イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

バドミントンの桃田賢斗、復活なるか

2017-06-01 15:06:57 | スポーツ
 バドミントンの桃田賢斗が一年ぶりにニュースのスポーツコーナーに登場した。忘れかけていたが、彼は一年前に違法賭博のカジノに手を出して一年間の出場停止処分を受けていたのである。
バトミントンの試合には勝ち、来場の四方の客に丁寧に頭を下げてお礼の挨拶をしていた。その直後、何かしら込み上げるものが桃田賢斗に有ったのだろう、コートに顔をうずめ泣いていたのである。
違法賭博をした犯罪者だが、バトミントンでは世界に冠たる有名人。フアンや国民は複雑な気持ちで桃田賢斗の復帰を観ていた筈である。そして桃田賢斗自身もそんな目を十分すぎるほど感じていたのである。
多くのフアンや国民は今日の桃田賢斗の試合ぶりを観て、真摯な爽やかさを感じ取ったのではなかろうか。

少し前の話になるが、新聞に桑田真澄の回顧録みたいなインタビュー記事があったので読んだ。
スポーツ選手としては無口で少し陰湿な感じのする顔付だった桑田真澄。そんな現役時代の彼にイワン・アサノウィッチは傲慢な感じを過っては抱いていた。しかしインタビューに応える長文の新聞記事を読んで、桑田真澄は愚直なほど真摯な人間と知り好きになった。
翻って清原は、小心家であるにも拘わらず外見等でマスコミによって創られた虚像のニックネームは「番長」だった。実の清原は内心、自己矛盾を抱えていたに違いない。自分に自信を持てない、こんな人物こそ容易に麻薬に手を出しがちなのだ。ほかでも言い続けていることだが・・。バドミントンの桃田賢斗も然り。
やれ「金メダル」だ、やれ「偏差値」だ、と言う大人社会の勝手な評価を子供時代からムリに押し付ける前に、全人格的な人としての交流・交友・教育に親やコーチを始めとして学校も心がける事が重要ではなかろうか。
大人の価値基準・評価ばかりで出来上がってしまった子ども(人間)は、「体裁」「建前」「世間体」だけが本人の価値の基準となってしまいがちなのだ。そして、そんな「体裁」人間が大人になると清原のように自己を見失い、あげくの果てには禁じられている麻薬に溺れる事態になってしまう。
今回、桃田賢斗が違法賭博(溺れるという程ではなかったようだが・・・)から脱却し折角の金メダル級の技と、彼の心が一体となることを祈念する次第だ

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