ASAKA通信

ノンジャンル。2006年6月6日スタート。

「カップリング」

2017-12-26 | Weblog

           https://www.youtube.com/watch?v=DmayB1PlaEU

 
   ──The sacred words 〝I love you〟.
     ……
     Was it too beautiful to last?


「それぞれが自己修正的に動くシステム間の連結(カップリング)の問題は、
人間の社会または生態系への適応にとって、中心的重要性を持つ。」

「ぶつかりあういくつかの存在が、複雑な学習やコミュニケーションをなしうる有機体である場合には、
それらのシステム全体は、均一状態か体系的差異化に向けていずれにしても
より単純な方向へ─急速に変化する。それはいわゆる組織化にほかならない。」 (『精神の生態学』佐藤訳)

 

      *

絶え間ない流動と波乱の気象への適応と、
慣性系のガバナンスに先んじる更新が持続している。

      *

拡張可能性を予感するリズムへの自己越境的感応があり、
再帰的感応によってカップリングの形式が決議されていく。

エントロピーが加算される風土への適応課題の一方で、
すべての交感にはエシカルな制御が同伴している。

リズムへの感応はエシカルで審美的な固有のコードに従い、
創発と廃滅が分岐するボーダーへの予期がある。

〈世界〉はシステムの越境的感応に相即して、
エシカルで審美的なスペクトラムにおいて配列される。

システムが幻視するエレガントな作動の境位があり、
未だ組織化されない作動のイメージへの誘いがある。

流動する環境は審美的スペクトラムとして分光され、
固有の一回的なランドスケープが描出されていく。

確定されざる形式において現在は未来を分泌し、
越境的感応と終わりない志向そのものを創発していく。

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