10月5日付けのしんぶん赤旗の記事に、日本を代表する一流銀行(みずほ)と暴力団の「底知れぬ闇の関係」に関する内容が報じられていた。
本事案は、みずほ銀行に対する庶民・国民の信頼が揺らくと言うものである。
一見「お固い」商売に見える銀行員たちが、どうしてこうまでも暴力団と見紛うほど“反社会的犯罪”を犯すのか不思議千万である。
大銀行の人事政策と言うものが民主的で正々堂々としていない証左と思われる。
一般銀行員はいたって真面目に働いて居ることは先刻承知しているつもりである。
記事によれば。
みずほグループの「企業行動規範」は、闇勢力との「対決」をうたっているが今回、みずほ銀行が暴力団員に融資を実行し、役員がそれを知りながら2年以上も対策をとらずに放置していたことが発覚。
みずほ銀行は社会に「ウソ」を表明していたのである。
上司にたてついてでも銀行員としての誇りを守る、テレビドラマのようなヒーロー・半沢直樹はいなかったようだ。
担当役員が弁解したところの変えられない「所与の仕組み」というのが、銀行と顧客の間に信販会社を仲介させる「提携ローン」と呼ばれるシステムだ。
この提携ローン会社とは「信販会社・オリコ」。筆頭株主はみずほフィナンシャルグループで、社長の齋藤雅之氏。みずほ銀行の前身第一勧業銀行出身と、完全な身内企業である。
役所にありがちな「馴れ合い」と「前例踏襲」の果てのことである。(筆者記)
ある金融ジャーナリストは「暗い過去を簡単に切れるわけではない。いまも引きずっているのではないか」と指摘している。<o:p></o:p>
真面目に働いている銀行員が気の毒だ。正直者がバカをみない世の中は、現自民党政権の「政官財癒着」+暴力団という路線ではとうてい叶いそうもない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます