マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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櫟枝町の苗代飾り

2014年11月23日 06時21分11秒 | 大和郡山市へ
大和郡山市の横田町の東隣村に櫟枝町がある。

天理市櫟本町の枝村であると伝わる。

西名阪国道下にある苗代田。

いつ、作業をされるのか調べていたが、間に合わなかったこの日はすでに夕陽が挿し込む時間帯。



ホロを被せていた苗代の傍にイロバナがある。

ヤナギの木に挟んだお札も立ててあった。

朱色の寶印を押したごーさん札である。



昨年に拝見したごーさんの文字は竃の煤で作った版木刷りだったが、今年はどうも違うようだ。

お札を開けてみるわけにはいかないから文字は判別できないが、墨書のように感じた。

八幡宮の祭りの日にゴーサンドーヤが作るお札はヤナギの木に巻くようにつけると散歩中の婦人が話していた。

櫟枝町の苗代田は他にも2カ所あることは判っている。



少し離れた場にあったイロバナ。

こちらも同じようにヤナギの木に挟んだごーさん札が見られる。

北側に見える森は鎮守の森。八幡宮である。

いずれも田主と遭遇することはなかった。



鳥除けのポールに柄もののヒラヒラを括りつけていた。

挿し込む夕陽が眩しい。

(H26. 5. 4 EOS40D撮影)


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