桜の特色の一つとして、高名な桜の名所ばかりではなく、津々浦々にある多くの小さなお堂や祠などにも樹が植えられ身近なところでその花を楽しめることが挙げらよう。わが住む住宅団地にも小さな薬師堂があり、そこに毎春桜の花が咲く。広島市街地の桜の花を楽しんだ帰路にそのお薬師さんに立ち寄ってみた。(4月6日)
住宅団地に隣接した岡の上に小さな薬師堂がぽつんと建つ
6~7分咲きの桜の樹の下に、これも小さいながらも鐘楼が建つ。
境内の一角に六地蔵さんを祀る祠もある。
岡の上から見渡す里は小雨に煙っていた。
雨に濡れた枝先にはまだ多くの蕾が混じっていた。
雨と霧に煙る里を俯瞰して咲く!
週末の好日には、地域の人々が弁当や飲み物を持参してお花見に訪れる。
満開になれば、岡の上は真綿で囲まれたような風情となる。
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