「ランボーの『地獄の季節』は、その最初の重要な顕現であった。……
近代人の前例のない批判的明晰さ……こうした自己破壊的な力を、
我々がものごとを知る仕方を再考することによってやわらげることができる、
と期待することは途方もないことと思われるかもしれない。
もし私がそれでも、知識を考えなおすことが今日でもまだ有効であろうと
信じるとすれば……我々が立っている基盤をふりかえり、それをあらたに、
そしてより真実にうちかためようと努力することは、価値のあることであろう。」
「児童の精神の驚嘆すべき発達について考えよう。この発達を促すのは、
言葉や大人の行動などのかくれた意味を、児童が推測するときの確信のひらめきである。」
――マイケル・ポラニー『暗黙知の次元~言語から非言語へ』佐藤敬三訳