みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

政務活動費不正 構造欠陥を問い直せ/富山市議会 政務活動費の不正で新たに2人が辞職願/市民団体メンバーらが抗議活動

2016-09-14 18:25:40 | ほん/新聞/ニュース
日本みつばちの様子を見てきたつれあいが、
巣箱の近くに植えてある栗の実を拾ってきてくれました。

今年はじめての栗「ポロタン」。
<いつもの年よりちょっと早いかな?

落ちていたのは4個だけで、まだ樹の上に数個ついているそうです。

栗に似た味でおいしい、クリ豆も戻して炊きました。
一昼夜みずにつけて戻してからゆでこぼし、
柔らかく炊いてから、黒砂糖と甜菜糖で甘く味付け。
   
仕上げに、本みりんを少々入れて照りをだし、減塩醤油をスプレーでしゅっ。
栗のような食感でホクホクとして美味です。

  
主菜は、鶏ムネ肉のカツレツとしめさば。

玄関には、畑の野菜たちが届いていました。

抑制栽培のトウコロコシがどっさり。

虫がつく前に、とまとめて収穫したそうです。
さっそく大鍋で蒸して、お昼ごはんに2本いただき、
2,3本くらい食用にのこして、あとは実をはずして冷凍しました。

クリック してね 


ところで、
富山市議会で、政務活動費の不正受給がつづいて、
議員の辞職が相次いでいます。

領収書まで偽造して長年続いているようなので、
水増し請求というよりは「公金詐欺」という犯罪です。

自民党会派だけでなく、民進党会派の議員もも
というあきれた状況で、あと一人辞職したら「補欠選挙」。

と思っていたら、この記事を書いている間にも、
「明日一人辞職する予定」というニュースが入ってきました。

富山市議会で、どこまで腐敗がひろがっているのかわからないので、
「補欠選挙」というよりは、「全員辞職して本選挙」をした方がよいのではと思います。

わたしが市民だったら「富山市議会リコール(の直接請求)」運動をするでしょうね。

市民グループも抗議行動を起こしているようなので、
このタイミングで、だれかリコール運動を起こされたら、
議会は解散においこまれる確率は高いのではないでしょうか。

腐った議員には投票せずに、議会から退場していただいて、
市民の利益のために働く、新しい議員を市民が当選させればよいのに、と思います。

  社説:政務活動費不正 構造欠陥を問い直せ
2016年9月14日 中日新聞

 富山県議会と富山市議会で政務活動費(政活費)の不正取得が相次いで発覚し、議員辞職ドミノの事態だ。徹底調査と公開はもちろんだが、制度の在り方や運用を抜本的に見直してもらいたい。

 七月、当時の富山県議会副議長(自民)が書籍の領収書を偽造して政活費四百六十万円を取得していたことが明らかとなり、議員辞職に追い込まれた。

 その後、富山市議会元議長で自民会派元会長が開催していない市政報告会の印刷・茶菓子代など六百九十万円の政活費を不正取得。同僚の二市議が茶菓子代を水増ししていたことが分かり、三氏とも辞職した。白紙や偽造の領収書を使って不正を繰り返していた。まさに“常習犯”だ。

 元議長は同じ会派の五市議が使い切らなかった政活費も流用していたとされる。“共犯”ともいえる。別の自民市議や民進系市議にも飛び火した。まずは過去を含め全議員の政活費使途の調査を求めたい。全容解明なくして信頼回復への取り組みは始まらない。

 政活費とは、議員報酬とは別に視察や研修など政策立案を支援する経費として自治体が支給する公費。月額は富山県議が三十万円、富山市議は十五万円。領収書の添付を義務付けているが、各会派に前払いされている。

 活動目的があってこそ経費が発生するのに、「使い切らなければ損」「領収書があればいい」との考えだとしたら本末転倒。感覚が完全にまひしている。議会のノーチェックにも驚きだ。構造的な欠陥を問い直さねばならない。

 政活費の不正では、野々村竜太郎元兵庫県議の号泣会見が記憶に新しい。全国市民オンブズマン連絡会議によると、毎年約十件を提訴し勝訴が続いているという。

 同時に、インターネット上での領収書公開や後払いなどの見直しも進む。視察先や目的、交通手段などの事前申請を義務付ける議会もある。行政の補助金同様、必要経費かどうかを見極める手法で、見習いたい。政活費を廃止した議会も少なくないが、報酬に加算されれば透明性は担保されない。

 富山市議会は六月、月額報酬の十万円増を決めた。議員を取材していた地元紙記者のメモを、辞職した元議長が奪い取る事件もあった。その地元紙の情報公開請求で一連の不正が発覚した。

 市議会は報酬引き上げの凍結ではなく、即時撤回を議決し直すのが筋だ。その上で政活費の位置付けを含めた制度改正を望みたい。 


  富山市議会 政務活動費の不正で新たに2人が辞職願 
2016年9月14日 NHKニュース

政務活動費をめぐる不正が相次いで明らかになった富山市議会で、新たに2人の議員が昨年度までの3年間に、合わせて1182万円の政務活動費を不正に受け取っていたことを認め、14日、議長に辞職願を提出しました。

富山市議会では自民党会派の議員が、白紙の領収書に自分でうその金額を記入するなどして、政務活動費を不正に受け取っていたことが相次いで明らかになり、議員3人が辞職しました。
さらに、民進党の議員などで作る会派の高田一郎議員と針山常喜議員も政務活動費を不正に受け取っていたことを認め、14日、議長に辞職願を提出しました。
2人は会見で、不正に受け取った政務活動費は平成25年度から昨年度までの3年間に30件、合わせて1182万円に上ることを明らかにしました。
市政報告会で出した茶菓子の領収書に数字を書き加えるなどして、政務活動費を受け取り、選挙費用や香典代などに当てていたということです。
高田議員は「甘い気持ちがあった。政務活動費は税金だという認識はあったが、少しでも残しておいたほうがよいと考えてしまった。本当に浅はかで反省している」と述べました。
また、針山議員は「最初はもらってもいいお金だと思い込んでいた。政務活動費の不正問題が大きくなるなかで怖くなり、なかなか言い出せなかった」と述べました。
2人の辞職は今月21日に開かれる市議会の本会議で認められる見通しで、今回の問題で辞職する議員は合わせて5人になります。

市民団体メンバーらが抗議活動
富山市議会で政務活動費の不正が相次いで明らかになったことを受けて、市民団体のメンバーらが、市役所の前で真相究明などを訴える抗議活動を行いました。
抗議活動は、富山市の2つの市民団体が行いました。14日は団体のメンバーや市民などおよそ180人が、市議会が入る市役所の建物の前に集まりました。
集まった人たちは「政務活動費真相をうやむやにするな」と書かれた横断幕を掲げ、「疑惑議員は真実語れ」などと不正の真相究明を訴え、関与した議員全員の辞職を求めました。
富山市議会では、来年4月から議員報酬を月額10万円引き上げて70万円にする予定で、集まった人たちは引き上げの撤回も訴えました。
参加した70代の男性は「市議会議員は不当なやり方でとんでもないところに金を使っている。怒り以外の何ものでもない」と話していました。
また、介護施設で働いている女性は「市議会議員は誠実に対応し、不正をなくすべきだ。議員報酬の10万円アップは絶対に許さない」と話していました。
市民団体は9月定例議会最終日の今月21日にも、市役所の前で抗議活動を行うことにしています。 


  政活費不正
富山市議会で相次ぐ 辞職、自民・民進5議員に 主に白紙領収書を偽造

毎日新聞2016年9月14日

富山市議会(定数40)で不正受給が次々と表面化している政務活動費の問題は、自民会派に加えて新たに民進系議員2人の不正も明るみに出て、議員辞職は少なくとも5人に上る見込みだ。自民会派では市議28人(7月時点)の少なくとも9人に疑惑があり、計約1295万円を会派に不正請求し計約1070万円を得ていたことが分かっている。酒店などの白紙領収書を偽造し市政報告会の開催を装う手口が主で、先輩議員から手口を教わって選挙資金に充てた市議も新たに判明した。【大東祐紀、中津川甫】

 民進系会派(4人)で不正が明らかになったのは針山常喜(70)、高田一郎(69)の両市議。市政報告会の茶菓子代として業者が出した領収書の金額「2268円」に「2」を加筆して「2万2268円」で請求するなどしていた。針山市議は「調査中だが、不正額は数百万円に上るだろう」と明らかにした。金は会派会長の高田市議と自分の口座に移し、選挙資金などに充てたという。市議会事務局によると、政活費を選挙資金に流用することは市条例に抵触する恐れがある。

 自民会派を含む一連の問題は、市議会が6月に議員報酬の10万円増額を決めたことから始まった。増額の是非を取材していた地元紙の記者が、自民会派会長だった中川勇氏(69)=既に議員辞職=に押し倒されて取材を妨害され、メモを取り上げられる問題も起き、「議員とカネ」への関心が高まった。

 初めに県議会自民会派の矢後肇氏(56)=同=が、書籍購入費名目で政活費約460万円を不正取得していたことが7月の地元紙報道で明るみに。翌月は富山市議会の自民会派に飛び火し、中川氏が741万円を不正に得ていたことが判明した。さらに谷口寿一市議(53)が中川氏の指示で91万5000円を不正請求していたことも分かった。

 中川氏の手口は、白紙領収書に自ら金額を記入▽業者に虚偽の金額を記入させる▽受け取った領収書の金額に数字を書き加える−−だった。

 報道が先行し会派幹部らが認める形で、疑惑は次々と浮かんだ。中川氏が関与したうちの74万5000円を巡り、議長の市田龍一(61)▽副議長の金厚有豊(68)▽岡村耕造(66)▽高森寛(71)▽谷口の5市議が会派の調べに受給を否定。しかし、会派の女性事務員が「現金を封筒に入れて5人に渡した」と会派幹部に証言した。

 岡本保氏(65)=同=は自分のパソコンで領収書1枚を全て作成し、市政報告会での茶菓子代として10万〜12万5000円分を水増し請求したことを認め、12日に辞職した。藤井清則市議(54)も20万円を白紙領収書を使って受け取ったと認め、村山栄一氏(66)=同=は約300万円の不正取得を明らかにした。

 自民会派の政活費は、事務員が管理する各議員の口座に振り込まれ、領収書提出分を現金支給している。

 しかし、支給時に受領印をもらわなかったり、市政報告会の案内状など簡易な書類だけで茶菓子代を認めたりし、領収書を事務員に書かせる市議もいた。

 自民会派は8月以降、5人が不正請求を認め、うち3人が議員辞職。他に4人に疑惑が持たれている。市議会は問題発覚後、今月21日までに過去3年度分の政活費を会派ごとに点検し、市田議長に報告することを決めた。  


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