マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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新庄町本村の変貌する注連縄・消滅したムカデ注連縄

2020年09月02日 10時40分25秒 | 大和郡山市へ
横田町の柳生垣内のドウガイ注連縄が消滅したことを知って愕然とする。

まさかと思って隣村になる新庄町に足を伸ばす。

平成21年12月31日に拝見した素盞嗚神社の簾型注連縄を地元民のHさんは「ムカデ」と呼んでいた。

垂らした藁が足のように見えるから「ムカデ」。

しかも水の神さんだと云っていた注連縄が、ない。

ここもまた一般的な注連縄に移っていた。



後日、知人のAさんに尋ねた結果は・・。

3年前に当屋制度(※新庄町は当舎の漢字を充てる)は大幅に改正したという。

時代の趨勢、当屋の経済的負担に労務負担、増加する氏子の脱退などを鑑みて村の総意でそうなったようだ。

単に「シメナワ」と呼んでいるというが、当時話してくれたHさんは高齢者。

年齢がまだ若いAさんらには「ムカデ」名称が伝わらなかったのだろう。

(H31. 1. 4 SB932SH撮影)


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