みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

サフランが咲いた!/ポスター水増し詐欺の市議3人辞職/県議選の訴訟、県側争う姿勢。 

2007-11-13 07:23:17 | 市民運動/市民自治/政治
夏の終わりに植えた


サフランが咲きました!


土がなくても、水がなくても机の上で咲く花。
  

 サフラン(あやめ科・サフラン属




サフランはクロッカスの仲間で
赤くて長い 3 本の雌しべは薬用になるので、
「秋咲きクロッカス」「薬用サフラン」などと呼ばれます。
「サフラン・ライス」の黄色は、このサフランの雌しべで、
食品などの着色料や染色に使ったりします。
犬サフランは「コルチカム」のこと。

  



紫の薄衣をまとったサフラン、
かれんなクロッカスの仲間は大好きです。


 サフランにワンクリック 


話は変わりますが、
ポスター水増し詐欺疑惑の山県市議3人辞職しました。









これで、辞職した市議は5人。
残るはふたり。1人はいま県議会議員です。

市議の宮田さんは、「関係者がやったことで自分は知らなかった」、
県議の横山さんは、そのまま居座るつもりとも、
やめたいけれど他の県議が辞めさせないとも、取りざたされています。

それにしても、公金を騙し取るなんて破廉恥なできごとで、
わたしが選んだわけじゃないけど、市民として恥ずかしい思いです。

新たに山県市議3人辞職 ポスター代水増し   
岐阜新聞 2007年11月09日
 
 2004(平成16)年4月の山県市議選で、公費負担されるポスター代を水増し請求したとして、現職市議らが書類送検された詐欺容疑事件で、村橋安治(58)、村瀬隆彦(54)、武藤孝成(58)の3市議が8日、議長あてに辞職願を提出、受理された。この事件で書類送検された市議6人のうち、辞職したのは計5人となった。
 同市議会の定数は現在22。同市議の任期満了(来年4月30日)まで6カ月を切っており、公選法によると、今月1日以降は欠員が3分の1以上になると、補選が行われるが、現時点では欠員5のため、補選は実施されない。
 3人は8日、連名で「市議会議員として行政の監視に努めてきたが、選挙公営制度の内容把握をしておらず、市民にご迷惑をおかけしたことに大変申し訳なく思っています」とのコメントを発表した。村瀬伊織議長は「本人らの判断でありその気持ちは受け止めた。残された議員で力を合わせて議会の信頼回復に努めたい」と語った。


岐阜地裁で行われた岐阜県議選の住民訴訟の第一回弁論では、
県が争う旨の答弁書を出した。

選挙公営ポスター代水増・過払分の返還を求める住民訴訟(2007.9.7)

その新聞報道も紹介します。
返還請求訴訟、県側争う姿勢 県議選ポスター代水増し  
岐阜新聞 11月7日

 今春と4年前の県議選で公費負担の選挙ポスター代に水増しがあったとして、県内の住民グループが県知事を相手取り、過払い分の計約2800万円を候補者などから返還させるように求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、岐阜地裁(西尾進裁判長)で開かれた。被告側は請求の棄却、却下を求めるなど全面的に争う姿勢を示した。
 被告側は答弁書で「条例で定められている基準額内で請求されている以上、返還請求を求める根拠はない」と主張した。
 訴えたのは「くらし・しぜん・いのち県民ネットワーク」事務局の寺町知正山県市議ら10人。
 訴状によると、住民グループは、同市議選のポスター代水増し請求事件で一部の市議が書類送検されたのを受け、公費負担上限額の50%以上の請求が水増しに該当すると判断。2回の県議選で、50%以上を請求した候補者延べ97人と印刷業者に対し、知事が過払い分を返還請求するように求めている。
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岐阜県議選ポスター費水増し:岐阜県側が棄却求める
毎日新聞 11月7日

 岐阜県議選の立候補者延べ97人が、公費負担の選挙ポスター製作費を計約2888万円過剰に受け取ったとして、市民グループ「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」が古田肇知事を相手取り、過剰分を返還させるよう求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が7日、岐阜地裁(西尾進裁判長)であった。県側は「過剰とする合理的理由や根拠が示されていない」などとして却下、棄却を求めた。
 同グループは、ポスターは公費負担上限の半額で製作できると主張。50%以上を請求した03年県議選の立候補者50人と、今年4月の県議選の47人の延べ97人から、50%を超過した分、計約2888万円を返還させるよう求めている。
 県監査委員は今年8月、今年の県議選立候補者4人と印刷4業者が計143万円を過剰に受け取ったと認定する一方で、「不正な水増しではない」として、同グループの監査請求を退けている。【鈴木敬子】
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県議選ポスター製作費返還訴訟古田知事、全面的に争う  
読売 11月8日

 公費負担される選挙ポスター製作費を巡り、2003年4月と今年4月の県議選に立候補した候補者の一部が水増し請求していたとして、市民団体のメンバーが、古田肇知事を相手取り、候補者延べ97人と印刷業者らに水増し請求分約2900万円を返還させるよう求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、岐阜地裁(西尾進裁判官)であった。
 被告側は03年分は却下、今年分は棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。
 訴状などによると、原告側は50%を超える金額は相場よりもかなり高いとして、公費負担上限額の50%を超える金額が水増し分に当たると主張。03年の選挙では候補者50人が約1630万円、今年の選挙では候補者47人が約1255万円を水増し請求していると算出した。


埼玉県でも、選挙カー燃料費の不正請求。

選挙カー燃料費不正、埼玉でも 4月の県議選で
朝日 2007年11月08日

 4月の埼玉県議選(定数94)で、県が負担する選挙カー1台分の燃料費について、1日に100リットル以上の燃料を購入したり、毎日同じ量の燃料を購入したりして代金を請求した候補者が複数いることが分かった。朝日新聞の取材に対し、一部の候補者は不適切な請求だったことを認め、県に返還手続きを行った。
 県条例で、県議選の選挙カーの燃料費は9日間で6万6150円を限度に、候補者と契約した業者からの請求を受け、県が支払っている。
 朝日新聞が県選管に情報公開請求し、開示された候補者135人の燃料費の請求内訳書などによると、総額約430万円が支払われた。
 1日に100リットル以上の燃料を購入していた候補者は3人いた。このうちの1人は「複数の車の燃料を購入した。公費負担が1台分だけとは知らなかった」と認め、5万9400円全額の返還手続きを行った。
 また、9日の間、一定量を購入していた候補者も3人いた。毎日57リットル購入していた候補者の1人は、「随行車と2台分の燃料だった。多く請求した分は返す手続きをする」と話している。
 返還手続きをした候補者は「これまで選挙に使う車の燃料は何台でも、限度額までなら公費で払われると思っていた。そう考えて請求している候補者はほかにもいると思う」と話している。



疑惑の前市議・横山さんを他の県議が辞めさせないのは、
ポスター代返還訴訟を起こされてるので、横山さんが認めて辞めたら、
自分たちに影響が及ぶのをおそれているためなの??

そんなこと心配するヒマがあったら、潔く認めて返したらいいのにと思う。

ポスター代の2880万円は、公金ですよ、公金っ!


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最後まで読んでくださってありがとう
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