マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大江町民家のシメナワサン

2015年10月04日 08時23分42秒 | 大和郡山市へ
毎年の大晦日。

門屋にオシメサンを飾っている大和郡山市大江町の婦人は昭和10年生まれ。

モチワラで結ったオシメサンは一人で作る。

数枚葉をつけたユズリハ・ウラジロは3カ所。

中央にダイダイとクシガキを飾る。

輪っかの小注連縄は納屋・作業場・・にも掛ける。

すべて一人で作って掲げている。

大和郡山市内で民家が簾型の注連縄掛けをしている地域は大江町以外に伊豆七条町、番条町、井戸野町、今国府町で見られる。

かつては本庄町もされていたが旦那さんが亡くなって途絶えた。

極、極僅かになった簾型の注連縄。

何年も経てばすべてが消えるかもしれない貴重な在り方。

民俗をとらえていたときである。

元日の朝9時頃だ。



そこにやってきた郵便屋さん。

新年の挨拶を伝えた年賀状は早くも配達していた。

(H27. 1. 1 EOS40D撮影)


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