メルマガ「孫崎享のつぶやき」へのコメント

　イワン・アサノヴィッチは、孫崎享氏のメルマガの読者です。
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去る５月２日の記事に下記のようにコメントをいれました。以下、お読みください。

【コメントの内容】
地震も津波もない米国の原子力技術を無定見に取り入れた、日本の原子力委員会の愚行が、３．１１の原発事故を大きくしたと言っても過言ではないでしょう。
電源建屋ひとつを例にとっても、わざわざ地下に建設しているものですから、３・１１の津波では完全に水没してしまいました。
事故修復のための全ての電源を失ってしまったのです。
米国では津波などありませんから、竜巻対策として電源建屋を地下に建設しているのです。

米国隷属の政官財癒着ムラの方々は、電源建屋ひとつ設置するにつけてもアメリカの「技術指導」に無定見に隷属してしまったのです。
かように須（すべから）く、名誉・誇りや使命感のない原子力委員会だったから、湯川秀樹さんや朝永振一郎さんらも原子力委員を辞任したのでしょうね。
しかし、そんな風に一度デッチ上げてしまった原発は２０箇所におよびます。

うすうす問題ありと気づきつつも、あとは官僚がお得意の「前例踏襲と横並び（米国隷属）」の舌先三寸の理論構築（＝レトリック）に狂奔する毎日。
何年も前になりますが、有名なプロ野球選手（当時）や芸能人がテレビコマーシャルで、『安心・安全なエネルギーです。』とか何とか言って、お茶の間にも入り込んでいました。

良く言われる税金のムダ使いはなにも「公共事業」ばかりでは在りません。
こんな「今だけ、カネだけ、自分だけ　（植草一秀・鈴木宣教）」みたいな官僚を何百人も且つ一生雇用していることも無駄遣いになっているのです。
そういえば、某県庁にも少なからず居ました、そんな連中が。
そして、どう言うわけか、そんな連中に限って決まって「出世」しているのです。
それはともかくとして、国から地方自治体を合わせると、たかが人件費と言へど膨大な無駄遣いです。
公務員無用論を言っているのではありません。誤解無く。