気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

会津若松

2009-08-19 20:33:43 | Weblog
2泊3日で、青春18きっぷを使って、福島県の会津若松まで行ってきた。
東北地方は、独身時代に、年の暮、12月に上野から寝台特急で、平泉まで行ったことがあった。あと、松島など。帰りの新幹線の中で、どうも見たことのある顔だと思ったら、大学の学長だった。
在学時代は、直接話したことがなかったが、そのときは、気さくに話しかけた。
盛岡で講演をした帰りだと言っていた。そして、「ハックルベリーフィンの冒険」という本を読んでいて勧められた。

それは、そうと、今回は、だから20何年前に行って以来の東北行きだ。
しかも、今回は、オール鈍行。
家の最寄りの駅から会津若松駅まで、なんと、12時間かかった。
各駅、また、接続が悪くて、駅のホームで、40分間待ったり・・・。

でも、片道どこまでも、2,500円に背に腹は替えられない。
つまり、時間より割安の費用をとったのだ。
まさに、けちけち旅だ。

会津若松は、幕末、戊辰戦争にて、鶴ガ城は、開城となったという歴史、
白虎隊の少年兵士の眠る飯盛山など。
そして、今、NHK大河ドラマで放映されている「天地人」の直江兼続ゆかりの地でもあるようだ。
見学に来ている人も多かった。

今回の鉄道旅行で、垣間見たこと。
・若い女の子の化粧が、皆、つけまつげをして、マスカラをしっかりぬって、人形みたいな顔だった。
・ホットパンツで生足を出す、チュニックの下にレギンスをはく、マキシ丈のロングスカートなど、大体この3パターンが多かった。
座席の隣同士の女性が、同じようなデザインのサンダルをはいていたのには、びっくりした。
・若い男の子は、サンダル履き、Tシャツ、ハーフパンツが多かった。
・そして、ほぼ、若者は、全員、携帯をずっといじっている。
・50代、60代と思われる昔、女子だった人たちが元気があって、よく喋っている。
・何より、喧噪なのは、女子高生。うるさいの一言。
・電車内のタブー・・・大きな声のおしゃべり、強い香水・・。

2泊も、一人でビジネスホテルに泊まる。のんびりできた。
家事もなく・・。

福島以北は、青春18切符のみでは、きついので、新幹線も使わないと、チョイ無理。

磐梯山の辺りは、とにかく、日本の原風景、田園地帯が果てしなく広がっていた。
これらの田を世話する人々がいるのだと思った。
車窓には、ススキ、クズ、黄色いツキミソウなどが群生していた。
福島県は、米どころだと思った。
のどかな景色を見て、涼しい風に吹かれて、気持ちがスーッと落ち着いた。