また変なところへ行くなんて思わないでくださいな。
前々から考えていた円山墓地行き。
やっと今日ぐるりと一回りしてきました。
何度も嘆いておりますが、
私ここいら辺の土地勘まるっきりありません。
このレベルですので…。
どうやって最短距離で円山墓地に行きましょ……。
神宮さんを抜け、
坂下野球場脇に墓地へと続く小道があるのを地図上で見つけまして、
まぁこの道が一番近いので行ってみましょかでして。
本当にあるのかないのかは行ってみなけりゃ分からないぞっとね。
神宮さんのキササゲ。
坂下球場まではノープロブレムだったんですけど(笑)。
笑うということは何かあったななんですけど(笑)。
この球場の奥手って石碑のラッシュでして。
石碑通り?
とりあえず進行方向にあるのは写しておこうかなと。
横の奥にもあったけどなんだかどこかで「ストップ」が。
意外とあります。当たります。
なんとなく行かないほうがいいかなって場所。
ずんずん。
この碑の隣の区画が墓地なんですけど、
行き止まりで道がないんですわ。
突破で抜けようかと思ったら巨大な色つき模様蜘蛛がどでかい巣を張っておりまして…。
あえなく撤退…。
やり直しまして、
なんとか円山墓地に横から到着。
さて、
何故私が円山墓地へなんですけど。
・円山墓地は古いからきっと札幌軟石の墓石があるに違いない。
・ルイザ・バチェラーさん、宮部金吾さんのお墓参りをしたい。
大きくこのふたつが動機なんですけど、
どうせ行くならと事前に調査してみましたら、
円山墓地って有名な方のお墓がいくつかあるんですわ。
一応メモはしましたけど場所は全然わからないので、
運がよければお参りできるかなでして。
…手強かったですわ。円山墓地。
古いしお墓の向きが様々だし区画もかなりアバウト。
半分以上が段々になっているんですね、あそこ。
さぁ気を引き締めて、
粛々と進みましょう。なにせお墓ですから。
政界の中西六三郎氏とその一族発見。合掌。
藤森弐左衛門一族のお墓発見。合掌。
カトリック大司教キノルドさんのお墓発見。合掌。
植物博士で北大植物園生みの親の宮部金吾さんのお墓もあるはずなのですが…。
ないっ。見つけられないっ。
ジョン・バチェラー氏の奥様のルイザさんのお墓もあるはずなのですが…。
ないっ。見つけられないっ。
意外にあっさり見つかったのが、
知ってます?
坂本直寛さんは坂本龍馬の甥にあたるかたです。
「坂本一族ここに眠る」墓碑があります。
このように難しい字の碑がありまして。
あ、真ん中に龍馬って読める。
龍馬伝見ていませんし、
特に龍馬ファンというわけではないですけど。
ちょっと坂本龍馬が身近に感じちゃいました。
私の実家の墓地や、
夫の家の墓地のほうがいかにもお墓でなんだか怖いぞなんですけど、
円山墓地は怖さを感じない明るい墓地でした。
いろいろな墓石がありまして。
もちろん死者が眠る墓地ですから、
静かに厳かにご挨拶を忘れずにですけれど、
こんな墓地に眠るのもいいよなと。
区画に空きがないかしら。
どうやったらここに入れるのかしらなんて考えてしまいました。
写真を追加します。2012年1月25日。
ちなみに我が家のご先祖さんも眠っております。
昨日十人分のお墓を見つけるはずだったんです。
お墓で迷うってのもなんですし…。
ご先祖さまは円山墓地ですか。
昨日横を通っていたかも。
中西六三郎をご存知ですか!
その人を調べます。
知ってることがあれば教えてください!
残念ながら、詳しくないんです。
お役に立てず…。
写真は数枚写していたので、追加分で載せますね。
これぐらいしかできなくて…。
市街化進む中で市内の墓地が移転を与儀なくされる中、円山墓地はその環境などの理由から存続してきました。そのためほかにも古いお墓が残されています。またキリスト教関係者が眠っているのも特徴です。クララ・ロース、レーン夫妻などの墓もあります。
墓地といったら、墓石が整然と並んでいるものと思っていたのですが、
円山墓地はそうじゃないようで、歩くのにとても苦労しました。
「なんでそんなとこへ行くの?」と言われたことがありますが、
円山墓地(他の墓地は知らないのですが)は、魅力ある場所だと思います。