備北の一本桜を巡る一日、先に庄原市高野を訪ねてから比婆の山を越えて同じく庄原市の東城を訪ねることにしました。東城に入って、先ずは小奴可の要害桜に立ち寄りました。名前の通りに亀山城という古城跡に樹齢500年程のエドヒガンザクラが立っています。樹形や白い花の色合いの美しい名木ですが、今年は開花が早かったこともあって、既に花弁の色合いがくすんできており、既にもうかなり散っている様子でした。〔4月8日(土)〕
↓ 亀山城二の丸跡への上り道の途中から満開の時を過ぎて散り始めた要害桜を眺めました。後背には白滝山(1,053m)が控えています。
↓ 城址のマウンドの上にしっかりと立つ要害桜です。散り始めたとは言え、房々と白い花が膨らむ樹形は絶妙です!
↓ 足元には菜の花、背後には猫山(1,195.5m)を従えて咲く要害桜です。
↓ 要害桜の立つマウンドの麓には小奴可の集落が広がります。
↓ 樹下の田圃越しに眺めた要害桜です。見る方角によって樹形は変わりますが、どの方向から見てもよく纏まった形です!
↓ やや疎らにはなっていましたが、白く小さな珠のような花弁が集積した姿は見事です!
↓ 二の丸跡のソメイヨシノの花園も見事に咲いていました。
↓ 青空に二の丸跡のソメイヨシノの花が映えていました。
↓ 二の丸跡から要害桜を眺めました。来年はもっとふさふさ感のある樹形を眺めたいものです!