早朝の気温氷点下5度。
月曜日の朝から、相方と隣市・シネマコンプレックスで、『新解釈 三國志』を鑑賞。
三國志と言えば、やはり諸葛亮(孔明)なんだろうと思うけれど・・・。
三國志は、よくビジネスマンのタイプに分別されたりして、主役?とされる劉備は、中小企業の社長さん、孫権は、大会社の二代目とか、三代目社長とか・・・。そういう意味合いにおいては、大泉洋の劉備は、まあ、なんとなく・・・???であるかも。
神がかりなチカラを持つ軍師・諸葛亮を演じたのが、ムロツヨシ。意外なキャスティングだが、案外、本質を描きだしていたような気もするし?
ちょっと困ったのが、イケメン組の岩田剛典、賀来賢人、磯村勇斗のお三方。申し訳ないけれども、似たようなお顔、雰囲気で、単体で、出てこられると誰が誰やらわからない・・・。
コレは、女優陣にも言えることで、渡辺直美以外は、全部同じように見えてしまうという・・・ということは、渡辺直美って、物凄い個性のキャクターで、所謂、単独、キャラが立つ女優?と言えるかもしれない。
キャラの立った男優陣は、主演の大泉洋、ムロツヨシをはじめ、佐藤二朗、山田孝之などは、絶対に他の男優と識別可能だと思ったりして。
ちょっと困ったのが、曹操役の小栗旬で、長身でいいんだけれど、若い頃の役は、それなりに良かったんだけれども、赤壁の戦いあたりでは、ちょっと役不足かなぁ・・・???そんな気も・・・。
全編にわたり、語りというか・・・大学教授役に、西田敏行。
この演出は、かのフジテレビの『カノッサの屈辱』を彷彿とさせられる。
一応、コメディというか、パロディ?の三國志だと思えば、なかなかに興味深いと言えるかも?知れないし、前半の山場・赤壁の戦いで、一応終了しているところをみると続編もあるのかもしれない・・・。
本日は、2020年冬至。
夕闇迫る午前4時半、国道を南下中に、オレンジ色の夕焼けの中、富士山が、くっきりはっきりとした群青のシルエットで、その姿を見せてくれた。
この時期、空気が澄んでいて、国道の高架とか、橋の上から、富士山を見ることが、出来る。
ああ、もう今年も残りわずかだな・・・などと、感慨に浸るのもいつもの事で、陽が沈むと、富士山のシルエットも、冬の夜闇に消えていく・・・。