銀河後悔日誌、つぶやき

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平和な時代の戦争感

2007-08-16 00:00:00 | ドラえもん
 『ドラえもん』8月10日放送分。「夏休み特別企画」として、「ぞうとおじさん」が放送された。


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・「ぞうとおじさん

 原作では、パパの弟であるのび郎おじさんの話であったが、さすがに“現代風”の作品に変更されては、戦中におじさんが少年という設定はそのまま使えなかったようだ。「白ゆりの~」は原作どおりだったが…。

 今作では、動物園にたまたま来ていたおじさんの少年時代の話、と変えられた。しかし、おじさんというより、おじいさんのお話だねえ…。


 そのおじさんの“不思議な話”。動物園にいる老ゾウを観ながら、少年時代に動物園で見た「ハナオ」の災難を語る。

 基本的には原作どおりだが、さて、なぜドラ・のびが非常時の動物園をうろつきながら、兵隊たちはなにも言わないのか。

 それはともかく、ゾウをインドのジャングルに逃がす。
 現代のインドで迷ったおじさんの下へ、「ハナオ」らしきゾウが近付く。


 おや? これは、インドへ旅行に行った時、ゾウに助けられた。それが、戦中である子どもの頃に殺されそうになっていた「ハナオ」のようだった…。と、それだけの話になってしまう。聞いている子どもたち(しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫)には。

 一方で、のび太とドラえもんは、ハナオをインドに逃がした張本人。なので、(たぶん)ハナオがインドで無事に生きている…のだろうと確信するわけだ。


 名作のはずだが、どうも違和感が拭えない。なぜだろう…。



 次回は8月17日、「ママのダイヤを盗み出せ」と「腹ペコご主人さま」が放送される。「ママの~」には少女時代のママが登場。「腹ペコ~」は、古~いお話。

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