風の立つ日～ホトトギスの鳴き声

昨日の暑さは、少し和らいで。
午後から、爽やかな風が吹いて、ふと立ち止まって、心地よい風を顔で感じた。
夏本番だとこんなに涼しい風は、立たないなぁ・・・まだ、夏が成熟していないのかも知れない。
太陽も雲に遮られて、夏の日差しは、まだ少し先か・・・。

今週に入って、油蝉が鳴きだした。
騒音にしか聞こえないけれど、蜩（ひぐらし）同様、個体数が減っているのか、以前程、喧しくないような気もしている。

そして、最近なのだが、我家の裏の雑木林から、一日中、ホトトギスの鳴く声がする。
かなり、クリアーな鳴き声で、
『ホーホケキョ！ケキョ！ケキョ！ケキョ！』
と自前のエコーまでついてくる。
今の時期、ホトトギスの鳴く声を聞くのは、初めてのような気がする。
普通だと、５月頃、鳴きだすのではないかと思うのだが・・・。

家人曰く
『季節を、間違えてるんじゃないのかな？ソレ程、暑くないし。』
と割とゆるい見解。

一寸、調べてみたのだけれど、この鳥もカッコーと同じで託卵する鳥のようだ。
他の鳥の巣に卵を産みつけて、そのまま、自分たちは、子育てしない・・・狡賢い鳥のようなのだ。

ホトトギスもカッコーも声は、とてもよい。
爽やかな高原を連想させる。

家人曰く
『ウチは、ボロ屋だけれど、ホトトギスの声が聞けるのは、市内広しといえど、ウチぐらいだね。』
とまたまた、ゆるい見解。

（ホトトギスは、聞こえなくてもいいからさ、このボロ屋を、なんとかして欲しい・・・）

ふと口に出しそうになったけれど、ホトトギスの声に悦にいっている家人の前では、黙っている事にする。

夏の読書

今日も蒸し暑い。

こういう日は、涼しい部屋で、読書するに限る・・・なんて思って、ページを開くものの、2ページくらい読み進むと、もう眠気が・・・。
どうして、こんなに眠いんだろう・・・。
神経が疲れているのかな・・・。

どうせ、来週迄、休みだし、いいか・・・１日くらい・・・と思っていると、そのうち、それが、２日、３日と続いて、結局、何にもしないまま、お休みは、終わってしまうってパターンは、子供の頃の夏休みと同じ。

どうしてなんだろう？

お休みの前は、アレコレ計画するのに、いざ実行・・・となると、先延ばしをしてしまう・・・。
永遠に実行されることのない先延ばし・・・。

眠いから、疲れているから、どうしようもないから・・・。

理由を山ほど考えて、先延ばしをする。
理由があれば、安心する。
人のせいにすれば、自分を責めずに済む・・・。

理由を考えている間に、何かやればいいのに・・・。

私の場合、以前、読書は、生活の一部だった。
ところが、最近は、全然、読めない・・・。

ここで、また、理由を探してしまうのだけれど・・・。

理由は、山ほどある・・・。

不況の為の人員削減で、仕事が増えて、忙しくなって、疲れてしまったこと・・・。
雇用不安で、集中できないこと・・・。
些細なそして面倒なトラブルが起こっている事・・・（でも、これは、自分で回避しようと思えばいくらでも、対策は、あった。随分、間抜けだ・・・）。
近視の度合いが進んでいる事・・・。

探せば制限もない・・・理由達。

でも、今は、夏の読書を楽しもう・・・たとえ２ページしか読めなくても・・・（しかし、いくらなんでも２ページじゃなぁ・・・）

無題（タイトル思いつかないので・・・）

蒸し暑い。
梅雨が明けたというのに、梅雨空のよう・・・。

今日から、9連休。
他のひとは、11連休なのだけれど、私には、出勤命令が・・・。ワタシ派遣なのに・・・！
社員は、休みなのになぁ・・・。
でも、仕事溜まっている、まっ・・・いいか・・・と思って、出社したら、なんと・・・！
移動ラックを移設したので、その整理とお片づけです。
やれやれ・・・随分、バカにされたな・・・と内心思いながら、いつもの貧乏籤。

それでなくても、水曜日、木曜日といろいろ、精神的な事件とダメージがあってさ・・・。
２日間一睡もしていないのにな・・・。
そういう時に限ってお休みじゃないなんてさ。
ホントに、私ついてない・・・。
しかも、このダメージ、私の意図しないところで、発生して、巻き込まれたという形なので、全くもって、納得できない！

このダメージ事件については、いづれ、書かせていただくかもしれませんが・・・（転んでも、タダでは、起きたくない！）

・・・という訳で、金曜日の夜から、爆睡。
良く寝たんだけれども、事件の後始末をしていたら、ナンだか、とても疲れてしまった。
まだ、ひとつ解決できてないし・・・。

事件そのものの内容を説明もないまま、ダラダラ書いてしまってすみません。
全く、つまらない（いつもだけれども）内容になってしまいました。

ごめんなさい。

少雨の梅雨明け・恐怖の紫外線

梅雨が明けて、夏本番・・・。
熱風が吹き付けてきて、いよいよ本当の夏・・・。

今年の梅雨は、あまり雨が降らなかったような・・・。
七夕だって、満月だったし、少雨傾向の比較的、おとなしい梅雨だったようです。

・・・そのせいか・・・毎日、朝の９時とお昼の１時頃、工場の敷地内を自転車移動で、書類の回収と配布をしなければならないワタシの顔が、なぜか・・・マダラ・・・。
強い紫外線をモロに受け、もうダメージが一杯だ・・・。
このままでは、イカン・・・。
ちゃんと、日焼け止め塗ってかなきゃ・・・と思うものの、その時間が、惜しい・・・。
『今日は、ちょこっと曇っているから、大丈夫かな～～～』
なんて、手を抜いていたせいかも・・・。

曇りの日でも雨の日でも、紫外線は、地上に降り注いでいます・・・

そうなんですよね～～～

わかっているけれども、この不況下、人を減らした分だけ、負担が大きくなって、臨時休業ばっかりで、仕事が全く、捗らず・・・その上、紫外線対策まで、バッチリやらなきゃならないなんて・・・。
一体どうすりゃいいんだよぉ～～～。

因みに、私は、普段から、メイクをしていないので、余計に、念入りに紫外線対策しなきゃいけないのにさ・・・。

これって、労災に認定されないでしょうかね・・・？

仕事やってて、美貌？？？が衰えたってことでしょ？？？

だめか・・・命に関わる話じゃないもんね・・・。

パリ際～ベルサイユのばら～そして卒業

昨日に引きづついて、暑い一日。
でも、風は、爽やか・・・。

今日は、パリ際。

パリ際っていうと、あの少女マンガの金字塔『ベルサイユのばら』を思い出だすのは、あのマンガをリアル・タイムで、読んだ（多分）１９７０年代に十代以上だった方々でしょうか？

１７８９年フランス革命。

『パンがなければ、お菓子を食べたらいいじゃない。』
傲慢かましていたフランス王妃マリー・アントワネットとスウェーデン貴族のフェルゼンの恋。
そのフェルゼンに恋する男装の麗人・オスカルとその彼女に恋焦がれる身分違いのアンドレという構図。
障害が多い程、恋ってヤツは、燃えるようだ・・・。

このドラマ、美男ばっかだもんね。
読者の少女達は、難しいフランス史を物ともせず、毎週、読んじゃった訳で・・・。

私は、この頃、マンガ（ベルばらに限らず、マンガ全体）の何処が面白いのかよくわからなかった。
特に、少女マンガの変形コマ割に悩み、次は、どのコマに進めばいいのか・・・とそれに頭を悩ます頭の良くない子供だったので、偶然買ってみたこの週刊マーガレットなる少女マンガ雑誌で、これまた、この号から新連載の始まった『ベルサイユのばら』を完全読破してやる・・・とヘンな目標を立ててみた。
（もし、これが、勉強とか違う方面に向いていたなら、多分、もっと立派な大人になっていたに違いないと今更ながらにそう思う）

読み始めた動機が、兎に角、『最終回まで読み続ける』ってことだったので、これは、ホントに、ヘンな動機だったと思う。
こういう動機で、マンガを読むひとっていないんじゃないかと思う。

子供には、少し早すぎたと思うけれど、コケの一念、岩をも通すってやつで、ついに、最終回まで、毎週読んでしまったのが、よくなかったのかも知れない。

それから、マンガしか読まない生活が何年か続いて、このままでは、ワタシは、大人になっても、マンガを読み続けるオトナになるしかないのかもしれない・・・という危惧さえ生まれた。

・・・しかし・・・そんな心配は、杞憂だった・・・。

二十代の前半・・・パッタリ、マンガには、興味なくなってしまった。
これを、そう自然の卒業と言わずして、なんと言ったらいいのだろう・・・。

人は、ある時期が、来ると、自然と卒業できることもあるようだ。

私的には、連休明けですが・・・。

本日、真夏日。
朝方は、雨がパラついたので、今日はどうかなぁ～～～と思っていたのだけれども、外にでると、じゎ～と、とろける様な暑さ。

やっぱ、夏ですね・・・。

土曜・日曜を含めての５連休明け。
出社すると机の上が、大混乱。
私の休暇中に、溜まった書類、請求書・納品書、業者さんからのお中元まで、ところ狭しと置いてあるし。
それを片付けるので、３０分以上を要してしまった。
週明けだってのに・・・。

今日は、問合せの電話が、ガンガン入ってくる。
今週末の資料はどうなってますかね・・・
・・・んなこと、私に言われたって、私の休暇中に出力された資料の行方なんて知るかい・・・！！！
心の中で、思いながらも、やんわり、対応・・・。
あ～～～疲れる。
自分で必要な資料は、ちゃんと自分で、Get ! しとけや・・・。ヒトを頼ってないでさ・・・。

それでも、月末・月初のあのキチガイじみた忙しさに比べりゃ、今日は、余裕さ・・・。
定時に帰るモンね。
あと５分で終わりだし、ちょっと、コピーでも取ってさ。それで帰ろ！

それなのに・・・。
終業のチャイムがなったとたん、
『コレの支払いどうなってんの？』
なんて、問い合わせがくる・・・。
このところ、臨時休業続きで、請求書とか会計の算出根拠となる明細なんかが、まるで、整理されていなくて、机の上は、ぐちゃぐちゃのなので、
『調べますので、少しお待ち下さい。』
なんて、カンジで、結局、１８時近くになってしまった。
普通だったら、あと１５分雑用でもして、残業1時間つけてから帰ろぉ～と・・・ってことになるのだけれど、生憎の残業規制。
結局、４５分以上タダ働きをした訳です。

あぁ～・・・カネにならないなら帰りたいよな・・・。

梔子・くちなし・Gaｒdenia

くもりがち。蒸し暑さ復活。

この時期になると庭の梔子（くちなし）が、芳香を放つ。
たっぷりと湿気を含んだ空気の中を、甘く、気怠く、濃厚に香る花だと思う。
ずっと近くで、嗅いでいると、眩暈がしそうな・・・そんな密度の高い香り。
一輪だけ、単独で咲いていても、その香りをアピールしている。

この梔子の香りのする（・・・らしい）香水が、シャネルのGardenia
あいにく、私は、この香水の香りは、嗅いだ事がない。
梅雨どきの満員電車で、この香りを纏うには、随分と勇気のいることじゃないかとさえ、思えるくらい、重い香りのような気がしている（愛用していらっしゃる方、ごめんなさい）。

今年の2月13日のブログでも書いたのだけれど、かの『世界香水ガイド☆１４３７』の評価では、☆ひとつ。
『ガーデニア』にあらず・・・と厳しい一言（以下、引用）。

『シャネルのフレグランスは、全体的に好ましいものばかりなので、神々の嫉妬をかうおそれがあった。しかし、このガーデニアが災難を防いでくれるはずだ。何故なら、全くもって不快な香りで、騒々しい空港のトイレの花のような香りだからだ。』

・・・凄く・・・辛辣。
でも、言いえて妙だな・・・。
梔子（ガーデニア）＝トイレを連想させる。
そういえば、会社のお手洗いにも、飾ってあったし。
トイレの芳香剤としても、負けない力強さのある香りだしね・・・。

梔子の咲く季節。
梅雨もそろそろ終盤か・・・。

ディー・クリップ

薄日が差して、風の気持ちの良い一日。

今日の画像。
うさぎ型のペーパー・クリップ。

東急本店の丸善さんで見つけたものです。
可愛いでしょ。
カードや封筒を買って、レジで会計しようとおもったら、レジ横にあったので、つい、衝動買いしてしまったんです。

『うさぎさんだぁ～！』

他に、ワニさんやペンギンさんなんかも居たりして。
でも一番可愛かったのが、このウサギ。

こういう可愛いモノ系のステーショナリーには、大抵、使いづらい・・・って難点があるのですが・・・。
これもクリップとしては・・・そう使い勝手が言い訳ではないのですが。

提出書類に、メッセージ的に付けると、喜ばれる事が多いです。

『アレ、ウサギだよね。かっわいい～～～！』
・・・って会話も弾むってもんで、或る意味、コミュニケーション・ツールとしてもお役立ちです。

仕事と言えば、どうしてもギスギスしちゃうし、こういったツールで、ちょこっと和ごんだりできるのも、可愛いものの役目かなと思います。

蜩（ひぐらし）

くもりがちで蒸し暑い一日。

このところ、お休み続きなので、眠る時間も起きる時間もいい加減で、眠くなったら、寝て、目が覚めたら起きる・・・といったはなはだ不規則な生活をしています。

・・・で、それでも、あたりが明るくなると目が覚めちゃったりしますが、今日の明け方、蜩のカナカナカナ・・・という声で目が覚めました。

コイツが鳴くと、梅雨明けは、間近だな・・・と思いますが、初鳴きは、か細く、儚い・・・。
消え入りそうな声でした。

毎年書く、蜩ネタですが、年々、数も減っているようすし、やはり、コレは、夏の終わりのころの夕暮れってのが定番でしょうかね・・・。

暑い夏の訪れはもうすぐか・・・。

それにつけても、この身体に纏わりつくような湿気。
何時までも、蒸発しない汗。

まだ、夏本番前なのに、早く・・・秋にならないだろうか・・・と思ってしまいますが・・・。

朝、会社へ行く前に、もうウチへ帰りたい（まだ出社もしていないのに）・・・あのカンジだ・・・。

早く、夏が終わってしまえばいいと、夏前から願っているのは、ワタシだけでしょうか？

ルビー・クロス ＆ ルビーの指輪

朝方は、雨。湿度が高くて蒸し暑い。やはり、梅雨・・・。

7月の誕生石は、ルビー。

今日の画像。
ルビー・ピンクサファイア・ダイヤモンドの小さなクロスペンダント。
零れおちるような石の配置とルビーとピンクサファイがお気に入り。
地金は、ピンク・ゴールド

でも、ホントに、小さな小さなペンダント・ヘッド。
あまり、目立ちません・・・。

ルビーは、昔から大好きな石でしたが、色が色だけに、服装を選ぶし・・・と思って敬遠していたのですが、このところ、ルビーにばかり目が言ってしまうのは、何故でしょう？

数十年前、寺尾聡さんの『ルビーの指輪』って曲が流行ったけれど、歌詞の中に

・・・誕生石ならルビーなの・・・（途中略）・・・あれは、８月眩い陽の中で、誓った愛の幻・・・・

とあったので、ルビーは、８月の誕生石なのかと思っておりました。最近までは・・・。
でも、この彼女の誕生日が８月ってだけで、ルビーとは、断言してませんね・・・。

因みに８月の誕生石は、ペリドットだったか・・・。メロン・ゼリーのような綺麗な緑色。

色白の細い指に似合いそうなルビーですが、私は、ルビー単独でのリングより、小さくても、ダイヤモンドをあわせたデザインの方が好き。

私は、指が小さいので、大きめの石は、似合わないので、ルビーもぽっちり・・・ってのがいいみたい。
でも、ネックレスとなると、やはり存在感のある大きな石が欲しいところです。