前原国交相が羽田空港のハブ化(国際航空の拠点空港)を明言した。整備途中の成田や関空を差し置いての突然の発言であった。
千葉県知事や成田市長は地元に事前の相談もなかったと怒っている。言葉尻を捉えて言うようだが、事前の相談があれば理解なり賛成なりしたのかと言えば否であろう。
余談だが知事の森田は『冗談じゃない!』と大声を張り上げていたが、まるで下手なダイコン役者の台詞である。あれではTVドラマの出演がなくなろうと言うものである。
同じく成田市長は『地元無視のトップダウンだ。』と怒っているがお門違いの発言である。誰のため・何のためと言う言葉の意味を噛みしめない「トップダウン」批判は当たらない。
そもそも国の事業は公共の福祉のために施行されるものである。空港とかダムは一地域の利便性を図るために実施されるものではないはずである。
ひろく国民全体の公共の福祉に資するために多額の税金の投入が了解されているものなのである。イワン・アサノヴィッチは成田空港から数十分の地に居住しており過去5回ほど海外旅行をしている。イワン・アサノヴィッチにとって成田は実に利便性の高い空港である。
しかし、ハブ空港としての機能は素人が見ても羽田の方が断然と上である。
トップダウンと騒ぐが納税者が理解できても知事や市長や議会が納得しないからと言ってこの言葉を使用するのはお門違いである。
納税者が理解・納得していないことを知事や首長・議会で勝手に決めて強行することが”トップダウン”なのである。現に神奈川県知事や東京の大田区長は前原国交相発言を好意的にうけとめており「トップダウン」などという誤用発言などしていない。
そもそも成田空港にせよ八ツ場ダムせよ事業開始から50年~60年を経過している。この二つの事業こそひょっとしたら「トップダウン」で始められた事業ではなかろうか?
『テレビ報道は本当に信用できるのでしょうか?』と、ひまわりさんは疑問に持たれたようですが、視聴者がきちんとした目で視ないとかなり妖しい存在だと思います。やはり”売らんかな”のコマーシャリズムが根底にあるからだと思います。
過日、わが町の市長選挙で当選した知人(高齢で無名で未経験者です)が、当選した直後の高揚感のあまり『自分の報酬は1割貰えれば十分だ』と某大手新聞の記者に語ったのですが、公選法上そんなことは出来ないのです。某大手新聞の記者だってそんなことは知っていながら翌日の新聞の地方版にデカデカと「市長報酬9割カット」と報じたのです。
他社が持っていなかったスクープ記事だからです。案の定、市議会では公選法上できない約束をしたことは公約違反だと野党(民主党と公明党)は騒いだのです。当選直後に語ったことであるにも関わらず恰も選挙公約と取り違えられやすいような報道表現だったのです。私は新聞社に抗議しました。『素人が高揚感のまま語ったミスをミスと知りながら、しかも誤解されやすい表現で記事を書くことは、単なるスクープ屋新聞のすることで、大手老舗新聞社のすることではない。』という具合にです。
暫くゆえありまして、ブログはお休みしますが半月後には再会します。よろしくお願いいたします。
元々自民党の尻ぬぐいをしてるに過ぎないのに…。って思います。八ツ場ダムの件で群馬県隣県の知事達が前原大臣に訴えていたが、う~~ん!?ッテ感じでした。とくに東京都知事はオリンピック招致でお金を遣いすぎ(7億円たりないらしい)落選後も寄付を集めているって朝日新聞が載せてました。繋がりはないにしろ、もしや?って思うのは私だけでしょうか?
もう八ツ場ダムの件も国は予算以外には出せないからこの予算内で…後は、県の方で進めるなり、止めるなり好きにして下さいって終わればいいのにって一般民は思います!?