みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

育休3年、女性手帳…評判イマイチ 安倍さん、女心分かってるの

2013-06-05 22:31:57 | ほん/新聞/ニュース
満開の更紗ウツギの花に日本ミツバチがいっぱい来ています。

この季節には、いろいろなウツギの仲間の花が咲きます。

サラサウツギ


サクラウツギ


まっ白なバイカウツギの花

バイカウツギと香りバイカウツギ
    

スイカズラ・金銀花
  

例年は5月下旬に咲くユリノキの花。
今年は早く咲きはじめたので、気が付いたら咲き終わりになっていました。


これから植える花の苗です。


お天気が良いので毎日、外で庭仕事をしています。

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後半は毎日新聞の特集ワイドの記事。
安倍氏を分析?している力作です。

   特集ワイド:育休3年、女性手帳…評判イマイチ 安倍さん、女心分かってるの
毎日新聞 2013年06月04日 

 ◇母親への憧憬/恋愛経験は少なめ?
 「女心が分からない」は男性が最も言われたくない批判の一つだろう。いわんや“人気稼業”の政治家、しかも一国のトップにおいてをや。安倍晋三首相が打ち出す女性政策の評判が今一つだ。アベノミクスにおける成長戦略の柱に掲げた「育休3年」は育児の押しつけ、妊娠・出産に関する情報を盛り込んだ政府の「女性手帳」は余計なお世話、と。この「つまずき」の背後にちらつく首相の女性観を探った。【瀬尾忠義】

 「普通の家庭のだんらんはありませんでした」。政治ジャーナリストの野上忠興さんの取材に安倍首相がそう語ったのは9年前、安倍氏が自民党幹事長の時だった。

 元共同通信政治部記者で安倍家を30年にわたり取材してきた野上さんはまた、安倍首相の小学生時代の恩師から見せられた作文に強い印象を受けたことを覚えている。「拾ってきた雌犬の話なのですが、コロと名付けたその犬が我が子に示す愛情や、子犬がもらわれていった後に我が子を捜すコロの姿が克明に描かれていました」。そこに野上さんは家族、とりわけ母親との触れ合いに飢えていた晋三少年の心象を読み取る。「父親の晋太郎さん(元外相)は晋三さんの幼少期に落選し選挙区に入り浸りの日々を送ったこともあり、ほとんど家にいなかった。母親の洋子さんも夫の活動を支えるために留守がちで、晋三さんは知人の家に預けられたりもしました。久保ウメさんという住み込みの女性が母親代わりなどを務めたのですが、久保さんは『晋三さんは中学生になっても、寒い冬の日には私の布団に潜り込むことがあった』と話していましたね」

 母親への憧憬(しょうけい)は晋太郎氏にもあった。首相は著書「新しい国へ」の中で、父の境遇を<生まれたときに両親が離婚して、父・安倍寛の郷里に引き取られ、大伯母に育てられた>と紹介し<わたしは、ずうっと母親が欲しかった>という晋太郎氏の言葉を引いている。母親とは、女性とはどうあるべきなのか。晋三少年が思いを巡らせ続けたことは想像に難くない。「3年間抱っこし放題」のキャッチフレーズとともに安倍首相が打ち出した「育休3年」政策の原点はここにあると野上さんは見ている。

    ■
 安倍首相がごりごりに保守的な女性観を抱いていることは、その行動や発言からうかがえる。かつて自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育に関する実態調査プロジェクトチーム」座長を務め、社会的に生み出された性別役割を解消しようとするジェンダーフリー運動を「結婚や家族の価値を認めず、社会の破壊、文化の破壊につながる」と批判した。「首相になってからも、政府の男女共同参画会議のメンバーにジェンダーフリーに否定的な『新しい歴史教科書をつくる会』の元幹部を起用している。育休3年や女性手帳は、女性に子供を産めと押しつけているとしか思えません」。選択的夫婦別姓などの民法改正に取り組む紙智子参議院議員(共産党)はそう指摘する。

 だが、ここに、安倍首相の女性観がそう単純ではないことをうかがわせる人がいる。アッキーこと昭恵夫人だ。
 コラムニストの北原みのりさんが首をかしげる。「昭恵さんは韓流好きを公言したり、自民党の方針に反して『脱原発』を口にしたり、居酒屋を開いておかみになったり、自由に生きているように見える。女性にファンタジーを求める夫とは合わないように思えるのに、仲は良さそう。妻には理想の女性を求めないということなのでしょうか」

 確かに外遊の際、手をつないで飛行機のタラップを下りる姿などはむつまじさを感じさせる。昭恵夫人は森永製菓社長(当時)の松崎昭雄氏の長女。お見合い結婚かと思いきや、首相の母・洋子さんの著書によれば「恋愛結婚」だ。「最初のデートは原宿。遅れた昭恵さんを安倍首相がじっと待っていたと聞いています」と野上さん。

 妻に対して寛大で心優しい男が、世の女性にも寛大で心優しいところを示そうとした「育休3年」や「女性手帳」などの政策が反発を招くのはなぜか。「安倍さんはたくさんの恋をしてこなかったのでは」と言うのは、女性手帳に反対の声明を出した市民グループ「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美・大阪国際大准教授だ。「恋は傷つくことがある半面、人を成長させる。有力な政治一家の若者である安倍さんの場合、周囲からの口出しが多く、自由恋愛は難しかったはず。だから女性の気持ちを肌感覚ではつかめず、政策がなぜ受け入れられないのか理解できないのかもしれませんね」
 実際、野上さんによると大学時代の安倍首相はおおらかに恋愛を重ねるというわけにはいかなかったようだ。「学友らによれば、仲間をコンパに誘うことはありましたが、有名な政治家の息子という自覚から『祖父(岸信介元首相)や父に迷惑をかけてはいけない』と抑制心が働き、あまり女性とはつきあわなかったらしい。同級生の一人は『安倍君は“おとなしい系”で目立たなかった』と話していましたね」と明かす。

 谷口准教授が安倍首相の女性観に疑念を抱くのは、女性政策を打ち出しながら一方では集団的自衛権の行使容認を訴えたりしているからだ。「だって矛盾しているでしょう。子供がほしいと思っても、外国との緊張関係を招く政策で戦争の危険が高まれば、子供を産むのはよそうかと考える人が増えるのは当然。子供を戦場に送りたいと思う親はいませんよ」
    ■
 どうも安倍首相には分の悪い分析だが、身近にいた人の見方はどうなのか。
 第1次安倍内閣時代、首相秘書官を務めた井上義行さんは外遊に同行し、ベトナムにある日本企業の精密機器工場を視察した時のエピソードを語った。「そこで現地の女性たちが子供を抱っこしながら働いているのを見て、首相は『昔は日本もこういう風景だったな』と懐かしそうに語っていました。両親が不在がちだった経験からか、子供の目線で物事を考えようとする人です。それに決して『女性は家にいるべきだ』なんて考えてはいないはずですよ」

 女性登用の面でタカ派の高市早苗政調会長や稲田朋美行革担当相らとともに、野田聖子総務会長を抜てきした党人事に安倍首相の深慮が働いていると見る。「価値観の全く違う高市、野田両氏を要職に充てることで、女性政策を巡る議論を巻き起こしたかったのではないか」。単に人気取りとの指摘もあるが、2人の“対立”が注目される現状は、まずは図に当たったようだ。

 過去、必ずしも女性政策に熱心とは言えなかった安倍首相。アベノミクスの目玉として持ち出されたことに、当の女性たちからは「こんな時だけ利用して」と冷めた声も聞かれる。首相に「女心」の機微を説く人はいないものか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・


  



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6月4日(火)のつぶやき

2013-06-05 01:10:56 | 花/美しいもの

東京新聞:DV被害支援 SOSの声、くみ取ろう:社説・コラム(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/column…


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