17日、プロ野球セ・パ交流戦で楽天イーグルスは阪神タイガースに競り負けた。
前半でタイガースに先制されたが逆転し、同点に追いつかれた8回には再逆転したのであるが、その裏に逆転され9回の藤川球児登板で打つ手なしの敗北である。
野村監督(楽天)は「それにしても阪神タイガースはなんであんなに強くなったんだろうか」とぼやきコメントをのこして行った。
ノムさん!アサノヴィッチはかってあなたがヤクルトの監督をしていた頃からのフアンでしたが、野球界の”智将”なんて言われ始めた頃から、好きでなくなりました。
理由は”ID野球”などという手法を編み出したと得意になってい たからです。(マスコミがかってに持て囃した言葉かもしれませんが…。)
なるほど重要なデータ・統計は野球のケースバイケースの局面をハッキリと語っています。そのIDに基づいて試合の采配をし勝ち抜いたということなのでしょう。
しかし、今季の阪神タイガースはIDからすれば、多くの専門家が語っていたように、チーム力としては中日・巨人に次ぐもので優勝は難しいとされていました。
だから、ノムさんにとってみれば昨日のタイガースの強さが不思議でならないのです。
過日のタイガースのヒーローインタヴィユーで下柳・金本・矢野の40歳トリオを代表して金本が「両脇にベテランのチームメイトがいる、(弟分の)新井貴浩でなくて良かった」と笑いを誘っていました。
いまの阪神タイガースにあるのはID云々ではなく、チームが家庭的な雰囲気を大事にした一丸の姿勢だけです。
ノムさん!かって、あなたはIDとは矛盾するけれども良いこと言っていたのですよ。
「野球の試合で一番必要なものはイキオイだ。」と。
ノムさん、ID思考を脱しましょう!
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