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みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

12.15-16「脱原発世界会議2」/日常のモヤモヤから政治へ-手をつなぐ女たち

2012-12-11 15:57:47 | 地震・原発・災害
一つ終わったら、つぎのことが待っていますね。
最近は目の前のことをこなすのがせいいっぱい(笑)。
明日までは、1月の市民派議員塾の参加者に講師としてリクエストしている課題の対応。

それが終わったら、
スピーカーを頼まれている12月15日の「脱原発世界会議2」の
「原発ゼロへ女たちが手をつなぐ――日常のモヤモヤから政治へ」で話すことを考えます。

以下に、
主催者から転送・転載歓迎で届いた情報を紹介します。
ぜひご参加ください。

(以下、転送・転載歓迎)
 ■□=================================================□■
■□ Nuclear Free Now できる!つくろう 原発のない世界 
■□ 2012.15-16 日比谷&郡山 http://npfree.jp
■□=================================================□■

2012月15~16日(土・日)、東京【日比谷】と福島【郡山】にて
「Nuclear Free Now(ニュークリア・フリー・ナウ)」を開催します。

この日、日本政府と国際原子力機関(IAEA)が
「原子力安全福島閣僚会議」を福島県郡山市で開きます。
世界各国のリーダーや専門家が集まるこの機会に、
私たちは市民の立場から、原発事故の被災者の方々とともに、
世界に向けて原発事故の実態と教訓をかたり
「原発のない世界」へのメッセージを発信していきたいと思います。

今年1月14-15日1万人以上を集めた「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」に続く、
今月15-16日の東京(日比谷)・福島(郡山)でのイベントにぜひご参加ください!

■□■【Nuclear Free Nowとは?】■□■
昨年の東京電力福島第一原発の事故以来、私たちは原子力が制御不能で
あることを身をもって学びました。私たちの手で、暮らしや経済や政治を変え、
再生可能エネルギーを基軸とした「原発のない世界」を実現したい、
そんな思いから生まれた「Nuclear Free Now」は、市民の手で作り上げるイベントです。

イベントの中心は、「脱原発世界会議2」。
原子力を規制する、チェルノブイリから学ぶ、脱原発社会のつくり方、という
3つのテーマで、2日間で9セッション(各2時間)開催します。

グリーンピースジャパンとウィメンズアクションネットワーク(WAN)は
脱原発世界会議2で、つぎのセッションをコーディネートしています。
お誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください!

★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★
「原発ゼロへ女たちが手をつなぐ――日常のモヤモヤから政治へ」 
 12/15(土)16:00-18:00
 イイノカンファレンスセンター(ルームA)
★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★

ゲスト:
上野千鶴子さん(ウィメンズアクションネットワーク理事長)
ミランダAシュラーズさん(ドイツ政府環境諮問委員会(倫理委員会)委員)
松浦雅代さん(『原発を拒み続けた和歌山の記録』共著者)
橋本典子さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
植田真紀さん(元・高松市議)
今大地はるみさん(敦賀市議)
Amie Kronblad さん(スウェーデンの女性組織リベラル・ウーマンのメンバー。元地方議員)
寺町みどりさん(『市民派政治を実現するための本』共著者)
*インタビュービデオ「福島・水俣・レスキュアーズ」上映
(取材協力:小渕真理さん[福島アウシュビッツ平和博物館]他)


      脱原発世界会議2 
Nuclear Free Nowは、2012年12月15日(土)-16日(日)に東京(日比谷)と福島(郡山)で同時に行われる、脱原発依存をテーマとした参加型の国際イベントです。

   脱原発世界会議2のプログラム

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『脱原発世界会議2』12/15午後4時から「脱原発社会のつくり方②日常のモヤモヤから政治へ-手をつなぐ女たち」の詳細は以下をご覧ください。

【プログラム チラシ】脱原発世界会議2:脱原発社会のつくり方②脱原発世界会議2日常のモヤモヤから政治へ-手をつなぐ女たち」(1MB)


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12月10日(月)のつぶやき

2012-12-11 01:32:58 | 花/美しいもの

脱原発世界会議2 チケット購入のご案内 | 脱原発世界会議まであと5日! net.wan.or.jp/now/?p=435


<号外!>【Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース】あらためてお知らせ!参加チケットについて | 脱原発世界会議まであと5日! net.wan.or.jp/now/?p=431

寺町みどりさんがリツイート | 2 RT

宇都宮氏の知性、感性、そして誠実さに敬服。「優等生的な回答」を遙かに越えている。RT @YKOTKO 【緊急特集】12月16日(日)「東京都知事選挙」立候補者に聞いた、セクシャルマイノリティについての7つのこと。|2CHOPO 特集 2chopo.com/special/tochij…

寺町みどりさんがリツイート | 129 RT

ジェンダー平等政策キャンペーン、未来の党から回答あり。p-wan.jp/site/竹信三恵子さんの超わかりやすいコメントが新着です。「隠れた最大の争点、ジェンダー政策/その中の「毒まんじゅう」を見極めよう」p-wan.jp/site/modules/d…

寺町みどりさんがリツイート | 56 RT

脱原発世界会議にWANはグリーンピースと以下のイベントを共催します。上野も出ます!12/15「原発ゼロへ女たちが手をつなぐ---日常のモヤモヤから政治へ」(16-18時@イイノ・ホール)チケット好評発売中。net.wan.or.jp/now/?p=431

寺町みどりさんがリツイート | 11 RT

支持政党選びのヒント ?投票マッチングでは、20の政策に関する質問に答えるだけで、科学的手法に基づき、あなたの考えに最も近い政党を判定します。結果の解説と見比べながら、支持政党選びの参考にしてください。 #nihonseijinihonseiji.com/votematches

寺町みどりさんがリツイート | 2 RT

「決める」ためには、確かな情報が必要です!★さざ波日記:422_「私たちはジェンダー平等政策を求めます」キャンペーン★経過報告です。 plannet.sankakudo.net/?eid=1620709

寺町みどりさんがリツイート | 2 RT

敦賀原発:直下に活断層の可能性…規制委有識者会合が見解 mainichi.jp/select/news/20…

寺町みどりさんがリツイート | 19 RT

隠れた最大の争点、ジェンダー政策/その中の「毒まんじゅう」を見極めよう(竹信三恵子) goo.gl/rny8l


中日新聞:中日春秋:コラム(CHUNICHI Web) chunichi.co.jp/article/column…「大地震の活動期に入りつつある日本で原発を推進するとは!」

寺町みどりさんがリツイート | 1 RT

【敦賀原発断層 活断層の可能性】 福井県の敦賀原子力発電所の断層について、国の原子力規制委員会は、専門家と評価する会議を開き、「2号機の真下を走る断層が活断層の可能性がある」と判断しました。www3.nhk.or.jp/news/html/2012…

寺町みどりさんがリツイート | 246 RT

休職期間延長・本格的な療養へ(フェミニストの明るい闘病記9) 海老原暁子 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/reading/?p=8447


明日11日夜はドラマ「シングルマザーズ」最終回です。さて、数日前の局との交渉はどう反映されているのか。期待しないで見ていただきたい。もうあの5年前の私たちのがんばりもむなしいほどの政治の変化だけども。

寺町みどりさんがリツイート | 13 RT

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隠れた最大の争点、ジェンダー政策/その中の「毒まんじゅう」を見極めよう(竹信三恵子)

2012-12-10 21:33:45 | ジェンダー/上野千鶴子
今朝起きたら大雪でした。
12月上旬の雪は5年ぶりでしょうか。
もちろんウォーキングは中止。
ともちゃんは雪かきと、庭の木の雪下ろしに出ていきました。

ジェンダー平等政策を求めるキャンペーンは、約300人の賛同人/団体の皆さんに
「報告とお願い」をお送りして一段落。
きょうからは、市民派議員塾の課題の対応に戻ります。

政党の回答書が届いたときの記者会見に参加された竹信三恵子さんから、
回答書に対するコメントが、P-WANに届きました。

とてもわかりやすい解説なので、ブログでも紹介させていただきます。

「市民と政治をつなぐP-WAN」2012.12.9 活動報告から転載
 

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
●  政策リスト(回答書) 政党別回答をチャート化 (10党/ 印刷用PDF・A4版6ページ 471KB

【呼びかけ人・賛同人のコメント】
★隠れた最大の争点、ジェンダー政策/その中の「毒まんじゅう」を見極めよう
ジャーナリスト・和光大教員 竹信三恵子


 今回の選挙では、原発や消費税が大きな争点とされています。でも、その陰で、政党間をくっきり分ける争点があります。それがジェンダー政策です。ジェンダー政策についての政党アンケート結果は、女性の人権と選択を尊重する政策に賛意を表した政党と、ノーを言った政党とに、ある意味、二分されたからです。

たとえば、アンケート結果を円グラフにしたものを見ると、自民など、円に空白が多い政党があります。こうした党は、「女性の活用」やワークライフバランスには賛成なのですが、選択的夫婦別姓や性教育、性的マイノリティの人権にはノーを表明しています。ノーと言われた選択的夫婦別姓は、女性が自らの生きやすさに合わせて結婚前の姓を続けることを選べる制度です。また、性教育は、望まない出産などを避けて安心した生活を送れるための必須条件です。性的マイノリティの人権も、性の区分にかかわりなく人としての生存権を守る社会には必須のものです。言ってみれば、これらは女性の自己決定権や生存権、つまり、権利にかかわるテーマであり、空白の多い政党は、女性の権利には消極的だが、「女性の活用」など女性をお国のために利用することは推進、という姿勢が強いことを意味しているといえそうです。

 しかし、女性が真に活躍するには、生存権の尊重を基盤に、女性自身が生きやすい、働きやすい条件へ向けて自己決定し、そうした仕組みを求めていくことが不可欠です。そうでなければ、当事者が活躍のために必要とする条件を整えることが難しく、有効な政策にはならないからです。

自己決定権と「活用」を切り離し、自己決定は認めないとする政策では、女性を家庭内の無償の労働として「活用」するばかりで、生きやすい条件作りからは目をそむけてきたこれまでの日本のあり方と変わりません。これでは、経済界が期待する「少子高齢化時代を補う女性労働力の活用」も、女性が働くことによる消費の活性化と国内総生産の引き上げも、難しいでしょう。女性の自己決定権は、日本の経済問題の解決の基本とも言えるテーマなのです。

 これまで私たちは、一見、「女性に優しい政策」に、いくどもだまされてきました。その典型例が、第3号被保険者制度です。夫の扶養に入れば保険料はタダにするという言葉に誘われて、多くの主婦パートが就労調整を自主的に行い、おかげでパートの賃金は上がらず、女性の経済力は低迷を続けたままです。そうした政策が、働いても賃金が増えない社会をもたらし、デフレの泥沼も招きました。日本の戦後の女性政策には、このような、「おいしそうだが食べたらあたる毒まんじゅう」が、たくさん仕込まれてきました。そんな「毒まんじゅう」で体をこわさないようにするために、今回のアンケートを生かしてほしいと思います。


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P-WANは、WANの姉妹サイトで、わたしが管理・運営しているサイトです。
少しでも多くの人に読んでもらいたいので、サイト内の情報は「リンクフリー/転送・転載可/出典明記」にしています。

よいと思った記事やデータは取り出して、どんどん次の人に知らせてください。
出典は「P-WAN」サイトであることを明記してくださいね。

政策を縦軸と横軸で表した相関図も、アップしたので紹介します。
こちらは事務局メンバーの力作で、切り口はとても興味深い結果が出ています。

 ●政策リスト回答のチャート&相関図の分析と考察(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版4ページ 265KB

●  政策リスト(回答書) いくつかの質問の相関図を作成し比較したデータ  印刷用PDF・A4版3ページ 195KB


図ー1


図ー2


図ー3


図ー4


図-5


図ー6


 相関図から読み取れること: 
・ 憲法9条と24条の厳守への積極性は相関関係を描いた。9条を守ると答えている民主、生活、 社民、共産、 公明、自民、 未来 は24条も厳守するが、9条に反対を唱える維新、国民新党は24条にも積極賛成はしない。
・ 脱原発と社会保障を軸にとった図は2,3である。脱原発に熱心な党は配偶者控除の廃止や貧困解消にも熱心な傾向がありそうだが、配偶者控除における民主、未来、貧困解消における自民はこの限りではない。
・ 脱原発に積極的な党ほど、女性差別撤廃にも積極的であることが分かる。(図4)ただし国民新党は例外。これは、国民新党がジェンダー政策に関して、雇用労働と直接関連ない項目の中で、他の政策と比べ女子差別撤廃条約関連項目についてのみ熱心な態度をとっていることと関係する。
・ 脱原発と差別撤廃の相関については、性的マイノリティ(LGBT)に対する差別や社会的排除撤廃の項目についても、同様である。(図5)但し、未来の党はこれも、社会的排除の定義を今後検討するとして保留となっている。脱原発に消極的な自民党と国民新党は性的マイノリティへの差別・社会的排除をなくすことに、どちらかと言えば反対と答えている。
・ 原発が差別の構造だと考えると、上記は納得がいく。
・ アジアとの関係については、従来の政府路線(河野・村山談話の継承)の継承と、従来の政府路線からさらに踏みこむ国家による謝罪賠償の関係を見た。(図6)従来よりも踏み込んだ謝罪補償を表明したのは社民・共産のみ。従来の政府路線を継承するのは民主・公明。未来、自民は態度を保留し、国民新党、維新は従来の政府路線を撤回するとしている。
「慰安婦」問題は最も激しい論争が起きている政策の一つであり、人権問題へどこまで踏み込んで対応するかの一つの基準としてとらえることができる。また、従来の政府路線であった河野・村山談話の継承が撤回されるかどうかは、日本がこれまでのアジアとの関係を変更するかどうかの目安となる。
・ ワークライフバランスについては、各党非常に積極的なように見える。しかし、保育所の整備などと対になるはずの、雇用・労働における女性の環境の整備については、ばらつきがでた。各党のワークライフバランスへの取り組みが、実効性を伴うものになるかどうか、このバラつきから予想できるのではないか。雇用・労働環境の改善なしにワークライフバランスを達成することは難しい。(図4)



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12月9日(日)のつぶやき

2012-12-10 01:22:20 | 花/美しいもの

八ケ岳の空高く逝った人、和子さん (上) 河野貴代美 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=5263

2 件 リツイートされました

何度も継続審議になっていた公選法改正案では、ネット選挙運動解禁だけではなく、街頭や集会でのビデオ映写も可能になっていた。つまり、パワポを使った政策解説も可能だった。これは完全に民主党政権の怠慢であり、今回の件も自業自得と言わざるを得ない。 ow.ly/fWqYy

寺町みどりさんがリツイート | 34 RT

都知事選:広げるとビラになる名刺横行…公選法違反の恐れ bit.ly/YPx0gC

寺町みどりさんがリツイート | 35 RT

過去のtw。/この件で覚えておくべき裁判官。白木 勇、 櫻井龍子、金築誠志、 横田尤孝 の各氏。「国歌斉唱強制は合憲」とした裁判官。国民審査の時のために。QT @nhk_news 君が代斉唱 最高裁で反対意見 nhk.jp/N3w35bF9 #nhk_news

寺町みどりさんがリツイート | 16 RT

「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果のご報告/<私たちの手で>政策疑問ぶつける 公約 goo.gl/DUtsk

3 件 リツイートされました

「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果のご報告/<私たちの手で>政策疑問ぶつける 公約 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


子育ての極意を教えてくれる?ルンバ 古久保さくら  | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/market/?p=835

1 件 リツイートされました

★【P-WAN/ジェンダー平等政策・呼びかけ人コメント】隠れた最大の争点、ジェンダー政策/その中の「毒まんじゅう」を見極めよう(竹信三恵子 )p-wan.jp/site/modules/d…

1 件 リツイートされました

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「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果のご報告/<私たちの手で>政策疑問ぶつける 公約

2012-12-09 17:12:09 | ジェンダー/上野千鶴子
衆議院選挙もあと1週間となりました。
「私たちはジェンダー平等政策を求めます」キャンペーンの、
全政党公開アンケートの結果のご報告とお願いです。

全政党公開アンケートは「日本未来の党」から回答が届き、
やっと10政党がそろい、P-WANサイトへの掲載も終わりました。
今後は、この回答を有権者に政策判断する際の情報としてかえしていく作業が残っています。
お忙しいとは思いますが、各政党のジェンダー平等政策に対する考えを
一人でも多くの方にお伝えいただきますよう、ご協力をお願いいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

さいしよに、昨日の東京新聞、一面の記事です。
今回の政策アンケートが大きな記事になっています。

  <私たちの手で>政策疑問ぶつける 公約 有権者は「消化不良」
2012.12.8 東京新聞

政治は有権者、国民のものだ。だが肝心の選挙では、政党が党側の論理で公約を示し、有権者はその範囲内での選択を迫られてきた。今回は違う。有権者が、政党や候補者に聞きたい政策や疑問をぶつけ、返ってきた情報を共有する。投票の基準を多く示そうという草の根の動きが広がっている。(衆院選取材班)

◆争点化
 社会学者の上野千鶴子氏らが呼び掛け人となる「ジェンダー平等政策を求める会」は、衆院選を前に各党に、男女平等政策に関するアンケートを実施した。結果は関連団体のホームページ「P-WAN」で公表中だ。
 日本の男女共同参画は遅れているといわれるが、選挙で大きな争点となったことはない。女性施策が書かれた公約は多いが、抽象的な記述が多く、消化不良だ。
 アンケートでは、夫婦別姓の実現、指導的な立場の女性を二〇二〇年までに30%まで高める「202030」、女性のみに定められた再婚禁止期間の廃止など二十六項目の具体的質問を行い点数化した。
 呼び掛け人の一人、寺町みどりさん(60)=岐阜県山県市=は「女性が投票する時の判断基準にしてほしい。政党にとっても、アンケートが女性政策を考え直すきっかけになったのでは」と話す。

◆鍛える
 国が群馬県で計画している八ッ場(やんば)ダムの建設中止を求める「八ッ場あしたの会」(前橋市)も各党アンケートを行った。未着工のダム本体工事に対する姿勢を尋ね公表した。
 活動を始めたのは〇五年衆院選の時。当初は一市民団体の活動を疎んじる党もあったが、活動を続けることで回答の理由を詳細に書くなど、丁寧に対応する政党が増えた。
 有権者が政党の政策立案、発信能力を鍛えているともいえる。〇九年の衆院選では主要争点の一つだった同ダム建設問題だが、今回は忘れ去られている。政党が政策を中途半端に投げ出さないように監視する役割も果たしている。
 渡辺洋子事務局長(55)は「賛否を聞くだけでなく『なぜか』を問うことで政党の力量や政策の詰め方、有権者に開かれているかどうかが手に取るように分かる」と強調する。

◆言動一致
 「脱原発総選挙かながわ」など全国の市民グループは、候補者の脱原発度をチェックする「脱原発つうしんぼ」を実施した。候補者全員に脱原発の目標時期や再稼働、核燃料サイクルなどの考えをただすアンケートを届けた。これまでに約四百人分を回収。集計結果は選挙後もホームページ上に掲載を続ける。呼び掛け人の一人のマエキタミヤコさん(48)は「選挙前と後の言動に矛盾がないかチェックする」と話す。 


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衆議院選挙もあと1週間。
「ジェンダー平等政策を求める」キャンペーンで、あなたから一人でも多くの
方に情報をひろげていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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(転送・転載用メッセージ)
     「私たちはジェンダー平等政策を求めます」キャンペーン
「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果のご報告


 2012年12月7日
              「ジェンダー平等政策」を求める会 事務局  

「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果がまとまりましたので、ご報告します。回答書およびコメント、チャート・相関図の分析/考察等は、以下のP-WANサイトで公開しています。「ジェンダー平等政策」に対する各政党の考えが一目瞭然なので、あなたから一人でも多くの人にお伝えください。

 http://www.p-wan.jp (市民と政治をつなぐP-WAN) 

「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの政策リスト(全26項目)は2009年女性差別撤廃委員会(CEDAW)勧告をもとに作成したものです(憲法と脱原発、防災復興を除く)。したがって国連女性差別撤廃条約の遵守と遂行に対して各政党がどのくらい積極的かを測る指標となります。CEDEAW勧告については、2009年度、過去2期6年進捗が見られなかったことに対し強い勧告を受け、今年日本政府は進捗がなかったことの報告を国連に提出したばかりです。
さらに今回の政策リストにはトップに、憲法と脱原発、防災復興を加えました。不戦と非核はジェンダー平等政策の前提、と考えるからです。
全政党公開アンケートは11月21日に14政党(2党に追加)に郵送(配達証明付)。昨日までに事務局に届いた回答書は、到着順に「民主党」「国民の生活が一番」「社民党」「日本共産党」「公明党」「緑の党」「自由民主党」「日本維新の会」「国民新党」「日本未来の党」の10政党です。私たちのアンケートに答えてくれた政党に、まず感謝いたします。
回答書は、4択で「賛成+2ポイント・どちらかといえば賛成+1ポイント・どちらかといえば反対-1ポイント・反対-2ポイント」として、「ジェンダー平等政策」指数を表しました。ポイントが低い順に、「国民新党」-2、「日本維新の会」9、「自民党」11、「日本未来の党」36、「公明党」38、「民主党」44。「日本共産党」50、「国民の生活が一第一」51、「社民党」と「緑の党」は52です。

 なお、「私たちはジェンダー平等政策を求めます」キャンペーンの 呼びかけ人・賛同人は、12月5日現在で23団体273人になりました。
 回答をインターネットで公開し、自由に転送・転載をよびかけることで、ジェンダー平等政策を求め.運動をつくりたいと考えています。
 私たちの呼びかけに、賛同していただければ幸いです。

12月6日現在の10政党からの回答書はこちらから。

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
●  政策リスト(回答書) 政党別回答をチャート化 (「日本未来の党」を追加)  印刷用PDF・A4版6ページ 471KB

民主党


国民の生活が第一


社民党


共産党


公明党


自民党


日本維新の会


国民新党


日本未来の党


緑の党(今回は比例区にも選挙区にも候補を出していない)


政策リスト回答のチャート&相関図の分析と考察(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版4ページ 265KB

● 政策リスト回答書・政党別(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版20ページ 503KB

● 政策リスト回答書・政策カテゴリー別(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版12ページ 430KB



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12月8日(土)のつぶやき

2012-12-09 01:23:00 | 花/美しいもの

★<私たちの手で>政策疑問ぶつける 公約 有権者は「消化不良」(12.8東京新聞)tokyo-np.co.jp/article/shuin2… ◆争点化・・「ジェンダー平等政策を求める会」は、衆院選を前に各党に、男女平等政策に関するアンケートを実施した。結果は関連団体のホームページ「P-WAN」・

2 件 リツイートされました

★専業主婦は厚遇ですか〈衆院選 答えを探す〉(12.8朝日新聞)digital.asahi.com/senkyo/sousenk…・・・■社会保障「世帯単位が問題」  配偶者控除を廃止するのか否か――。衆院選を前に各党に迫った団体がある。女性団体などでつくる「ジェンダー平等政策を求める会」だ。・・・

2 件 リツイートされました

ジェンダー政策、政党間で大きな違い=女性グループがアンケート - WSJ日本版 - jp.WSJ.com on.wsj.com/129wMPc

1 件 リツイートされました

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ジェンダー政策、政党間で大きな違い=女性グループがアンケート/専業主婦は厚遇ですか

2012-12-08 21:57:51 | ジェンダー/上野千鶴子
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「ジェンダー平等政策を求める会」の全政党アンケートは、
未来の党から回答が届いて、主要10政党がそろいました。

未来の党が回答したことで、マスコミから一斉に取材。
昨日はその対応に追われていました。
折り返しの今日、各社の記事が出ました。

P-WANの回答の情報を使いたい、記事でも紹介したいということなので、
昨夜から、最新情報のP-WANへのアップ作業を急ぎました。

10政党の26項目のジェンダー平等政策の回答および分析/考察等は、
以下のP-WANにアップしてありますので、ご覧になってください。。

  市民と政治をつなぐP-WAN 

  ジェンダー政策、政党間で大きな違い=女性グループがアンケート  
2012/12/07 時事通信

 16日投開票の衆院選を前に、各政党が男女平等に関するジェンダー政策にどの程度熱心か、女性問題に取り組む団体と個人から成る女性グループがアンケート調査を行った。その結果、政党の候補者のクオータ(割り当て)制、配偶者控除の廃止、選択的夫婦別姓などについて各党間で方針に大きな違いが出た。
 このグループは、約20の女性団体と約270人の賛同人らでつくる「ジェンダー平等政策を求める会」(事務局・上野千鶴子東大名誉教授ら)。質問項目は、ポジティブアクション(積極的改善措置)、婚外子の相続差別の廃止などを盛り込んだ民法改正、脱原発など26項目。質問票を送った政党のうち、7日までに9政党(国民の生活が第一は日本未来の党へ参加・合流したため除外)から回答があった。回答書は「賛成」から「反対」までの4段階から選ぶ。
 回答した全政党が「賛成」「どちらかといえば賛成」としたのは、「防災復興に女性の参画」「被災地の女性雇用の創出」「ワークライフバランス」など。一方、専業主婦優遇とされる配偶者控除廃止と第三号被保険者制度見直しは、公明党と国民新党が「どちらかといえば反対」、自由民主党と日本維新の会、日本未来の党は答えなかった。民法改正については、民主党、社民党、日本共産党、公明党、緑の党が「賛成」「どちらかといえば賛成」とした。
 同グループは各政党のジェンダー政策をポイント制で評価。満点は52ポイントで、指数が低いほど男女平等に消極的と見なした。低い順に国民新(マイナス2)、維新(9)、自民(11)、未来(36)、公明(38)、民主(44)、共産(50)と続き、社民と緑の党は満点だった。
 上野さんらは「脱原発に積極的な党ほど、女性差別解消にも積極的であることが分かった。日本は男女の賃金格差、女性の政治家や管理職が国際的にも著しく低いなど、不平等な実態があるにもかかわらず、ジェンダー政策が争点になっていないことは問題。この結果を有権者の判断材料にしてほしい」としている。
 このアンケート結果の詳細は、女性団体「P-WAN」のサイト(http://p-wan.jp/site/)。 
(2012/12/07-20:42)時事通信



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専業主婦は厚遇ですか〈衆院選 答えを探す〉
2012年12月8日 朝日新聞

 【山田優】衆議院解散9日前の国会。岡田克也副総理がつるし上げられていた。
 自民党の小泉進次郎氏が前回衆院選の民主党のマニフェストを「どう受け止めているのか」と追及。「書いてできなかった最大のものは配偶者控除の廃止。私は廃止論者なので、書いた以上はやるべきだと考えているが、党の中で一致に至らなかった。見通しが甘かった」と答えた。
 岡田氏が「最も反省した」配偶者控除の存廃。実は、長く、熱い議論が続いているテーマだ。
 「配偶者控除即時廃止は暴論だ」。今年6月、朝日新聞の「声」欄に一通の投書が載ると、さいたま市浦和区の女性(37)もすかさずメールで投稿した。
 専業主婦の存在意義に理解を
 そんな見出しで掲載された。「控除の廃止を急ぐのは出生率の低下を招くと思います」とつづっている。
 女性に会いに行った。
 2人の小学生の娘がいるお母さん。事務の仕事をしていたが、夫の転勤を機に専業主婦になった。
 娘の学校は田植えなどの課外授業があると、ボランティアで付き添える保護者を募る。来るのはいつも同じメンバーの主婦。「年々働くお母さんが増えて成り立たなくなっている」
 他にも家庭での介護など社会で担う役割がある、と自負する主婦は多い。「配偶者控除はその対価の意味もあるのでは」と女性も思う。「専業主婦が今の世の中に必要と理解してほしい」と投書を結んでいた。
 この投書の掲載から11日後。今度は神奈川県茅ケ崎市の看護師、三浦道代さん(40)の「声」が載った。
 配偶者控除廃止やむを得ない
 「保護者組織が専業主婦のサポートがないと成り立たないという主張は理解できません」とつづる。
 三浦さんにも会った。
 中学生と保育園児の娘、小学生の息子を育てるお母さん。3人とも認可保育所になかなか入れなかった。「保育園が見つからないときは本当に地獄でした」
 仕事でも苦労が続いたが、昨年も今年も小学校の保護者会の役員を引き受けている。「役員会の時間を働いている人に合わせれば引き受けられます。専業主婦だから、という問題ではないと思う」
 働くか、働かないか、個人が選ぶ時代になった。「配偶者控除で、主婦は優遇されていると思う。本当の弱者を控除すべきでは」と三浦さんは言う。
 女性の役割、家族の在り方、子育ての考え方……。議論は時に様々な思いを映し出し、複雑さを帯びる。
 3年前、民主は子ども手当の財源を確保するために配偶者控除を廃止する、と約束した。今回の民主のマニフェストからは「配偶者控除」をめぐる議論は消えた。他党の公約でも、前面に打ち出すことはない。

■社会保障「世帯単位が問題」
 配偶者控除を廃止するのか否か――。衆院選を前に各党に迫った団体がある。女性団体などでつくる「ジェンダー平等政策を求める会」だ。サラリーマンの妻が原則として年金保険料を負担しない「第3号被保険者制度」の見直しとあわせて各党に聞いている。
 結果は図のようになった。廃止や見直しに「賛成」と答えたのは社民党と共産党。民主党、日本未来の党は「どちらかといえば賛成」。民主党は「廃止」を掲げた前回からトーンダウンした。公明党と国民新党は「どちらかといえば反対」。自民党は「どちらともいえない」、日本維新の会は「地方が決める」と明確には答えなかった。みんなの党、新党改革、新党大地、新党日本は6日までに、アンケートの回答がなかったという。詳細は会のホームページ(http://p-wan.jp/site/)で見られる。
 事務局の一人、上野千鶴子・東大名誉教授に聞いた。「これらの制度で女性が対立するのは違っている。年金は払った人が受け取るのが原則。主婦が優遇されているのではなく『オヤジ優遇策』なんです」。恩恵を受けているのは、専業主婦を持つ夫と企業だという指摘だ。
 「そもそも社会保障が世帯単位で設定されていることが問題」と上野さんは指摘する。「ドメスティックバイオレンス(DV)などを考えても、社会保障は結婚しているかどうかにかかわらず、個人単位であるべきだ。無年金者や低所得者について、政治は別の対策を考える必要がある」  




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12月7日(金)のつぶやき

2012-12-08 01:22:48 | 花/美しいもの

V-WAN名古屋研修 中村奈津子 Women's Action Network wan.or.jp/group/?p=2371 voiceswan初めての名古屋ワークショップ! 名古屋オフィスのみなさんにはいつも刺激を与えていただいてます! 発信のハードルは思ってるより高くない^^

寺町みどりさんがリツイート | 2 RT

中日新聞:<世代をつなぐ 12衆院選> 女性の再就労支援 男標準の環境を正せ:暮らし(CHUNICHI Web) chunichi.co.jp/article/living…


未来の党から回答が届きました/<世代をつなぐ 12衆院選> 女性の再就労支援 男標準の環境を正せ goo.gl/AFbyZ

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「ジェンダー平等政策」全政党アンケート:★日本未来の党から回答が届きました/10政党からの回答がそろいました。p-wan.jp

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お疲れ様でーす。昼ご飯食べてなかったよ。RE@chibigaeru p-wan.jp/site/index.php ジェンダー平等政策要求キャンペーン、やっと日本未来の党から回答が届きました! 督促、メディア対応など本当にち密なやり取りがあっての10政党回答、今回本当に学びました

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〇ジェンダー政策、政党間で大きな違い=女時事ドットコムに大きな記事が出ました! ★ジェンダー政策、政党間で大きな違い=女性グループがアンケートjiji.com/jc/c?g=pol_30&…

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『 ジェンダー平等政策 政党アンケート結果』島村きよみの活動日記|shimamura-waiwai.seesaa.net/article/305727…

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未来の党から回答が届きました/<世代をつなぐ 12衆院選> 女性の再就労支援 男標準の環境を正せ

2012-12-07 10:42:23 | ジェンダー/上野千鶴子
昨夜、「日本未来の党」から回答が届きました。

これで10政党になりました。
ますはよかったです。


「私たちはジェンダー平等政策を求めます」政策リスト(回答書)


★ 政策リスト回答書・政党別(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版20ページ 503KB

★ 政策リスト回答書・政策カテゴリー別(12.6現在10党) 印刷用PDF・A4版12ページ 430KB

★ 「私たちはジェンダー平等政策を求めます」全政党公開アンケート(11.21) 印刷用PDF・A4版2ページ 147KB 




政策リスト回答の報告とコメント(11.30現在7党) 印刷用PDF・A4版3ページ 197KB

政策リスト回答のチャート&相関図の分析と考察(12.5現在9党) 印刷用PDF・A4版3ページ 230KB

政策リスト回答書/政策別全政党平均値表(12.5現在9党) 印刷用PDF・A4版 98KB



 政策リスト(回答書) 政党別回答をチャート化  印刷用PDF・A4版5ページ 419KB

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今朝の中日新聞生活面には、稲熊美樹さんの記事。


2012年12月7日 中日新聞

記事の最後に、上野千鶴子さんのコメントが載っています。

  <世代をつなぐ 12衆院選> 女性の再就労支援 男標準の環境を正せ  
2012年12月7日 中日新聞

 「働いていなかった期間は、ブランクではなく、(一時的に職場を離れて充電する)“キャリアブレーク”と考えましょう。主婦業や育児など、仕事以外のことを一生懸命やっているのですから」
 講師の歯切れのいい声に、受講生の専業主婦がペンを走らせる。結婚や出産で仕事を辞めた女性の再就職を支援しようと、昭和女子大(東京都世田谷区)が開講した「ママチャレ! ブラッシュアップキャリア塾」での一こまだ。
 講座は二〇〇七年、文部科学省の委託事業として始まった。グループで議論を重ねキャリアを見つめ直すゼミ方式の講座と、実践的にパソコンのスキルを磨く座学、面接のこつなどを学ぶ講座を組み合わせた総合的なカリキュラムを開発した。
 文科省の補助金は最初の三年間だけ。受講料を値上げしたが、講座にかかる経費の一部は大学の持ち出しだ。これまでに女性二百四十四人が受講し、多くがパートやアルバイト、正社員として再就職したり、起業している。小原奈津子副学長は「受講者が持っている能力は、もともと高い。講座が再就職に向けて後押ししている」と意義を話す。
 妊娠や出産を機に、それまで働いていた女性の六割は仕事を辞めてしまう。この傾向は二十年以上変わっていない。しかし、少子高齢化で労働力人口が減少の一途をたどる中、家庭に埋もれている女性の労働力は貴重だ。
 講座に参加する中山千津さん(38)は、出産を機に退職、講座であらためて自分を見つめ直し、出産前にしていた営業事務を再び目指す。吉居しおりさん(33)も、八歳と五歳の子を育てながら再就職を希望。「近所のパートやアルバイトではなく、自分のやりたいことを仕事にしたい」と前向きだ。
     ◇
 出産退職後に再就職する女性は、産前は正社員でも、パートなどの非正規社員になることが多い。所得税の配偶者控除や、国民年金の保険料を本人が払わなくても、夫が会社員や公務員で保険料を納めていれば年金を受け取ることができる、いわゆる「三号被保険者制度」といった、税制や社会保障面での専業主婦優遇策は残ったまま。こうした優遇は、パートでなければ受けられない。民主党は前回、所得税の配偶者控除廃止をマニフェストに掲げたものの、反対が多く見送られた。
 労働政策研究・研修機構の調査によると、パートで働く女性の26%は就業調整をしている。その理由は「所得税を支払わなければいけなくなる」「配偶者控除がなくなる」「健康保険や厚生年金の被扶養者から外れる」の三つが圧倒的に多い。主婦優遇策は逆に働く女性の足かせとなり、女性の生き方や働き方を制限している側面もある。
     ◇
 男女の賃金格差の問題もある。厚生労働省の調査によると、縮小傾向にあるものの依然、女性の賃金は男性の七割程度。日本では、正規、非正規にかかわらず、仕事の価値が同じなら男女で同じ賃金がもらえる「同一価値労働同一賃金の原則」が浸透していない。
 女性も働き続け、男女が共に子育てや介護などの家庭生活と仕事を両立できる社会にするためには、男性の長時間労働の是正も欠かせない。
 上野千鶴子・東京大名誉教授は「今の日本の職場は、家庭との両立はできないようにできている。(残業を強いられるような)“男標準”の働き方を変えない限り、女性は子どもを産めない」と警鐘を鳴らす。 (稲熊美樹)

◆共働きの増加が続く 総務省の労働力調査によると、2010年の女性の労働力人口(15歳以上)は2768万人。これに対し非労働力人口は2940万人で、このうち342万人が就業を希望している。
 共働きと、夫だけが働く片働きの世帯数の推移は、グラフのように、1980年までは片働き世帯が圧倒的だったが、共働き世帯が年々増加。男女雇用機会均等法が成立した85年以降さらに加速し、片働き世帯との差が縮まった。
 バブル経済崩壊後の92年に初めて逆転。97年以降は、共働き世帯が片働き世帯を毎年上回っており、その差は年々拡大している。2010年の世帯数は、共働きが1012万世帯に対し、片働き世帯は797万世帯。


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12月6日(木)のつぶやき

2012-12-07 01:22:33 | 花/美しいもの

P-WAN/9政党の政策リスト回答書に対するコメント、チャート&相関図の考察・分析(12.5) blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…

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