晴れ間が見え始めた。休暇を貰っており、午後になって時間も自由になったので、松笠山(広島市東区)に散策がてら登ってみた。小田からの松笠観音参道を上り、観音寺で弘法大師のお加持水を戴いてから松笠山頂上(374.6m)へ。雨上がりで空気が澄んでおり、透明度の高い眺望が得られた。下山路は菰口憩の森に採り、中国自然歩道を矢口へ歩いた。雨露でズボンがかなり濡れた道であったが、観音寺上からの尾根道と菰口憩の森への下山道の脇にササユリが咲いていた。この松笠山の山域では決して数が多くはないので、大事にしなければならない花だ。今年も咲いてくれて有難うと言いたいところだ。
【写真上・下】松笠山の登山道に咲いていたササユリ。ユリ科ユリ属の花で、本州中部から九州に分布するという。
ここにはササユリが少ないようです。
あっても登山道脇には2-3株ですから大事にしたいものです。
このさわやかで清楚なヤマユリはいつまで見られるのでしょうか。
でも今日は白鳥山(東広島)に登ります。
8:25分には家をでます。
いいタイミングでした。
尾根筋の3株程はもう盛りをかなり過ぎていました。一本だけ花が首のところで折られていたのが残念でした。
憩の森からの登山路にも2株ほど見付けました。こちらは、登山道脇の繁みの中に咲いており、今が盛りという具合でした。
時間があれば、11日(日)にでも登ってみられてはいかがでしょうか!
その縦走路でヤマユリ(田舎ではササユリとは言わんかった)を見かけました。2株だけでした。
いつ見ても清楚で美しい。感動の一日になりました。
神話のロマンを感じながらの、白鳥山登山だったのではないでしょうか!
中国地方の山々では、やがて夏の花々が見られるようになりますね。