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みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

天生高層湿原の植物と目の覚めるような木々の紅葉!/紅葉と温泉と新蕎麦の旅-4

2007-10-28 08:48:49 | たび/紀行/温泉
久しぶりに会った友人とおいしいランチをたべてるとき、
「ブログを見てるとみどりさんたち、遊びにばっかり行ってな~い?」。
ピンポーン。
仕事の合間に遊ぶというよりは、
遊ぶために、働いているのです。
モットーは「はたらきすぎないこと」。

と、とつぜんですが、連れ合いが朝日新聞岐阜版に
11月から連載コラムを書きます(今日の紙面で紹介)。
テーマは、硬派の記事ではなくて、
「いきいきセカンドステージ」ということなのですが、
はじめて会ったその日から、わたしたちはこの暮らしが
「ファーストステージ」なんです(笑)。
詳細は、てらまち・ねっとをご覧ください。


冴え渡った夜空に十六夜。

「紅葉と温泉と新蕎麦の旅-4」。

天生高層湿原の植物たち。
紅葉も最高だけど、春は5月の新緑と、
6月のミズバショウの咲くころがよいそうです。





 

  



  




足元には紅葉の枯れ葉。
枯葉のふとんのなかにはもみじの赤ちゃん。
いっちょまえに紅葉しています。
  

頭上には、すっかり葉を落としたナナカマドの実。
  

目の覚めるような木々の紅葉!






天生峠に戻る途中の山々は、全山紅葉です。






ひときわ鮮やかなかえでの紅葉


  



  

天生峠から東へ、河合に向かう県道はまだ色づき始め。


錦おりなす、と言う言葉がぴったりの樹種なので、
またこようねと話しながら下りました。

紅葉は、たぶん今日ごろがサイコーです。


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絢爛豪華!天生峠(湿原)の紅葉に息を飲む!/紅葉と温泉と新蕎麦の旅3

2007-10-26 17:32:08 | たび/紀行/温泉
天生峠だけで300枚ほどの写真を撮ったので、
天生湿原の植物といろとりどりの紅葉は
続きの記事と、二回に分けて書きます。

平湯温泉「ふじや」で泊まった翌日は、
晴れていたら「白山スーパー林道」へ行くつもりだったのだけど、
あいにくの曇り空なので、白川郷から天生峠へ直行。

天生峠までの県道の紅葉はすこし早くて、
たぶんこの週末くらいが最高。

それでも登るにつれて、赤や黄色の紅葉が目に飛び込んでくる。
自然の山が深く標高差があるので、どこかで当たる。


天生峠(標高1290m)の駐車場付近は、紅葉まっ盛り。
天生湿原は1日か二日前が最高だったとのこと。

湿原は峠より高いところにあるので、
紅葉はおりてきているはずと、長靴に履き替え、
入山料500円を払って、「探勝マップ」を受け取り
いざ、天生湿原(あもうしつげん)へ。


天生峠は紅葉の名所と聞いてはいたが、赤が多くて鮮やか。


天生峠から天生湿原へ向かう山道。

あいにくの曇り空だが、日が照るとすばらしい紅葉。
  



天生湿原(標高1400m)に到着。


ナナカマドの赤。
  


天生の高層湿原植物群




湿原を囲む木々の紅葉。数日遅れと言うが、十分美しい。
岐阜県にこれほどの規模の湿原と美しい紅葉があったとは、と感嘆、






湿原を西回りで回って半分ほどきて少し休憩、
時間もずいぶん過ぎていたので、東へ回って帰ろうとしたら、
籾糠山のほうから戻ってきた自然観察員の人に
「南に5~6分下ったところにぶなの原生林があるので、
ここまで来て見ていかないのはもったいない。
途中の谷に甘い香りのするカツラの巨木もある」とすすめられた。

では、ということで「カラ谷分岐」を目指す。
休んでいたカメラマンも、わたしたちにつられて同行。
5~6分とはいえ、いきなり急なくだり。

谷に下りると、綿菓子のような、カラメルのような
甘いよい香りがあたり一面に漂っている。
香りの主は、カツラの巨木。

巨木に抱きついてみると、苔むした幹と葉がよい香り。
この時期だけ、特に甘い香りを放つと言う。

カツラの巨木は、この谷に数本生えている。。
  

「カラ谷分岐」を右へ折れるて進むと、
景色がガラッと変わって、すばらしいぶなの巨木の原生林。

東北の白神山地のブナ原生林より、明るい感じがする。

「分岐から少し行ったところに一番大きいぶなの巨木がある」、
と聞いていたので、ミズバショウ群生地へ降りずに籾糠山のほうへ行くと、
人の気配もなくシンとして巨木に囲まれて荘厳な感じがする。
  
どのブナも天をつくほどの巨大さで、かなり歩いても見つからず、
奥へ進むほどにうっそうとしたブナ林がつづき、
熊が出そうだと怖くなって引き返し、ミズバショウ群生地へ。

天生の高層湿原植物群と、赤や黄色の紅葉は
次の記事でアップします。また見に来てくださいね。

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天生峠一帯、紅葉の彩り鮮やか 飛騨市河合と白川村境
【岐阜】中日新聞 2007年10月25日

 飛騨市河合町と白川村境にある天生峠(標高約一、三〇〇メートル)一帯の天生県立自然公園や、白川村の白山連峰の登山道などでは紅葉が最盛期を迎え、カメラを手にした登山客でにぎわっている。
 同公園は、ブナの原生林やカエデ類が豊富。今年は例年より五日ほど遅れてピークを迎え、峠のふもとまで紅葉が広がっている。二十四日は東に北アルプスもはっきりと姿を現し、絶好の登山日和。富山県砺波市から夫婦で来た熊野政雄さん(71)は「葉の色づきも天気もよく、最高の気分」と笑顔で汗をぬぐった。
 白川村平瀬の平瀬道登山口付近にも多くの観光客が訪れ、近くの白水湖を眺めたり、登山道を散策したりした。平瀬道の大白川ではブナの原生林が黄色く染まり、モミジの赤やミズナラの黄などとともに登山道を華やかに彩っていた。
(古池康司、南拡大朗)
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つ・づ・く・・・・


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秘境・大白川露天風呂とエメラルド色の白水湖。新蕎麦のはしごも/紅葉と温泉と新蕎麦の旅-2

2007-10-24 17:55:44 | たび/紀行/温泉
東海北陸自動車道荘川インターを降りると
おいしい蕎麦が食べられる「蕎麦の里・荘川」。

朝ごはん抜きなので、まずは、インターから車で5分ほどの、
大きな5連水車がひときわ目に付く「そば処 心打亭」に。
  
荘川で蕎麦のはしごをする予定なので、ざる蕎麦の並二つ注文。
新そばなので、蕎麦の香りが高くておいしい。
細めの上品な二八蕎麦ですが、
岐阜近辺の10割蕎麦より腰が強い感じ。


「手打ち蕎麦専門店」の看板に引かれて、
次に目指したのは「飛騨匠味蕎麦処 蕎麦正」

お店の構えも、地味だけどいい感じ。
  
おすすめの「源流蕎麦」は、透明感のある極細の二八蕎麦。
「挽き立て・打ちたて・ゆでたて」の三たてにこだわる姿勢は、
極細のお箸やおつゆや、汐蕎麦(塩で食べる)にも現れています。

どちらのお店の蕎麦もおいしくて、量はさほど多くなかったのですが、
お腹がいっぱいになりました。

次に目ざすは、平瀬から県道145号白山公園線で西へ約14kmの、
白山国立公園内の大白川露天風呂。

温泉めぐり「大白川露天風呂・平瀬温泉」

県道とはいえ狭くて、落石注意の看板がいたるところにあり、
すわ川のなかと思う石橋もわたり、スリル満点の山道を走ります。

山をのぼるにつれて、紅葉も鮮やかになってきました。


  

大白川は、十数年前の秋
子どもたちと来たことがあるのですが↑、
ぶな原生林の紅葉がすばらしく感動しました。
また来たいと思っていたのですが、落石で通行止めになったりして、
やっと、念願がかないました。

   

あまり知られていませんが、車でいける道では、
白山スーパー林道よりも、白山に近いところなのです。


途中、車を止めて、白川公園線から白山を望む

望遠の威力か、手の届きそうなところに白山が・・・・。


それもそのはず、大白川は白山登山口(平瀬道)があり、
秘境の天然温泉(大白川露天風呂)も、
手付かずの原生自然(ブナ・ミズナラ他の巨木林)もあります。

  

白水湖畔ロッジは、山小屋だけでなく温泉宿としても
多くの登山客に親しまれています。

ロッジの管理人に300円払って、
白水湖畔、秘境の「大白川露天風呂」へ 。


露天風呂は、含硫黄・ナトリウム・塩化物泉(アルカリ高張性高温泉)の
源泉が、惜しげもなくかけ流れています。
といっても、92度と高温なので、伏流水を入れて温度調節しているそうです。

手の届きそうなところに湖があり、
女湯からは下の男湯がよく見えます。

誰も入ってなくて貸しきり状態ですが、ちょっと熱めなので、
広い露天風呂でぬるそうなところに入り慣れたら移動します。
シンプルな温泉のみ、上がり湯もないので、
泉質が濃そうなので、水で温泉を薄めてかけ湯にしました(笑)。

体の芯まであたたまり、お風呂上りにロッジでラムネを一本。





エメラルド色の白水湖が神秘的なうつくしさ。

近くには、白水の滝や、ぶな原生林もあり、絶景の紅葉がたのしめます。
今年は紅葉が遅れていて、ピークは一気にやってきそうなので、
ぜひ、めぼしをつけてお出かけください。

ところで、昨日は十三夜、
今日は、24節季の「霜降(そうこう)」

露が冷気によって霜となって降り始めるころ。
「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」

寒くなりますので、ご自愛ください。

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白川郷には秋明菊がよく似合う/紅葉と温泉と新蕎麦の旅-1

2007-10-23 20:10:10 | たび/紀行/温泉

昨日朝、ブログを送信してから家を出て、
美濃インターから東海北陸自動車道を北へ。
荘川から大白川・平湯経由で、世界遺産の白川郷に行ってきました。


雪を抱く白山(ひるがのから)。


初日は大白川の露天風呂に入って、白川郷を1時間ほど散策、
平瀬温泉の秘湯を守る会の宿「ふじや」に泊まりました。

白川郷は紅葉には少し早かったのですが、
平日なのに、ひと、ひと、ひと・・・。
人を写さないようにするので一苦労。

抜けるような秋晴れ。村の入り口で撮った一枚です。


こちらは有名な和田家。


合掌造りの家ももちろん美しかったのですが、
どの家の庭にも群生して咲く秋明菊がほんとにきれいでした。












屋根のカヤの葺き替え中。





  

白川郷に咲く花たち
 

  

  

  


  

真っ赤な実をびっしりつけたイチイ
  

今日は、晴れていたら白山スーパー林道の紅葉を見てから、
天生(あもう)峠に戻ろうと思っていたのですが、
朝からうす曇りでガスがかかっていたので、
紅葉の名所、天生(あもう)峠に直行。
天生湿原を2時間半ほど歩きました。
紅葉の最高潮から一日遅れ、とのこと。
昨日、こちらに登ればよかった!(ちょっと残念)。

それでもすばらしい紅葉で、一泊二日の日程なのに、
700枚以上も写真を撮ってしまいました。

ということで、画像の整理が終わったら、順次アップします。


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秋の味覚たっぷり「佳留萱山荘」のお食事/秋の奥飛騨の旅2

2007-10-08 16:54:18 | たび/紀行/温泉
佳留萱(かるかや)山荘のお部屋は、全14室。
山側と川側に分かれていて、川側の部屋の値段が少し高いほかは、
部屋の仕様はおなじとのこと。
一室8畳ということで心配していたけれど、
窓際の部屋が広いのでさほど狭い感じはしない。

「バス、トイレ付き」の部屋はないけれど、
確かにお風呂は要らないくらい露天風呂が多いので納得。
部屋にトイレくらいは欲しいけれど・・・「山荘」だから無理か??

 

仲居さんの話では、「佳留萱(かるかや)山荘」は、
30年ほど前に下呂温泉の「水明館」が経営を引き受けて、
露天風呂を拡張していったとのことです。
お食事は「水明館」と同じ仕込みなのか、
山小屋風ではなく、趣向を凝らしたお料理ばかりで、
手がかかっていて、おいしかったです。



  

飛騨の地酒白真弓の「吟醸 やんちゃ生酒」を注文。 
飛騨の酒らしくフルーティで芳醇。
  
デザインがかわいいので、空ビンをもらって帰りました。

秋の山の幸
イチジクのアマゴ巻きも


アマゴとすす竹の塩焼き
  

飛騨牛のほうば焼き
  

白ナスの煮ふくめ、ゆり根の揚げ物
  

飛騨りんごのデザート

朝食も、手作り豆腐や、漬物のステーキなどがあり満足。

  

廊下には、お花や鹿の剥製がありましたが、
弾の穴があって、ちょっとかわいそうな気がしました。

露天風呂は最高なのですが、建物が古いし隣の部屋の音が聞こえるので、
立ち寄り湯は、「佳留萱山荘」の大露天風呂にはいって、
次の宿泊は、露天風呂付きのお部屋がいいね、
ということになりました。

今年の紅葉は、遠くに行かずに奥飛騨に来るつもりなので、
帰りに、去年と今年にできたばかりの平湯の宿を下見。
 平湯温泉 もずも
と、
 匠の宿 深山桜庵(みやまおうあん)

福地温泉「長座」の姉妹館。 
山里のいおり 草円(そうえん)
どこも、一度はとまってみたい宿です。

新穂高温泉まできたら、ぜひ体験したいのが新穂高ロープウェイ。
全長は3200m、東洋一、さらにモンブランに次いで
世界第2位というスケールを誇っています。
中尾温泉からでも乗れます。
目の前に北アルプスの大パノラマが広がる景観は圧巻です

新穂高ロープウェイへの道の途中・中尾橋近くにある
共同露天・新穂高の湯も渓流沿いで手軽に入れる無料の露天風呂。
わたしたちが下見に行ったときは、男性グループの先客がいました。

海抜2740mの畳平まで登ることができる日本一高い
乗鞍スカイラインの紅葉もこれからが見ごろです。
数日前に、初霜が降りたそうですが、赤・黄・緑の3色がうつくしく、
大自然の素晴らしさを心ゆくまで味わえます。

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驚き桃の木!巨大露天風呂!温泉三昧「佳留萱山荘」/秋の奥飛騨の旅1

2007-10-07 12:08:50 | たび/紀行/温泉
先週行った奥飛騨温泉郷、新穂高温泉の
水明館 佳留萱(かるかや)山荘(日本秘湯を守る会)

混浴の巨大露天風呂があるということで、
夏に行きたかったのですが人気の宿らしく予約でいっぱい。
たまたま電話をしたらあいていたので、急遽泊まりに行くことに。

新平湯温泉通り抜け、橋を渡って右折(左は富山)。
栃尾温泉を過ぎて、神坂トンネルを抜けて、
蒲田トンネルに入らずに、左折したら旧道に入ります。
旧道沿いから、宿へ入る道があります。
   



250畳の巨大露天風呂に、期待に胸が膨らみます。

ということで、まずは温泉だけ紹介します。
「宿泊なし予約なし」の温泉だけでも800円で入れます。
奥飛騨の立ち寄り湯の中でも、たぶん一番のお勧めです。

フロントでチェックインして、部屋に荷物を置き、
さっそく露天風呂めぐりに。



玄関を出て30メートルくらい歩き、
「日本最大級の大野天風呂」ののれんをくぐり、
石段を下りて露天風呂へ向かう。



左は男性、右は女性(の入り口)。
  

巨大露天風呂はあとにして、
まずは人気の貸しきり露天へ。

「夢よいつまでもの湯」もはいったけど画像はなし。
このお風呂、テレビチャンピオンで、優秀作品になったとのこと。
アイデア満載で笑えるので、ぜひお試しを。


一番人気は、渓流沿いの「かじかの湯」。

駆け流し温泉のすぐ横に川が音を立てて流れていて、
周りを木に囲まれて野趣満点。

澄んだお湯がざあざああふれています。
気温が下がったからか、少しぬるめ。


「望槍の釜場」は、味噌の釜を改良したもの。



大きいのとちょっと小さめの二つのお釜。
  
誰もいないのに適温の澄んだお湯がお釜からあふれています。

女性用露天風呂は、混浴露天風呂ほどの広さではないけれど、
十分な大きさと開放感があり、落ち着いた雰囲気。
お湯は適温、足元を惜しげもなくあふれるお湯が贅沢で、
温泉としてくつろげるし、すごくいいお湯ー、という感じ。
 


広々とした露天風呂ふたつが、二回とも貸しきり状態。

女性専用の露天風呂だけでも、普通の温泉宿の露天風呂の数倍です。
   
奥の木戸をくぐると、そのまま混浴露天風呂に出られます。

驚き桃の木!いよいよ巨大露天風呂!

巨大露天風呂は、想像以上の大きさです。
混浴だけど、女性には巻きタオルを貸してくれるので安心。
左側は、混浴の脱衣場の前の露天風呂。
  
右側には、女湯から直行できる混浴大露天も。
遠くの違う露天風呂に男性が入っていましたが、
広いので、混浴で気になりません。

いくつもの露天風呂に、上から下に流れる川のように
毎秒1100トンもの源泉が流れています。

翌朝も入ろうと思ったら、週二回の水抜き掃除開始。
あわてて残っている奥の露天風呂の写真を撮ろうとしたら、
絵になるように、と巨岩の上から滝をかけ流してくれました。

左奥は洞窟風呂になっていて、
中に入ると、巨岩で組まれた岩風呂でめちゃ広いのです。

温泉を抜くことを、昨日聞いていれば、デジカメ持参で、
お湯があふれる巨大露天風呂を撮ったのに・・・と残念。
とはいえ、これだけの大きな露天風呂を、
週二回、温泉を全部入れ替えて掃除するのは大変だけど、
虫やごみも浮いていないし、管理がよい証拠。
お湯は、昼過ぎには満タンになるそうだ。

露天風呂は単純泉だけど、佳留萱山荘には、
2種類の自家源泉がある。

内湯は、わたしの好きな炭酸水素塩泉。



さっぱりして、とてもいい泉質です。

とりあえず、駆け足で温泉だけを紹介しました。
何しろいままでに行ったことのある温泉で、
いちばん大きいです。

「佳留萱山荘」は下呂温泉の老舗旅館「水明館」の経営とのこと。
ということは、ただのひなびた山荘ではなく、
サービスや食事も期待できます。


次は、宿とお食事を紹介します。


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料理もおいしい秘湯の宿「槍見館」2。

2007-08-12 08:17:07 | たび/紀行/温泉
露天風呂をたんのうしたら、
いよいよ「槍見館」の夕食です。


手書きのお品書きには、食べきれないほどの山の幸。
先付けは、抹茶蕎麦サラダ。八寸は、「山里からのめぐみ」。
岩魚の土瓶蒸しも、煮物も薄味でおいしい。
お造りは、大鱒の昆布締めと飛騨牛のたたき。

  

  

焼物は鮎と川えびの塩焼き、

山菜のてんぷらと続きます。


メーンの「飛騨牛かわら焼き」は、クセがなくやわらかくて、
ふだん牛肉を食べないわたしも、少しいただきました。
 

〆の鮎雑炊の頃には、もうおなかいっぱいだったのですが、
「自慢の鮎雑炊を少しでも食べみて」と言われ、
  ご飯を減らしてもらいました。

ふだんは、朝食を食べないのですが、
お天気がよくて乗鞍にのぼるつもりだったので、
朝食もしっかり食べました。おいしかった。



「槍見館」の露天風呂
  

「槍見館」の花たち
   
  

秋の奥飛騨の紅葉は最高だし、冬季の割引券をもらったので、
雪見の露天風呂に、また来たい、秘湯の宿「槍見館」でした。 

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秘湯の宿「槍見館」に泊まり、乗鞍のお花畑へ。

2007-08-07 22:34:24 | たび/紀行/温泉
 
6月につれあいが痛風になって、日常生活(ケ)は野菜中心の粗食。
一か月目の血液検査の数字が、ほぼ正常に戻り非日常(ハレ)の小旅行。
思いついて、奥飛騨に行ってきました。
たった一泊だけど、旅先で友人に出くわすという、
奇遇もあり、ほんと楽しかったです。

泊まったのは、秘湯の宿の「槍見館」。


前から行ってみたかった、人気の源泉かけ流しの温泉宿です。
川越しに槍ヶ岳を望む秘湯の一軒宿、ということで、期待も大。



槍見館のHPより
大正の頃のことでございます。
この温泉を登山者や地元の人達に湯治湯として、ご利用頂いたら喜んで貰えるのではないどうだろうか、と思いたちました。ところが当時には温泉を掘るにも堀削の技術がありません。
そこで木の浴槽を作り、自然に湧きでる温泉をそのまま利用していました。温泉の温度がかなり高いので、川の水を浴槽に引きこみ温度調節をしていたのでございます。
槍見館の前進”林屋旅館”はこうして誕生いたしました。
槍見館の横を流れる”蒲田川”は、北アルプスの水が集まる一級河川です。梅雨の頃になりますと増水し、お風呂が流されて、入浴できないこともしばしばありました。
後に、2代目「省三」が、豊富な水を利用して手造りの水力発電を開発いたしました。 温泉をくみ上げ内湯を造り、一年を通して温泉を楽しんでいただけるようになりました。
今日では、泉源名”槍見の湯”と命名いたしました。当館敷地内の地下60メートルより、51℃~60℃の温泉が、ポンプアップにより毎分450リットル湧出しております。




川沿いの温泉はサイコーでしたが、画像の整理が終わってないので、
とりあえず、先を急ぎます。

今朝、5時ごろに目を覚ますと、寝室から槍ヶ岳が見えました。


寝室は3階、居間は2階のメゾネットなので(部屋つき露天は1階)、
あわててデジカメ取りに戻ったので、朝焼けの槍ヶ岳は逃しましたが、

CaplioR4の望遠でシルエットはばっちりです。


日が昇って明るくなった、槍ヶ岳。

露天風呂や内湯からも、槍ヶ岳が見えるように工夫されています。


 

お天気がよいようなので、朝食を食べてから、
ほうのき平からシャトルバスで乗鞍(畳平)のお花畑へ。


 



乗鞍でであった高山植物のお花は、あらためて紹介します。


奥飛騨で、思いがけない人たちと会うこととなり、
花を撮りながら平湯峠を戻りがてら
    「ひらゆの森」で待ち合わせ
露天風呂をたんのうして
いっしょに遅めの昼食。


7時ころ遊びつかれて帰ってきたら、昨日締め切りの
『む・しの音通信』の原稿も届いてて、メールもどっさり、
次から次へと鳴る電話の対応に追われて、
やっと一日半ぶりにブログをアップ。

夕ご飯は、これからです。


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信州迷走800キロ・母娘4人で水入らずの旅

2007-06-13 12:07:46 | たび/紀行/温泉
通信編集中の一昨日のお昼、市役所から、
「みどりさんのお母さんが倒れた」との突然の電話。

教えてもらった携帯番号に電話を入れると、幹事さんが出て、
信州を旅行中の母が、昼食会場で突然意識をなくして、
救急車を手配中とのこと。
役所に聞けばわたしの連絡先が分かると思って連絡してくれたらしい。
電話の向こうは大騒ぎで、母の名を呼び続ける人の声がする。

救急車が到着して、救急隊員から母の既往症と生年月日を聞かれ、
すぐに岐阜市民病院の主治医に連絡して、折り返し伝えた。
そうこうするうちに、救急車は最寄りの総合病院へ向かい、
「意識は混濁。入院するかも知れないのでそのつもりで来てください」と言われる。

すぐに車でかけつける決心をして、平行して姉たちに連絡をとった。

ともちゃんが、搬送先の北信総合病院の地図をITで調べてくれた。
かれは明日から6月議会なので、わたしがひとりで運転して行くしかない。
病院は長野県の北部の中野市にあり、高速で約4時間の距離。

長良の姉がタクシーで駆けつけ、大野町の姉も送ってもらって到着。
病院にいる幹事さんから、
「点滴をしたら意識が回復、話せるようになったし命の心配はない、
心電図も異常なし、低血糖で意識がなくなったらしい。
入院も必要なくて回復したら帰ってもよいとのこと」
と連絡が入った。よかったあ!!

いのちびろいした母

倒れたときに,周りに人がいてくれたので処置も早かった。
母はひとりぐらしなので、誰もいない時だったらと思うとぞっとする。
旅先で助けてくださった、みなさんに感謝!

とりあえずはホッとしたが旅行を続けるわけには行かないので、
いずれにしても、娘3人で迎えに行くことにして長野県へ向かった。

東海環状自動車道から中央道に入り、
駒ケ岳SAでトイレ休憩をとっただけで、約4時間車を飛ばして、
6時に病院についた。
かんじんの母は、1時間ほど意識をなくしていたことの自覚がないので、
「元気になったから、もう大丈夫だから」と繰り返していた。

けっきょく、長野まで新幹線で来れば一番早い、
(母が頼りにしてるはずの)東京の長兄は来なかった。

とりあえず今晩は4人でどこかに泊まろう、ということで、
中野市から10キロほどの湯田中温泉や渋温泉で宿を探したが満室。
インター近くの「ホテル・ルートイン中野」のツインが二部屋とれた。

母をきづかって、夕食はホテル内のレストランで済ませたが、
ビジネスマンが多いホテルのメニューは、安くて量が多くて、
地物のきのこやアスパラなどを使って手づくりでおいしかった。

    

  

夕食後は、母に早めに休んでもらって、
わたしたち3人はいっしょに大浴場に入って、早めに寝た。

翌朝は快晴。景色を楽しみながらのんびり高速で帰るつもりで
ナビを入れると、2時には帰宅の予定。

ということで、ホテルを9時に出発。
全部のSAで休憩しながら帰ろうと上信越自動車道、
小布施SAと姨捨SAで、せっかく信州に来たのだからとお土産を物色。
サクランボとほうとうと、名物の七味とうがらしを買った。

  

姨捨SAの側道から本線に入ろうとすると、
えぇっ、アクセルを踏み込んでも車が加速しない。
トンネル続きの自動車道なので、内心うわっどうしよう困ったな、
と思いながら走っていたが、どうしても80キロ以上出ないので
たまりかねて、最寄の筑北PAに車を止めた。

わたしの車は、エスティマ・ハイブリッドなので、
ほんらい加速がよくて馬力があるんだけど、
母や姉や大事な人たちを乗せているので、
こうなったら、とっても心配で高速が走れないよ。

 「行きはよいよい、帰りはこわい」

母も大事に至らなかったし・・・・くる時は飛ばして好調だったし、
ここまでは順調だったのだけど。
トヨタカローラ岐阜と自動車屋さんに連絡をとって、
電話で症状を伝えて解決策を相談するのだけれど、
低速で最寄のインターまで行ってください、というばかり。
豊科インターまでは20キロ。半分はトンネルである。
ただでさえトンネルが嫌いなのに・・・・と言ってても
山の中だし、この車を運転できるのはわたしだけだし・・・・
トンネルの中はハザードをつけながら80キロで走った。
後ろの車はみんな、故障車だと思って、追い越していってくれる。

長野自動車道・豊科インターで降りて、「ネッツトヨタ」を見つけたけれど
「エスティマ・ハイブリッドはよく分からない」とのこと。
で、最寄の「トヨタカローラ」を探して教えてもらって、
「トヨタカローラ南信・穂高営業所」へ向かった。
目の前に雪を抱いた北アルプスの山々が広がる安曇野路。
いつもなら、デジカメで写真を撮るんだけど、余裕なし。
行きの車で、「こんなよいお天気なら安曇野に行きたいね」と
話しながら走ったのが、なんと本当になってしまった(笑)。



トヨタの販売店で、車を見てもらって試乗もしてもらったけれど、
アラームランプもつかないし特に異常はみつからない、とのこと。
とはいえ、なにが起きるか分からないので、
恵那山トンネルだけは回避したいということで、
一般道を帰ることにした。
ナビを入れると自宅まで約230㌔。到着時間は午後9時!
いっしゅん、車を置いて電車でかえろか、と思ったほど。
お昼も過ぎたし、おなかも空いたしということで、
トヨタの女性に、近くのおいしい蕎麦屋さんを教えてもらった。

JR穂高駅そばの安曇野そば「一休庵」。


お蕎麦はとっても、おいしかったです。



「地獄で仏」とはこのこと、と言いたいところだけど、
わたしは前夜から、欠けていた右の奥歯が痛みはじめていて、
もともと右の腰も痛かったので、モクモクと食べるのが精一杯。

腹ごしらえをして、一般道を松本に向かった。
4人の旅行は初めてなので、母はちっとも寝てなくてはしゃいでいるし、
低血糖になるといけないので、と飴やチョコをくれるのだけど、
「おなかいっぱいだからいらない」と、ひたすら運転に徹することに。

「木曽路はすべて山の中にある。」

塩尻からは、国道19号を南下。思ったより快適な道である。
「木曽路に旅に来たと思って楽しんでこ」と覚悟を決めたわたし。
「みーちゃんはいい性格やね」とのんきな母・・・・(苦笑)。
こんな時でもなければ、一般道を走ることはない。
木曽路は、中仙道の味のある宿場町がつづく。

まずは、楢川宿(道の駅・木曽ならかわ)で休憩。
姉たちはお土産を買ってたが、わたしはガクアジサイや
姫ウツギなど、珍しい山野草を買った(来たかいがありました)。


「寝覚めの床」や景勝地を横目にみながら、
新緑が美しい、渓流沿いを走るのも気持ちがいい。

長野と岐阜県境の「道の駅・賎母」。

元気になった母のうしろ姿(左)。


7時ころ家に着き、つれあいに運転を代わってもらって、
母と姉を送って帰ってきたら、午後9時。

母は今朝、姉の付き添いで岐阜市民病院にいっている、はず。
エスティマは、一般道を走ってる限り、好調でした。
(でも、とうぶんは運転したくない・・・)



歯はますます、がまんできないほど痛みはじめているけれど、
とりあえず、痛み止めを飲んで、サクランボだけ食べて、
心配してくださったみなさんに報告です。


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北陸の雪景色&越前蟹と魚づくし。

2006-12-30 12:22:47 | たび/紀行/温泉
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大


数年前に河野村の網元の宿『あお来』で食べた
越前ガニのおいしさが忘れられず、
冬になると、「あの味をもういちど」とひたすら願い、
その願いが通じて、暮れも押し詰まった一昨日、
北陸へ越前ガニを食べに行ってきました。

天気予報は「大雪」ということだったので、
覚悟して出かけたのですが、雪は積もってなくて強風が吹き荒れました。
秋の新潟といい、日本海側は「暴風」に好かれているようです。

大雪だったら帰れるかなぁ、と心配して寝たのですが、
翌朝は、晴れて海がキレイでした。

  

と思ったのは大間違いで、宿を出るとすぐに雪、
内陸の福井市に入ると10センチ以上の積雪。
海岸沿いは風が強すぎて雪が積もらない、ということでしょうか。

雪じゃなかったら、金沢の近江町市場まで足を延ばして、
白川村経由でかえってくるつもりでしたが、
白川の積雪は60センチ!
高速もチェーン規制をしていたので、あきらめて、
早めに宿をたちました。



福井から敦賀に向かう山中の雪景色があまりに美しいので、
走る車のなかから写真を撮りました。







今回泊まったのは、
国民宿舎 鷹巣荘(福井市営)

地元の人から、タグつきの越前ガニが安くお値打ちに食べられる、
と聞いていたので、1年間のアカをおとしてきました。
本場でも3~4万円もする越前ガニのフルコースが、
鷹巣荘では、いちばん高いので、24,500円。

1年間のごほうびと、遊びおさめです。

玄関には、タグつきの越前ガニがうじゃうじゃ、
わたしたちの到着を待ってくれていました。

  

ついた日は、悪天候で台風のような風が吹き付けて、
ベランダから海を写そうとしても、歩くことさえままならず。
周辺散策はあきらめて、ヒト風呂浴びることにしました。

ここの温泉は源泉かけ流しで、やわらかな肌ざわりの低張性アルカリ泉。
最近、テレビのなんとかというレポート番組で紹介されたそうです。

お目当ての料理は、わたしが「蟹フルコース」。
刺身、焼きが二、茹でガニと、まさに蟹尽くしです。

  
せいこ身だし    焼ガニ
 
お造り(カニ刺し)    カニ鍋

連れあいは、蟹よりは魚が好きなので、
いちばん安い「亀島コース」を予約して舟盛りを特注しました。




お魚の舟盛り(特注・10品)

料理を食べているうちに、メーンの「あつあつずわい蟹」が届きました。
中くらいの「タグ付越前ガニ(三国港)」です。


見ただけで圧倒されました。
幸せな気分でカニをさばき、るんるんと食べ始めました。

  
身を味噌につけて食べると最高、とTVで見たことがあるので、
ぜいたくにやってみました。

月並みな表現ですが「甘くて最高においしい」。

ともちゃんにも、ずいぶん分けてあげたのですが、
これだけでもうお腹が一杯だし、蟹はコクがあるので、
最後の方は食べあぐねていました。

ほかにも、小鉢、揚げ物、カニ雑炊、デザートがありましたが、
多すぎて食べ切れませんでした。

そのときは、これだけ食べればもう充分と思ってて、
食べ切れなかったら翌朝出してあげる、という中居さんの言葉を信じて、
カニ鍋に火もつけなかったのが、唯一の心残り。
朝ごはんは、普通の朝食でした。

カニ雑炊、食たべそこねたー(笑)。

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