イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

共産党、小池都知事予算案に賛成!

2017-04-07 00:36:24 | 国際・政治
 3月29日、東京新聞を見て驚いた。
東京都議会の新年度予算案審議で共産党が賛成票を投じたのである。
驚くのも無理からん、なんと37年ぶりという共産党の予算案賛成という事態である。
勿論、小池知事の政策を反映した内容を吟味した上での事だろうと思われる。
実はイワン・アサノヴィッチも冷静になって考えてみれば、さもありなんなのである。

 石原慎太郎元都知事が過去に小池百合子氏をして「厚化粧のオバサン」と評したことは有名であるが、存在感も何もない人間をワザワザ揶揄(からか)う筈はない。
きっと石原は過去に小池百合子氏に対して「存在感」ないしは「台頭感」を抱いていたのではなかろうかと推測するのである。

 それはさておき。イワン・アサノヴィッチは小池百合子氏のことは、かなり以前より承知していた人物だった。
自民党の女性議員の高市早苗・片山さつき・稲田朋美らはそれぞれ、失言や政治的に未熟な見解陳述を述べて失笑をかったり、批判されたりしている。
しかし小池百合子氏は過去に、そのような失態は一度もない女性政治家なのである。
先の東京都知事選挙に立候補して初めてイワン・アサノヴィッチは彼女に具体的な関心を持った程度であった。
それは選挙時の彼女のプロフイールを見て意外感を持ったことが始まりだった。
プロフイールには、学生時代にエジプトに留学していたとあった。
読者のみなさんも驚いただろうが、イワン・アサノヴィッチは大いに驚いた。
普通、若い時代の女性の留学と言えば、留学先は欧米に決まっていた。ところが、この小池百合子氏の留学先はアフリカのエジプトだった。

 小池百合子氏は留学先からしてエジプトという超異色の経歴の持ち主なのであり、しかし何か奇をてらったと言う訳でもないように思える。
考えてみれば、既に“欧米の事情”は溢れんばかりの情報が国内に出回っている。であれば、未知の世界に身を投じて肌で文明最古の地、アラブ世界の盟主etcを学んで来ようとしたのであろうと推慮する。

 都知事になってからの矢継ぎ早の政策には合理性がありイワン・アサノヴィッチは概ね賛同していた。いま「前例踏襲と横並び」思考の自民党政治が行き詰っている。
新しい保守政治の一歩が始まったのかも知れない。


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