徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

2011年初辛口について/アジアカップ・ヨルダン戦

2011-01-10 00:31:17 | Sports/Football
以前、某格闘家に話を伺ったとき、彼は「私たちはNGができない勝負の世界に生きているんです!」と凄みを利かせて言い放った。彼は自分の生きる世界を「真剣勝負」の世界だとアピールしたわけだ。
生死の問題になりかねないリングの上で、身体を張って生きる当事者にとってはそれは確かなのだが、もう一方で興行の世界では「見せる」という所作、そして、いくら何でも一発勝負の殺し合いではないのだから「継続」の思考(演出)が必要となる。一発勝負で完全燃焼してしまうのはアマとしか思えない。
今回勝てなくとも、負けないのがプロだろう。どんなに苦しもうと修整しながら最終的に勝てばいいのである。

格闘技興行の世界はある意味エンドレスで複雑怪奇な世界だが、サッカー(タイトル)にはゴール(優勝)がある。
セルジオさんが「これで予選突破は難しくなった」とツイートするのは、上記の格闘家と同じ種類の、営業トークの類だとは思うが、また一喜一憂に一喜一憂する四年が始まったと実感した。

オカはやっぱり素晴らしかった。

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