みどりの一期一会

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台風19号 被害把握と救助を急げ/台風豪雨で広域被害 救助と実態把握に全力を/見直し必要な洪水対策/身近な危険意識新たに

2019-10-14 21:40:44 | ほん/新聞/ニュース
台風19号の甚大な被害が東日本に広がっています。
台風が通り過ぎてから、丸一日以上たちますが、
水につかったままのところも多く、いまだ被害の実態も明らかになっていません。
被災された方に、心からお見舞い申し上げます。

今日のブログは、台風19号関連の記事を紹介します。

 台風19号、34人死亡15人不明 避難者は3万8千人
2019年10月14日 朝日新聞

各地に大雨被害をもたらした台風19号で、14日昼までの朝日新聞の集計では、少なくとも34人が死亡、15人が行方不明となっている。東日本では14日夜にかけて雨と予想されている地域もあり、気象庁は土砂災害や河川の増水に警戒を呼びかけている。
 この台風の影響による死亡が新たに確認されたのは、岩手県で1人、宮城県で2人、福島県で2人の計5人。前日までの被害と合わせると宮城県で8人、福島県で7人が亡くなったほか、栃木県や神奈川県、群馬県でそれぞれ4人が死亡。岩手県と埼玉県でも2人、茨城県、千葉県、長野県では各1人ずつの死亡が確認されている。行方不明者は6県で15人となった。

 総務省消防庁によると、14日午前7時時点の避難者は17都県の約3万8千人。茨城県が約1万人、福島県が約9千人、長野県が約7千人となっている。

 土砂災害による集落などの孤立も確認されている。群馬県では嬬恋村、神流町、南牧村の一部で土砂崩れにより道路が寸断され、集落やホテルが孤立した。岩手県でも宮古市の障害者施設が道路の寸断で教員や生徒計16人が取り残されたほか、釜石市の一部で住民ら300人以上が孤立し、断水状態となっている。

 被災地となった東日本では雨となっている地域が多い。気象庁によると、千曲川の堤防が決壊した長野県では14日正午現在で広い範囲で雨が降り、北部で大雨・洪水警報、中部でも洪水警報を発表している。14日正午からの24時間降水量は、多いところで北部40ミリ、中部と南部で30ミリの見込み。関東地方では14日夜にかけて雨になる地域が多く、東北南部でも天気が崩れそうだ。


  社説:台風19号 被害把握と救助を急げ 
2019年10月14日 朝日新聞

 記録的な大雨による広域災害である。国が先頭に立って、被害実態の把握と人命救助に全力をあげなければならない。
 台風19号の影響により、東日本から東海・中部にかけての広い範囲で、河川の氾濫(はんらん)や土砂崩れなどが相次いだ。死者・行方不明者は40人を超え、浸水で孤立した地域も多い。被害はさらに広がる恐れがある。
 災害対応は初動が肝心だ。政府は自治体と緊密に連携し、先手先手で人員の配置や物資の投入を進めてもらいたい。
 国土交通省によると、13都県で堤防が決壊したり、水が堤防を越えてあふれ出したりした。上流部に降った大量の雨が引き続き流れ込んでいて、地域によっては水が引くのにかなりの時間がかかるとみられている。もちろんどの被災地・被災者にも救援が必要だが、とりわけ医療機関や福祉施設に身を寄せていて被害にあった「災害弱者」への対応は優先度が高い。
 断水や停電が各地でおきており、避難所生活が長引くことも想定される。被災者の体調や精神状態が心配だ。地元自治体はモノの提供にとどまらず、現場のニーズを適切に把握して、県や国に伝えてほしい。
 今回の台風は日本に近づいても勢力が衰えず、気象庁は早くから注意を呼びかけていた。12日から13日にかけては、5段階ある警戒レベルのうち最大値5にあたる大雨特別警報を、順次各地に発令した。それでも甚大な被害が出た。人々に危機感がいつ、どれだけ伝わったのか、検証がいるだろう。
 自治体の対応にも改善の余地がありそうだ。避難所に行ったが満員だと言われて入場を断られた、食料などの準備が一切なかったなどの苦情が一部出ている。また、ホームページで情報を確認するよう誘導しながら、アクセスが集中してつながらなかったとの指摘もある。避難所の受け入れ態勢や職員の配置、情報発信のあり方などを再検討して、今後にいかすべきだ。
 他にも、これまでの想定や手順を見直す必要があることを、今回の台風は教えている。
 たとえば、ダムの水があふれないように緊急放流が各地で行われた。それ自体が異例なことだが、多くは夜間未明の決定となった。地元自治体や流域の住民に余裕をもって情報は伝わっただろうか。不信をぬぐい、被害を生まないために、全国で早急に点検すべき課題だ。
 一方で、鉄道の計画運休や商業施設の休業、イベントの中止などがあらかじめ発表され、混乱の回避につながった。経験を重ね、非常時の対応について認識を共有していくことが、災害に強い社会をつくる。


 社説:台風豪雨で広域被害 救助と実態把握に全力を
毎日新聞2019年10月14日

 台風19号は東日本を中心に記録的な豪雨をもたらした。洪水や土砂災害などの被害が極めて広範囲に及び、深刻な事態だ。
 住宅が土砂にのみ込まれるなどして、多数の死傷者や行方不明者が出ている。長野県の千曲川など河川の氾濫で住宅地が浸水し、大勢の人が建物内に取り残された。
 各地で自衛隊や警察、消防がヘリコプターやボートで捜索や救出活動に当たっている。一刻も早い住民の救助が何よりも優先される。
 台風19号は、強い勢力を保ったまま日本列島を襲った。大雨特別警報が出された地域は一時、過去最多の13都県に上った。昨年7月の西日本豪雨の11府県をも上回る規模だ。
 今回の被害の特徴は、東海から東北までの非常に広い範囲で次々に河川が氾濫したことだ。国土交通省によると、きのうの午後4時現在で、国や都県が管理する河川のうち、21河川で堤防が決壊した。全体では142河川で水が堤防を越えてあふれるなどした。
 長野市では千曲川の氾濫で長野新幹線車両センターが水没し、北陸新幹線の多数の車両が水につかった。東京電力など各電力会社の管内では最大計約52万軒で停電も起きた。
 被害は広域にわたるだけに、実態の把握が急務だ。9月に関東を直撃した台風15号では、千葉県で停電の影響や住宅被害などの把握が遅れ、対応が後手に回った。
 政府や自治体は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の情報や空撮も活用し、ライフラインや住まいなどの被害状況を早急に確認すべきだ。物資などの支援を必要としている地域をまず特定することが大切だ。
 また、まだ被害が発生していない地域でも、雨で地盤が緩み、土砂災害などのおそれがある場所があるとみられる。増水した河川の流域にはまだ洪水の危険もある。こうした地域では引き続き警戒が必要だ。
 政府は非常災害対策本部を設置した。広域災害では、国と自治体による支援態勢の構築が欠かせない。大規模な浸水被害を受けた地域では今後、災害ごみの撤去などに多くの人手も要する。政府は自治体間の調整に努め、住民の救助と生活の再建へ全力を挙げなければならない。


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  社説:台風19号 見直し必要な洪水対策
2019年10月14日 中日新聞

 台風19号が日本列島に大きな傷痕を残した。行方不明者の捜索を急ぎ、被災地の復旧作業を進めなければならない。近年、激甚化する気象災害にどう備えるかも、問われている。
 暴風域が直径六百五十キロにも及び、スーパー台風ともいわれた台風19号。気象庁は九日には「十一日金曜日までに備えるように」と呼び掛けた。台風はほぼ予想通りに静岡県・伊豆半島に上陸した。
 鉄道各社は計画運休を決め、レジャー施設やコンビニなども休業を発表。多くの人が先月の台風15号の経験を生かして備えた。それでも、多くの死者・行方不明者が出た。
 車で移動中に犠牲になる人が目立つ。災害時にはどこまで車を利用してもよいのか。どんな危険性があるのかを検討してほしい。
 風も強かったが、それ以上に雨台風だった。神奈川県箱根町で四十八時間雨量が一〇〇〇ミリを超えるなど、山間部を中心に各地で年間降水量の30~40%にあたる雨量を記録した。大雨特別警報は過去最多の十三都県に発令された。河川の氾濫や堤防の決壊が相次ぎ、被害を大きくした。
 国は大河川では百五十年から二百年に一回、中規模の河川は百年に一回、起きるような大洪水にも耐えられるように堤防などの設備を整備している。
 堤防が決壊した、長野県の千曲川は歴史的にも水害が多い。下流の新潟県では信濃川と呼ばれ、全体では日本一長い川であり、流域面積は三位である。流域面積とは降った雨が集まる範囲を示す。今回の台風は、南からの湿った風が山地にぶつかって大量の雨を降らせた。それが集まって一度に流れたのだろう。
 山間地で森林が伐採されたり、地形が変わったりすると、雨水を一時的に貯留する能力が低下し、地表を流れるスピードが速くなる。市街地化が進んでいくと、雨水が地下に浸透しにくくなる。防災対策が進む一方で、危険性も増していた。
 昨年も西日本豪雨で二十五河川の堤防が決壊。岡山県では多くの死者を出した。
 気象庁気象研究所によると、西日本豪雨は地球温暖化にともなう気温の上昇と水蒸気量の増加が影響している。スーパー台風は珍しくなくなるかもしれない。
 堤防のかさ上げやダム建設といったハードに頼る洪水対策は限界を迎えている。抜本的に見直す必要がある。 


 社説:台風19号の被害 身近な危険意識新たに
信濃毎日新聞2019年10月14日

 週末の列島を襲った大型の台風19号は各地に甚大な被害をもたらした。多くの死傷者が出ている。県内では長野市で千曲川の堤防が決壊したほか流域の全域にわたって氾濫が相次ぎ、大規模な浸水被害が起きた。
 降り始めから2日足らずで300ミリを超す記録的な豪雨を上流部の各所で観測している。増水による被害は台風通過後に拡大した。堤防が決壊した長野市穂保では一帯の住宅地に濁流が押し寄せ、1階の屋根近くにまで達した。
 孤立した医療機関や高齢者施設もある。水が引くにはなお時間がかかるだろう。取り残された人がいないか。被害状況の把握を急ぎ、住民の安否の確認や救助に全力を挙げなければならない。
 北陸新幹線の車両基地も浸水して車両が泥水に漬かった。上田電鉄の別所線では鉄橋が崩落している。各地で下水処理場が冠水し、復旧の見通しが立っていない。停電や断水も含め被害は多方面にわたり、全容はまだ見えない。生活への影響は長引きそうだ。
 土砂崩れによる被害も出ている。雨は上がっても、大量の水分で地盤は緩み、河川の増水も続いている。県内はきょう、再び雨が降る予報だ。引き続き厳重な警戒が欠かせない。
 台風19号は12日夜、伊豆半島に上陸した。先月、千葉で大きな被害を出した15号に続いて関東を通過している。鉄道の計画運休など厳戒態勢を敷いたものの、自然の猛威を防ぎきれなかった。
 これまで台風は西日本に上陸することが大半だったが、気候変動の影響で東寄りのルートを通ることが今後も増えると指摘されている。また、日本周辺の海水温が上がったことで、勢力を弱めずに上陸するようになったという。
 気象の異変は台風に限らない。豪雨による災害もこのところ毎年のように起きている。多くの犠牲者を出した昨年の西日本豪雨や、一昨年の九州北部の豪雨は記憶に新しい。2015年には茨城の鬼怒川が決壊し、1万世帯以上が浸水する水害があった。
 日本は地震が集中する国でもある。水害にせよ地震にせよ、多発する大災害は住民の命を脅かし、生活に大きな打撃を与える。
 身近な災害の危険を日ごろから住民に周知し、共有できていたか。自治体があらためて点検するとともに、住民も自ら、防災と減災への意識を新たにしたい。
 疲弊する地方がさらに窮地に追い込まれれば社会はもたない。国が果たすべき責任も問われる。
(10月14日)


 社説:台風19号/被災者救出、支援に全力を
河北新報 2019年10月14日
  堤防が決壊し、濁流が住宅街に押し寄せる。浸水した家屋に取り残された住民がヘリコプターで救助される。そんな光景に東日本大震災の津波被害が重なり、胸が痛む。
 台風19号の通過に伴う猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川をはじめ、宮城、福島両県を流れる阿武隈川などで氾濫が相次いだ。土砂災害も各地で続出した。
 東北や関東、中部などの広範囲で、記録的な豪雨の被害が広がっている。宮城県では丸森町や大郷町で大規模な浸水被害が発生した。
 全国で死者が相次ぎ、安否が分からない人もいる。まずは人命を最優先として、国をはじめ、自衛隊や消防、自治体の関係機関は救命救助、行方不明者の捜索に全力を挙げてほしい。
 台風19号はきのう、日本の東の海上で温帯低気圧に変わったが、危険な状況は過ぎ去っていない。土砂災害や河川の氾濫、浸水などへの警戒は引き続き必要だ。
 甚大な被害を踏まえ、政府は昨年の西日本豪雨以来となる非常災害対策本部を設置した。被害の全容把握に努め、必要な措置、対策を迅速に講じてほしい。
 生活の場を奪われた人々の避難生活は長期化も予想される。被災地では医療や福祉、行政、ボランティアなどの協力や支援が欠かせない。その広がりに期待したい。
 今回の台風は、短時間に多くの降雨をもたらした。13日までの24時間降水量は最大で宮城県丸森町筆甫で588.0ミリ、福島県川内村で441.0ミリ、岩手県普代村で437.0ミリを記録するなど各地で観測史上最高となった。
 気象庁は最大級の警戒を呼び掛ける「大雨特別警報」を13都県に発表。特別警報が2013年に新設されて以来、最大の規模となった。
 特別警報は「数十年に1度」の甚大な災害が起きる危険性が高い際に発表される。それが毎年のように出る。豪雨災害はいつ、どこで起きても不思議ではない。住民は身を守るため、自らの防災力向上が求められる時代だ。
 特に台風は、温暖化によって異変を来している。日本列島周辺の海面水温が上昇した影響で、台風は勢力を弱めずに、もしくは勢力を増しながら、日本に向かってくる傾向が強くなった。
 温暖化による台風の巨大化については、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)などがかねて警鐘を鳴らしてきた。台風に伴う災害は、新たな段階に入ったと言うべきだろう。
 これまでの安全が、これからの安全を保障するわけではない。台風や気象が激化する中で、従来の防災・減災の仕組みを再考する必要があるのではないか。
 地域での対策や災害情報の発信方法、被害への支援法制などを含め、いま一度見直す時期に来ている。



昨日、連れ合いが落果したミカンを拾ってきてくれたので、
蜜柑の木を見に行ったら、枝が折れそうなくらい実がついていました。
果樹は、実りすぎると樹が痛むので、適当に摘果してきました。
食べたら少し甘いものもありますが、収穫時期には一月くらい前なので、
まだ酸っぱいので、青ミカンジュースを絞って、
皮はジャム(マーマレード)をつくりましょう。

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