マロッシの趣味の家

趣味のカメラや戦車のブログ

途中経過 その4

2016年11月12日 16時02分08秒 | 戦車

今日10時に待ち合わせで、パンター戦車の砲身の加工とリニアブッシュの挿入の為友人の工場に行った。

砲身がテーパー形状でセンター出しに苦労していたが、流石の職人さんベアリングの内径に合わせガタの無いクリアランスで加工して貰った。
その後にリニアブッシュを砲身の受け側に入れる為、寸法を測ると、なんと加工無しで叩けば入るとの事!

試しに、一個叩いて入れてもらうと、何となく上手く行きそうな予感!

多少内径が押され、砲身が入らなくなったので、旋盤で回転させやすりで磨いてもらうと無事完了!
手動で動作させると、思った以上に上手く動くので、リニアブッシュは一個で完成。

帰って仮組して指で動作させると、軽い力で完璧に作動!これは間違いない!

後はオプションメカを組み込み、塗装すれば完成なんだが!

早く動作させてみたいものだ。


憧れのビモータ

2016年11月12日 07時35分01秒 | BIMOTA

高齢化が進む私の脳が忘れない内に書き残そう。

私がBIMOTAの名前を知ったのは二十歳になるかならないかの頃、当時カワサキのZ2にヨシムラキットを組んでいた私は
足回りやブレーキの強化も行いたいと思い、当時主流だったモリワキでのフレーム補強やリアショックのレイダウンなど考えていたのだが、
関東のバイク屋さんの宣伝を見て、チェリアーニGPフォークやリアショック、そしてロッキードの2ポッドキャリパーと同時にローンで購入したのが
BIMOTAの角型、偏芯シャフトの付いたスイングアームだった。
赤色に塗装されたスイングアームは全長が短くて、ハンドリングが大きく変わり、当時の未熟な私には良いのか悪いのか?
確実に分かったのは、直進性が少なくなり少し切れ込む操縦性で、ド素人の私には乗りにくかったかも!(笑)
肝心のフロントフォークも宣伝ではGPフォークとなっていたが、実際に届いたのがMVやラベルダあたりに使われていた市販車用の物
インナーチューブの太さが38mmで恰好良かったが、取り付けると全長が短くより不安定になってたかも!(笑)
フロントの沈み込みを抑える為、フロントスプリングの上にアルミのワッシャーをかませたりした。
リアーのチェリアーニショックもガスタンクの付いた格好良い物で、当時カスタムの主流だったモンロー(S&W)から交換するも結構ガチガチで沈まず
不安定感のある車体と合わせ、乗りにくかったが、実際に走らせると寝かさなくても曲がって、高速コーナー区間は速いと感じる不思議なバイクになった。

そんなZ2にフレームも欲しいと思い、KB1のフレームキットを入れたいとの衝動にかられ、取り扱いのあった輸入業者に電話で確認すると、フレームキットのみ
フロントフォーク無しで150万との事、当時Z2が40万を超えて高く感じ、CB750だと39万円台、ベベルの900SSの新車が138万だったかな?
MVアグスタの750の250万は別格だったが、当時の私にはとても買える金額では無かった。
それでもフレームを交換したかった私は、当時のバイク屋の紹介でビモータの半額以下で買えたニコバッカーのフレームキットを購入
アルミの26リッター入る巨大タンクにFRPのシングルシートカウルが付きリアショックは調整機能付きのドカルボンのモノショックで
乗り心地は非常に良くなり、実はこれで北海道一周までした!
しかしその後に始まった逆車ブームでスズキの刀1100Sに衝撃を受け、ニコバッカーを手放したお金で乗り換えたのだった。

まさか、それがビモータヘの道に繋がるとは当時は夢にも思わなかったのだが!

つづく