曇りがち。
春・・・一歩脚止めか・・・。
寒い日は、やはりココアが美味しい・・・と思う(・・・というか、最近は、ココアばかり飲んでいる)。
チョコレートの風味と苦み。
ミルクに溶けたあの優しげで暖かな色合い(・・・お父さんのラクダ?の股引にも似た色があるけれど、あれよりも、少し明るい、ちょっと紫?を感じる色だ)。
スーパーのお茶、珈琲、紅茶などの売り場に、昔は、2,3種類しか置かれていなかったココアだけれど、最近は、品数も多くなったな・・・と思う。
ヴァレンタイン・ディを前に、純粋なカカオだけのパウダーは、品薄で、いつも購入している商品名『純ココア』は、品切れ状態だった。
ブラウニーだとか、チョコレートケーキなどを製作するには、欠かせない材料なのだろう(私は、作らないケド・・・。バター、砂糖ともに、信じられないくらい大量に使うので、一切れ、二切れ食べるくらいだっら、ケーキ屋さんかカフェなどへ行った方がいいかも・・・と思ってしまう)。
・・・却説(さて)。
ココアパウダーが品切れだと、他には、ミルコココアだとか、カカオ70%だとか・・・カカオパウダーの他に、ミルクや砂糖、香料などを添加しているココアを買うしかないようだ。
原材料は、含有率の多い順に記載されているようで、ダントツは、砂糖。
次は、脱脂粉乳。
・・・脱脂粉乳・・・って、所謂、アレか・・・。
1960年代前半のお生まれなら(都市か地方かにもよるけれど)、小学校低学年のみぎり、学校給食で、供された・・・あの・・・所謂・・・本当に、マズイ・・・給食のミルクって、ヤツだ。
その、不味さ・・・ハンパではない。
給食時にアレを飲むことを考えたら、学校へは行きたくない・・・と思ってしまう。
それでも、給食に出されていたのは、ほんの一時期で、その後は、水でうすめたような、それでも一応、牛乳と呼ばれるものに変わっていった。
・・・で、その所謂、マズイ、脱脂粉乳であるが・・・。
最近は、週に1度くらいしか、買い物に出ないから、牛乳などは、賞味期限もあるし、使いたいときに、切らしてしまったりするので、脱脂粉乳・・・今は、『スキムミルク』という名称で、売られているものを、パック購入して、使っている。
普通の牛乳から、クリームやバターになる油脂分を取り除いたあとの・・・所謂、カス・・・である。
廃物利用・・・というか、大豆も、豆腐を作った後に残る大量のオカラを、オカズに作り替えたりするから、あまり栄養分などは、期待できないけれど、他の成分が残っているから、廃物でも大切に使うのは、理に適っているような気がする。
板チョコなどのチョコレート菓子類にも、脱脂粉乳様は、君臨されていた。
ココア類に、ミルクの代りに使っても、遜色はない。
ココアパウダーが売り切れだったから、買わずに帰ろうと思ったら、製菓コーナーに奇跡?の売れ残りの『純ココア』の箱を見つけたので即、購入。
自宅に戻り、早速、ココアを作る。
ココアパウダー、水、脱脂粉乳、メープルシロップ1匙・・・忘れてはいけない・・・塩一つまみいれると美味しさが、格段にアップする・・・。普通のミルクココアのパッケージの原材料名に、『塩』の記載があったので、試しに入れてみた。
極上の美味しさである。