goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

名曲列車

2007-04-15 21:16:40 | Works
金曜日。渋谷・百軒店街にある名曲喫茶ライオンの取材・撮影。
昭和元年オープンの老舗で、現在の建物は戦後に建てられたもの。それでも60年近く経っているので、とにかく雰囲気が素晴らしい。全盛期は昭和30年代のクラシックブームの頃。トイレや壁に残る落書きの数々が往時を偲ばせる。現在、地下と3階のフロアは消防法などのために使用されていないそうだが、それでも店内は結構広い。その広いフロアにびっしりと並ぶ座席は、わずかなボックス席を除いてすべて巨大なスピーカーに向かっている。その様は、まるで列車の中にいるような印象さえ受ける。貴重なスペースですな。画像は(C)湯川君。

2007-04-02 23:57:40 | Works
10時から南青山にある紅ミュージアムを取材・撮影。
日本で唯一「紅」を製造・販売しているという伊勢半本店のPRスポットなのだけれども、こじんまりとしつつ、カルチャーの香りのする空間。取材の応対をして頂いた担当のTさんに思わず言ってしまったけれども、なかなか羨ましい仕事だと思う。
それにしても「紅」って説明を聞けば聞くほど、母親や彼女や奥さん、娘さんに贈るにはぴったりな商品だね~。買わなかったけど。

ルネッサンス

2007-03-31 11:06:27 | Works
一旦家へ戻り、アポ等少々。

夕方から東芝EMIでベテランエンジニアの河田爲雄さんの取材。70年代から80年代にかけて、先日取材した草野浩二さんをアシストし、自らも多くの作品に関わった。90年代にはレコード会社のCD合同企画「ソングライタールネッサンス」に関わり、音蔵、Q盤などの流れを作られたスタッフのひとりである。団塊の世代で定年間近というお話だけれども、まだまだ現場感があるのは素晴らしいね。

税関

2007-03-31 10:51:17 | Works
テレコムセンター近くの合同庁舎にある東京税関のPRスポット「情報ひろば」の取材。これまで摘発されたワシントン条約で定められた輸入禁止動物の剥製や銃器、薬物の密輸テク(本をくり抜いたり、サーフボードの中に隠したり…)が展示されている、なかなか興味深いスポット。真面目な税関PRスポットであることは間違いないのだけれども、そこまでやるかというぐらい、命懸けで密輸する人たちの業も見えてくる。

皆さんも庁舎の真横にある大江戸温泉物語に行った際には寄ってみてもいいんではないだろうか。接点ないけど。

日本酒

2007-03-23 23:48:08 | Works
上野駅で入江と別れ、次の取材地・浜松町へ向かう。
アポの時間まで1時間ほどあったので喫茶店で校正、持ってきたPCで原稿。
浜松町駅から歩いて5分ほどの絶好のロケーションにある名酒センターの取材・撮影。ここは蔵元のコンサルタント業を営んでいる経営者であり、日本酒専門誌月刊『ビミーbimy』の編集長であるMさんが経営する日本酒の試飲ができるPRスポット。酒場と蔵元の斡旋所であり、一般にとっては150アイテムの日本酒が揃い、1杯(70ml)200円から試飲できる立ち呑みスポットである。ちなみにつまみは3種類のみ。
もともと週刊誌の記者だったというMさんのお話が面白かった。原稿には書けないが(内容の問題ではなく、スペースとテイストの問題です)、Mさんが日本酒の道に入るきっかけになったという「越の寒梅」の件などは、これならLB取材でも、というような内容だった。機会があれば是非。
ひと通り撮影も終わり、お礼を言おうと思ったら「試飲してみる?」。断る理由はあったのだけれども、ここまで来て呑まないわけにはいかないでしょう(悪ィ)ということで「日本酒に慣れていない若者に向いている日本酒」4つを選んで頂き、湯川君と試飲。水のような喉越しの爽やかさに、ちと驚く。(当たり前だけれども)全部が全部、吃驚するぐらい、明らかに違うんだな、これが。これ以上呑むとヤバい……ということで、こちらはまた日を改めて。専用おろし金がカワイイ、ヒマラヤロックソルト(天然粉砕岩塩)購入。これを舐めながら日本酒、がナカナカの人気らしい。

急いで帰ってLB5月号、最後の原稿を入稿。

『ゴジラ』のLDを何枚か購入。

科学博物館

2007-03-23 23:21:59 | Works
朝から原稿。ぎりぎりまで原稿。ぎりぎりなのでタクシーに乗って上野公園へ。こういうときは近場の取材だと助かる。
上野公園の国立科学博物館の取材……と言っても展示の取材ではなく、地球館屋上にあるパラソルガーデン、ハーブガーデンの取材・撮影。普段は閉じているパラソルが、人が近づくとセンサーが感知して開くと言う、いかにも科学博物館的なイベントなのだが、妙に懐かしさを感じるスポット。博物館の中では、あまりこういう形で屋上を利用している所は少ないと思うのだけれども、まるでデパートの屋上のようにのんびりした屋上。上野の山の上にあるので建物自体は低くても、すっきり晴れていれば富士山も筑波山も見えるという見晴らしのいいスポット(今日は靄がかかっていたので見えず)。良い天気の午前中にこういうところに来ると力が抜ける。
最後にミュージアムショップで販売されている国立科学博物館全面監修のフィギュアを撮影。海洋堂の仕事。さすがである。

バイク街の近くにあった店で中華料理。

ラジオ

2007-03-06 03:47:06 | Works
文化放送で大竹まことさんの取材。ここ数年はラジオでの仕事も増え(2005年には選挙特番も担当)、5月からは照美さんの後を引き継いで昼ワイドの帯を担当。
インタビューは春の番組のことも少々訊きつつ、メインは大竹さんのラジオ歴とラジオの魅力、可能性についてラジオ一般の話を駆け足で30分ほど。もう少し話訊きたかったな~。

大竹まこと少年ラジオ
大竹まことゴールデンラジオ

フォーク

2007-02-27 05:53:29 | Works
金曜日、エレックレコード社長の萩原克己さんと月刊スカパー編集長のNさんの対談。テーマは、“春一番コンサート”を始め、今春歌謡ポップスチャンネルで放送されるフォーク特集について。歌謡ポップスチャンネルの関係者の皆さんも参加して2時間ほど。送り手の顔が見えにくいスカパーの中では、とても“スタッフがやりたいことをやっている”感じがするチャンネルだ。
今日中には原稿をまとめる予定(…予定)。

アイドル

2007-02-22 23:58:23 | Works
午前中からお昼にかけて升味さんの原稿を修整して、LB4月号の作業もほぼ終了。今回はどの原稿もカットするのが惜しく(ここのところの流れならば、それぞれの方がひとり特集で登場していただいてもいい感じ)、かなり凝縮した内容でヴォリューム感アリです。ご協力者の皆様ありがとうございました。

夕方から今泉“スヌーピー”圭姫子さんの取材。今やベテランDJだけれども、オレらの世代ならば大貫憲章さんとのコンビで有名かな~。湯川れい子さんの流れを汲む偉大なるアイドルDJ&ライターである。30年近く第一線で喋り続けているんだから、それだけでも尊敬に値する。続けるってことは大事なのである。取材テーマとは違うこともっと訊きたかったなあ……それにしても立派な自宅スタジオだった。LBにも登場して頂きたい方である。

漣健児『60年代の60曲 ルーツ・シックスティーズ・シックスティーズ』、『ベスト・オブ・ファニア・オールスターズ』、あとパパ・ウェンバを少々購入。

仮眠

2007-02-17 21:27:13 | Works
10時から日本橋にあるKIZUカイロプラクティックの取材。ここにはNAPIAという仮眠スペースがある。今回の取材のメインはこちら。居眠り、うたた寝の類はビジネスマンにとってはネガティブな印象を抱く人が多いだろうけれども、NAPIAでは、ウィークデイの仕事中でも、午後3時までに30分程度の仮眠を取ることを推奨している。眠気を抑えてストレスを抱えながら仕事をするよりも、昼間に適度な睡眠を取る事でリフレッシュできるということらしい。
ま、要するにインド人に学べってことです(NAPIAではそんなことは主張してませんが)。
カイロプラクティックと併せればより効果的。歩いて5分ほどの本店には高気圧エアチェンバーシステム、別名ベッカムカプセルもあり。

取材後、入江、湯川君と昼飯。入江オメデタ。

回転レストラン

2007-02-17 20:35:05 | Works
金曜日。有楽町駅前にある回転展望レストラン「銀座スカイラウンジ」の取材。オープンは東京オリンピックの翌年ということで、創業42年経つという歴史あるレストランなのだけれども、一見して「昭和の香り」のするようなものはない。ガチンコのフレンチ・レストランである。取材に応対していただいたAさんやSさんに粘って訊いてみても「ない」という。ないはずである。改装したときにあれやこれやと処分してしまったそうなのだ。ん、まあそれでも充分なロケーションではあるのだけれども…。
しかし一番身近な「昭和」があった。そう、床(客席のみ)が回転しているのだ。しかも時々微妙なノッキングを起こしながら。交通会館は他のビルを見下ろすほど圧倒的に高いビルではない。ビル街に肩を並べる程度の高さだ。しかしこれがザ・東京。客席が約1時間に1周回転するという「イベント」も考えてみればザ・昭和。Sさんも言っておられたが、ビルの谷間でクルージングしているような気分になるのだ(だから乗り物に弱い人は「船酔い」するかもしれない)。
ちなみにこちらの回転盤は三菱製で、構造的には「砲台」と同じなのだという。軍ヲタにはたまりませんな。

ゆっくりと

2007-02-10 02:44:41 | Works
午前中、池尻の世田谷ものづくり学校(IID)の中にあるカフェ「GO SLOWゆっくりとカフェ」を取材・撮影。施設の隣には現在も使用されている小学校があって広い校庭で子供たちが体育のお時間。また道路を挟んで世田谷公園があったりして、時間がゆーっくり流れている。こんな金曜日のお昼前にカフェの取材をしていると、取材が終わったらこのままダラーっとしたくなる。
教室を改造したカフェの居心地もかなり良く、撮影用に頼んだカレーランチもグー。撮影もいい感じでまったり終わり、事務局に挨拶してから、帰り際にふと受付の壁に貼ってあるの入居者のネームプレートを見る。
「まだ空き教室があるね」
「入居しますか?」
「ちょっと考えてみるか…」
でも、オレらみたいなのが入ったら居心地良すぎて仕事しなくなるかもしれない。
都心で急かされながら、ケツを叩かれながら仕事するしかないね、ということで会話終了。
女子大の近くってのは魅力的なんだけどなァ……。

家に帰ると頼んでいた本がどかどか届く。

橘木俊詔・斎藤貴男・苅谷剛彦・佐藤俊樹『封印される不平等』(東洋経済新報社)、田中宇『辺境 世界激動の起爆点』(宝島社)『国際情勢の見えない動きが見える本』『国際情勢の事情通になれる本』(PHP文庫)、苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、苅谷剛彦・西研『考えあう技術』、大村はま・苅谷剛彦・夏子『教えることの復権』(ちくま新書)、保坂展人・岩瀬達哉・大川豊『官の錬金術』(WAVE出版)、西部謙司『スローフット なぜ人はサッカーを愛するのか』(双葉社)購入。

昭和浴場

2007-02-04 04:44:00 | Works
金曜日。中野にあるマジック温泉ランド昭和浴場の取材。所謂ひとつの、銭湯なのだけれどもタイミングが良ければ銭湯の料金だけでマジックが楽しめるというスポット。経営者で、プロのマジシャンであるタジマジックさんはいられる限りは番台にいるそうで(ご実家なのだ)、お話を聞く限り、基本的に都内の営業しか受けないそうだし、テレビ出演があっても店には必ず戻ってくるそうだし、見計らっていけば遭遇率は高いと思われる。この日も取材陣に加えて丁度2組のお客さんが待合室にいたのでタジマジックさんのマジックショースタート。トランプ、コインを使ったマジック(イリュージョン)を40分ほど。やはり間近で見るととても楽しい。
一応電話で確認して、お客さんが集まればマジックを披露してもらえるらしい(必ず女の子を連れて行きましょう)。
金曜日は深夜3時まで営業。これもすごいね。タジマジックさんの外見と年齢のギャップもすごいけど。
とはいえ、基本的に銭湯は銭湯なのでご近所の皆さんが羨ましいっす。オレも近所の銭湯へ行きたくなったよ。

図書館

2007-01-24 00:48:07 | Works
鶴巻町にある現代マンガ図書館を取材。単行本の書庫や蔵書リストも見せていただいたのだけれども、古本の匂いと手書きのリストに古本屋でバイトしていたときを思い出した。漫喫に飽き足らない、マニア、研究者向けかな(最新刊を読みたいだけなら漫喫の方がいいと思うが)。
事務所と近いし、LBの特集・企画にも使えそうだ。

2007-01-10 00:55:07 | Works
恵比寿ガーデンプレイスの「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」で個室と料理の撮影。

終了後、渋谷で仕事始めの一杯。あーまた熱が出始めた…。