goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

忘年

2006-12-27 06:10:14 | Works
夕方から高円寺で書籍企画の打ち合わせ。さて時間があるようでないような。

夜は三軒茶屋へ。エレックレコードの忘年会にちと遅れて参加。久々に湯田さんと合流し挨拶。居酒屋の座敷がぎゅうぎゅうになるくらいの参加者で(まあその方が忘年会のライブ感があるんだが)、VAP軍団の方々の席に無理やり入らせていただき呑む。ロックオン状態で身動きが取れないまま、次から次と運ばれてくる宴会料理を喰らう。萩原社長、七田さんをはじめ新旧エレックのお歴々が勢ぞろいしている中、カメカメ合唱団、ニッポン放送の亀渕さんもいらしていた。酒が入っているとは言え、さすがDJ、挨拶が上手い。今年は特にネタが豊富だもんなあ…。
22時前に散会。今日はいい感じ。

シブタク

2006-12-21 20:44:21 | Works
宮益坂の渋谷卓球倶楽部を取材。天井は低いが卓球台が15台並んだスペースはかなり広々とした印象。撮影用にラケットとボールをお借りして入江とラリー。あーやっぱり卓球はいいわ~。

取材帰りにネタ用のリラクゼーショングッズ等を物色。

青島幸男、岸田今日子、ナカス的に取材してみたかった方々が次々と亡くなられた。まあショックと言えば世代的に近い、カンニングの中島の方がショックなのだけれども。

『the acid test』、ry cooder『blue city』、『guitar workshop special b.b.king & sons live』購入。

LIVING CAFE

2006-12-21 20:16:39 | Works
表参道ヒルズで昨日から再オープンしたPIONEER LIVING CAFEを取材。プラズマテレビ “ピュア”ビジョンでホームシアター体験ができるスポット。
画像が暗めなのは、これがテレビを観る環境に一番相応しい明るさなのだという。また表参道ヒルズには意外と座れる場所が少ないそうで、期間限定ながら人気になるかも。来月19日までの予定が21日まで延長。

新橋

2006-12-18 03:23:45 | Works
夕方、新橋でR25の忘年会に顔を出す。
今年のゲストはブラザーコーン&男女ユニット(名前忘れた)。コーンさんのプロデュースでR25世代のデュエットソングを作るそうです。相変わらずやり手だなあ……。2時間ほどビール。
日曜日だってのにずいぶん電車が混んでいた。さすがに年末だね。

そういや今年の12月8日はジョンを聴かなかったな。

charlie parker『bird/the savoy recordings』、peter green『in the skies』、kenzi『solo working-twenty anniversary-』、矢野顕子『home musicⅡ』『super folk song』購入。

歴史

2006-12-07 23:59:11 | Works
御茶ノ水の日本サッカーミュージアムの取材。
2002年の共催提案書等から宮本のマスクなど歴史的資料多数。画像はジョホールバルで岡野がスタンドに投げ込んだユニフォーム。受け取ったレッズサポが岡野本人にサインをもらい、ミュージアムに寄贈したものだという。漢だねー。

打ち合わせ

2006-12-01 22:19:42 | Works
音羽で打ち合わせ。んーしんどい。

来週取材予定の足立正生監督の『幽閉者テロリスト』を観直す。週末のうちに入手しなきゃならない本と読まなきゃならない本と資料がたまっている。いよいよ年末進行。

va『demon blues』購入。

2006-11-30 23:48:51 | Works
午前中から夕方にかけて企画作業。夕方から渋谷で打ち合わせ。

イーター編集部・地引雄一『ムービーパンク』(テレグラフファクトリー)、arthur big boy crudup『give me a 32-30』、koko taylor『i got what it takes』、etta james『deep in the night』、albert king『truckload of lovin』、sleepy john estes『broke and hungry』『electric sleep』、b.b.king『live in cook county jail』『there is always one more time』、rufus featuring chaka khan『rufusized』『ask rufus』、rufus & chaka『masterjam』、『sgt peppers lonely hearts club band』購入。

マドンナ級

2006-11-29 21:41:14 | Works
ということで、一旦部屋に帰りちょっと作業。
午後から八重洲へ向かい、シエスパに近日導入される予定のパワープレートを輸入代理店のPRスペースで撮影。これ、もともと宇宙飛行士やアスリート向けに開発されたものなのだそうで、「マドンナが即買いした」というのがキャッチフレーズらしいボディーケアマシン(野暮と知りつつ聞いた値段は、やはりマドンナ級)。
シエスパで体験できるわけもないし(叩き出されるわ)、たぶん、これを逃したら縁がないので少々体験させていただいた。ロデオ系のマシンがほんっとに玩具に思えてくる。

女の園

2006-11-29 21:28:59 | Works
午前中から渋谷にある女性専用の天然温泉施設シエスパを取材用に見学。11時のオープン前に駆け足で見させていただいた。お客さんも女性なら、スタッフも完全に女性で完全に女の園。全施設、アロマの香り。リラクゼーションに括られるものは、何もかもぎゅーっと詰まっている感じで、男としてはちょっと息苦しいぐらいだ。でも惜しみなく自己投資できるタイプの女性ならば楽園なのかもね。オープン前からお客さんが並ぶ心理もわからないでもない(実際見学を終えて外に出てみたらお客さんが並んでいた)。
何となくスタッフの皆さんもさすがに女子校ノリな印象か。

探偵

2006-11-28 04:55:30 | Works
六本木へ移動。18時から芋洗い坂にある探偵バー「ANSWER」の取材。スタッフ全員が実際に探偵で、バーテンダーという本当の「探偵のバー」。
店長の三沢さんの前職は雑誌記者ということで、とても話が上手い。彼の話を聞いていると、探偵という仕事が会話術や心理マネージメント的な側面が重要なことがよくわかる。またバーの中にある個室の片隅には工藤ちゃん(もちろん松田優作だ)のフィギュアが置かれていたりして、そんな「遊び心」的な部分があるから、本当にバーを作るなんてアイデアが飛び出してくるんだろう。確かに探偵、そしてバーは魅力的な職業ではある。「人間関係」を生業にしていると共通点がある。そういう意味ではやはり記者や編集者は探偵に向いてるかもね。

何とかLBの方にも登場していただければと、こちらの方もご挨拶しておいた。

水タバコ

2006-11-25 19:24:31 | Works
金曜日は午後イチで東京に戻ってきてアポ取り作業など。
夕方から下北沢の「shisha」で水タバコを取材。タバコと言ってもニコチンはほとんどなく、フルーティーな匂いや香りを楽しむものらしい。男性のスタッフの方に聞くと、お客さんの半数はタバコを吸わない人で、彼自身もタバコは吸わないのだという。吸い口もカラフルなshisha(水タバコ)の器具も、マニアックな文系男子のココロを揺さぶる。本体は小さいもので8000円かららしい。
これ冬の晴れた日に、外でひなたぼっこでもしながらやってると気持ち良さげ。買ってみようかなあ。

取材後、下北沢で白木、大甲君と酒。高円寺へ移動し、中央線の始発から東京-高尾間を2往復ほどする。高尾駅で出発待ちのとき、電車のドアを開けっ放しにしていたので、寒くて凍死するかと思った。

アポ

2006-11-22 19:45:05 | Works
LB1月号の作業も何とか終わり、2月号に取り掛かる……その前に原稿1本。次の〆切まで時間があまりないので、直接アポ取りのために下北沢へ向かい、取材の了解を得る。ここのところ座りっぱなしの引き篭もり状態だったので、足が異常に疲れた。久々にこむら返りになりそ。ということで明日はシンキングタイムにして、残りのアポは全部金曜にする(絶対する…たぶん)。

bukka white『mississippi blues』、grateful dead『the arista years』、terumasa hino『blues truck』購入。

ZEN

2006-11-11 01:07:52 | Works
野球体育博物館が楽しかったので、予定時間をオーバーしてしまった。急いでタクシーに乗って麻布観音の「曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺」に向かう。何とか時間ぴったりに到着。週に一回行なわれる座禅会の取材。実際の座禅会は毎週月曜日に行なわれるので、今回はオレと入江がモデルになって(後姿)イメージカット。
せっかくなのでとイメケン僧侶の方に頼んで入江に警策を打って頂いたのだけれども、取材用とは言え、どうも緩い。「ちなみに本気でやるとどんな感じですか?」と訊いて、試しに座布団を打って頂いたのだけれども、どう考えても三倍は強い勢いで打っていた……本物だ。こちらもいい経験になった。

ちなみに長谷寺にはエノケンや坂本九の墓石があり、小堺一機のお父さんが持ち帰った南極の石があるという、麻布らしいお寺である。

santana「milagro」、elmore james「the sky is crying~the legendary fire/enjoy sessions」、「chess pieces~the very best of chess」、earl hooker「blue guitar~the chief/age/u.s.a. sessions1960-1963」、nina simone「sings the blues」、fela kuti and the africa'70「na poi」「shuffering and shmiling/perambulator」購入

野球の懐

2006-11-11 00:38:28 | Works
午前中は、ちと作業とメール返信。午後から取材。

まずはKONAMI CUP アジアシリーズ 2006の初戦当日の東京ドームへ向かう。といっても今日はゲームの取材ではなくて、21番ゲート付近にある野球体育博物館の取材。毎年の野球殿堂入りのニュースで有名な、昭和34年に開館した老舗博物館。東京ドームに併設されているけれども、あくまでも財団の運営。

で、これは油断してました……先生、野球がしたいです。
王ジャパンのWBC、プロ野球の展示に始まり、野球の歴史、アマ野球の現在、そしてレリーフの並ぶ野球殿堂、さらにコアな野球ファンは野球版国会図書館とも言える資料室で野球関連書籍、雑誌を見るのもいい。これが、野球ファンだった記憶が四半世紀ほどない、オレにもものすごく面白かったのだ。
「漫画で見ていた」王さんが打法を開眼したあの日本刀があった。「オレも遊んだ」消える魔球の野球盤があった。「中継で熱くなった」WBCコーナーのスパイクの裏には、ペトコ・パークで行なわれた決勝戦後の表彰式で舞ったあの紙ふぶきがまだくっついていた。「写真で見た」ベーブ・ルースのあのジャンパーがそのままある。いやーやっぱり野球ってすごいわ、歴史あるわ、懐深いわ……と思いながら、取材担当のAさんの話を聞いていた。さらに、日本刀があるなら、応援団のトランペットがあってもいいじゃないか。数多あるであろう、プロ野球の、社会人の、学生野球の応援歌の歴史があってもいい。野球盤がオッケーなら、水島先生の野球漫画コーナーがあってもいいじゃないか。と、いろいろと想像してしまった。できることはいくらでもあるよね。それらが全部混在するのもスポーツ文化だ。ま、現状でも展示物は十分楽しいのだけれども。
館内撮影自由(個人使用限定)なのも、何だか嬉しかった。「子どもが展示物の前で記念写真を撮ることで記憶に残る」ということらしいのだけれども、どこへ行っても、何をしてもライセンス、ライセンスの世知辛い世の中で(例えばコレ)、これは素晴らしく、良い判断だと思う。

ただひとつ残念なことがある。野球体育博物館には維持会員という支援システムがある。会員は入口横に名前が記載されているのだけれども、個人会員があまりにも少ないのだ。驚いたことにプロ野球選手OBの名前も少ない。年会費(個人会員)1万円だ。1ヶ月にしてもたったの1000円以下だよ。張本勲さんの名前の横に自分の名前があったら誇らしいじゃないか。元ニッポン放送の深沢弘さんの横に自分の名前があったら嬉しいじゃないか。スポーツ文化ってそういうもんじゃないの。

自分が「そこ」にいたことを再確認することで、人は「それ」をもっと愛する事ができる。特別野球ファンでもないオレでも「野球の記憶」はある。そしてその記憶の欠片は野球体育博物館の中にあった。野球ファンならば野球体育博物館の維持会員になった方がいい。以前取材した日本科学未来館「友の会」に入会するのと一緒に、こっちの維持会員にもなろうかな…。

と、取材後熱く野球を語った取材班の3人、ひとりはFC東京サポ、ひとりは清水エスパルスサポ、もうひとりはスポーツに興味のない男なのであった。

和カフェ

2006-10-27 21:35:57 | Works
昼に一度家へ帰り作業をして、酒がまだ残っていたので横になる。
夕方から目黒の東京都庭園美術館に併設されているCafe 茶洒 kanetanakaの取材・撮影。目黒通り沿いにあって、美術館を経由しなくても利用できるのが、まずいい(もちろん早い時間ならば観に行くべきだけれども)。幹線道路沿いなのに緑が深いので車が気にならない。さらに夜22時までやっている、と割合使い勝手もいい。テラスは厚手のテントで覆われていて、実際の広さ以上に広く感じられる。店内に入ると、柱は茶筅をイメージして竹で覆うデザインなどで、カフェといいつつ和の演出が所々に施されている。このへんはさすが金田中プロデュースか。LBのインタビュー取材でも使いたいぐらい、いい雰囲気です(まずアクセスがいいのがグーですよ)。
取材に応対していただいた厨房のチーフSさんを始め、厨房のスタッフ皆さんは金田中の板場で、懐石料理を修業されている方々ということで、この店で働くのもまた「修業の一環」ということらしい。Sさんの言葉のひとつひとつも何やらそんなプライドのようなものを感じたりした。ということで、まず腕は確か。料亭というと中々敷居の高い、クローズな印象もあるけれども、ここは金田中の間口を広げているんじゃないかな。料金も素材も、それなりという話だけれども、行って、観る(庭園美術館も)価値あり。掲載誌が出来上がったら改めて行ってみよっと。