マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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3回目の呼吸機能検査

2017年11月02日 08時35分38秒 | むびょうそくさい
1回目に受けた負荷試験は4月12日。

2回目が8月17日だった。

あれから7カ月も経ったこの日は3回目。

循環器内科医師ならびにリハビリ療法士の立会の下で心臓リハビリ用エルゴメーター運動負荷試験を行う。

3回目となれば慣れたものだ。

心も身体も余裕がある。

受付するなり早速装着した心電図機器は10針。

下着一枚になってエルゴメーター自転車に跨る。

心肺呼吸器マスクと同じような型式のマスクを口に装着する。

ふっと息を吐いてマスク抜けがないようにしっかりと固定する。

血圧計に酸素量を計測する指サックも装着する。

はじめに何も動作せずに安静状態で血圧、脈拍、酸素量を計測する。

その間は4分間。

喋ってはならない。

そしてペダルを漕ぐ。

スローから始まって僅かずつ上げていくロードワーク。

ラクラク状態が続く。

軽すぎて話しにならないぐらいの負荷量である。

徐々に上げながら身体状況を計測する。

それもまた4分間。

心臓にまだ負担をかけない慣らし運転のようなものだ。

小刻みにワークをあげていく。

1分間ぐらいの間隔であろうか。

しょっちゅうと云っていいほど血圧計が動く自動測定。

その間に計測される酸素量。

血圧も脈拍もすべてのデータがその都度において収集される。

しんどいかラクなのか・・・その間における身体状態は私でなければわからない感覚。

ペダルを漕ぐ足がしんどいのか。

息をする力がしんどいのか。

アナログ表にある感覚値に指を挿して伝える。

すべての計測が終わるまでは声をだしてはならない負荷試験は常に回転数を安定しなければならない。

毎週のリハビリ運動でもそうだが55回転60から回転内におさまるようにペダルを漕ぐ。

ワークロードが軽いときは軽やかで上がる回転数を抑えなければならないが、十数分も経てばいつもの55ワークになった。

いつものワーク量なのでなんとも思わないが60を越えた辺りからぐっと感じる。

70であってもまだまだいけそう。

80ともなれば・・・おっと、である。

90を越えて心の乱れを感じる。

勾配のある坂道を同じ速度でペダルを漕ぐのはしんどいものだ。

100手前で停止。

もう少しいけそうだったが、医師の決定で、ハイ、そこまで・・・である。

ペダル漕ぎは一切せずにそのまま4分間。

スロー状態で制御するのではなくまったく何もしない。

つまり、運動はまったくしない状態で4分間を待つ。

100を越えそうなときの脈拍は102-103拍に達したそうだ。

血圧計や指サックも外さずにその状態のデータを収集する。

ここでエルゴメーター自転車をようやく下りる。

椅子に腰かけて4分間。

この状態で安静してやっと解放された。

汗は予想通りにまったく出なかった。

以前もそうだった。

普段もそうだが、私は滅多なことでは汗をかかない。

それで正常なのである。

本日の状況をモニターで監視していた医師が云った。

前回よりは改善している。

脈拍は負荷量とともに上昇してきた。

心電図機器を装着した安静状態の血圧は120。

脈拍は50拍だった。

7カ月間のころとはその時点でまったく違う。

状態は良くなっているのだが、この日の計測結果ではもう少しという診断だった。

得られたデータを詳しく分析してから結果は・・・一週間後。

楽しみに待っておこう。

(H29. 1.18 SB932SH撮影)


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