マロッシの趣味の家

趣味のカメラや戦車のブログ

サンダースの方が好きだったんだけど。

2018年03月17日 20時03分59秒 | モデルガン

タナカから再販されたM1カービン バージョン2を買った。

M1カービンのモデルガンを買うのはこれが三回目で、初代はCMCの初期のM1カービンで恐らく40年近く前の事だったと思う。
当時はリアルな外観に負けて購入したが、紙火薬仕様のM1はステンと同じくジャム頻発で全く回転しなかった。

その後MGCのプラ製を買い比較的動きはしたが、直ぐにCP化され悔しい思いをした。
CP化されてもCMCと比較すると残念な仕様だったので以後購入はしなかった。
CMC製は飾りとして棚に掛けていたが、当時の友人に是非欲しいと頼まれ売ってしまった。

以前にタナカから再販されたのは知っていたが、元CMC製でちゃんと動くのかと信用していなかったのだが
YouTubeの動画で快調に動く動画を見て病院の帰りにモデルガンショップで見つけるが、別売のカートリッジが無く
付属の5発だけだったので、思いとどまっていたが、更に改良されたとの事で購入した。




大好きなコンバットではヘンリー少尉のイメージだったが、画像のマガジンポーチは付けていなかった。
サンダースにしても1928型を電動ガンのように連射するときもあるが、30連弾倉を何本持っていたのだろう(笑)
ポーチは中田商店の通販で購入、同じ物を何倍もの値段で売る悪徳業者もアマゾンで見た。

実は中国で戦っていた父親もM1カービンを使っていたそうで、弾薬の無い日本の小銃は菊の紋を削って海に捨てたらしい。
ハンドガンは中国モーゼルで終戦後帰国する時、親切に手助けしてくれた中国人に譲ったと言ってた。
中国にもアメリカの物資が豊富に届き倉庫を襲って手に入れたと言っていた。
当然日本の物資は無く弾が無い銃では生き延びれず仕方なかったと、一緒にコンバットを見ていた父が懐かしそうに言っていた。







画像のM1トンプソンはCMC製だが、1921型にミリタリーグリップを付けたMGCよりリアル、タナカのM1も今の技術で改良再販して欲しい。

肝心の発火は箱出しの状態で15発中一発だけ閉鎖不良が起きたが粗快調!チャンバーは閉塞され下部にバイパスはあるが音はそれなりだが
金属の作動音や反動、偶に左に飛ぶカートも御愛嬌だが結構高く飛び、
天井に当たるが勢いはそれほど強くなくて、マンション暮らしには嬉しい!

正直CMCが原型でも、改良でここまで動くのがと感動してしまった。
その後クリーニングの為バラしたがチャンバーを外すのに機関部まで外すのが少し大変!
特にロータリーボルトを外すのがタイトで怖かった!ブローバックの為ロックこそしないが抵抗のあるボルトでもちゃんと動くのは立派だ。
発射後のカートにはエジェクターの跡がくっきり、分解して気付いたのだけど、デトネーターを止めるネジが緩んでいてデトネーターがぐらついていたのが
閉鎖不良の原因かも!
逆に装填時に暴発しないのはデトネーターに付くスプリングのお陰なのか?
各スプリング、ガスバイパスのスペーサーなどステンレスで防錆対策も考えられている。