一週間前の7月15日(日)に二軒小屋から十方山林道を歩いて細見川渓畔林で着生ランのヒナチドリを見ることが出来ました。それに刺激を受けて他の着生ランを見ることが出来るかも知れないと、今回は吉和側から十方山林道を辿って細見川渓畔林を再訪しました。〔7月21日(土)〕
↓ 国道488号線から分岐する十方山林道の西端から歩いて入山しました。林道入口の通行止めの鍵は林道が荒れているとのことで町役場で借りることは出来ませんでした。
↓ 長い間車が通っていないようで林道には夏草が伸びてきていました。
↓ 深い山地ですが、頭上遥かの高みに送電線が張られています。
↓ 車で入山出来れば駐車場として利用出来る峠の広場も夏草に覆われていました。
↓ 林道入口から20分程で峠を通過しました。ここにも通行止めのロープが張られていました。
↓ 林道脇で見付けたタマゴダケ(テングダケ科テングダケ属)。食用のキノコで美味とのことです。
↓ 花の端境期でこんな小さな花も写真に納めてみました!
↓ 十方山林道途中の展望地から見た細見谷対岸の山並みです。
↓ 十方山林道の路傍を飾っていたハンカイソウ(キク科メタカラコウ属)。
↓ 峠から細見川渓畔林までは標高差200メートル程の「七曲り」と呼ばれるまがりくねった道を下って行きました。
↓ 林道からの細見谷分岐点には小さな岡の上に祠が祀られていました。
↓ 林道を下って行くと深かった細見川の谷が低くなってきました。
↓ 杉の植林地が切れて自然林の細見川渓畔林となり、苔生す古木があると着生ランはないかと観察しながら先に進んで行きました。
↓ 苔生す古木を舐めるように観察しますが、花はそんなに簡単に見付かるものではありません!
↓ ナツツバキ(ツバキ科ナツツバキ属、別名シャラノキ)の花の先の苔生す古木にも期待した花などはないようです!
↓ 細見川沿いを樹々を観察しながら進んで行きました。歩き始めて3時間程となりましたが、期待した花は一株も見付かっていません。「今日は坊主で帰宅か!?」との懸念が頭を掠めました。
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