ノクチを室内で私の持つ全ての50mmのレンズと比較した。
ノクトンはズミルックスに似るF1.5asphとF1.1。
ライカはズミクロン、ズミルックスの現行モデル。
明るい蛍光灯の元で撮影するとズミクロンは空気どころか、光まで写してしまいちょっと困った。(笑
描写はメーカーの個性が出て、ノクトンはボケが似て画角が少し広い。
ノクトンはボケの境界あたりでちょっと二線っぽく綺麗とは言いがい。
LEICAで二線の目立つズミクロンよりも更にうるさい感じ。
新しいF1.1は非球面を使っていないのにF1.5と比べ色収差は同等だが開放ではハロが出て若干解像力が落ちる。
全てのレンズでボケが大きいのはやはりノクチでノクトンとはかなりの差がある、F値ではノクチに近いはずのノクトンは
実はズミルックスと比べて差があまり判からないが、ノクチはズミルックスより確かにボケる。
どうもコシナはライカより若干広角で、わずかに被写界深度が深い。
ノクチは開放でもズミルックス並にシャープだが、色収差はズミルックスが少なく
解像力ボケの滑らかさなど比較して、今回のテストではベストレンズはズミルックスだった。
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
F1.4に絞ると画像の周辺が急激に明るくなり、更に一段絞るとボケと言う幕が取れてくるのが見える、F2.8まで絞ると画像全体が均一な高画質画像になるが
はっきり言って味も無くなり、なんの面白みの無い画像となり、それならこんな重いレンズは必要ない。
ノクチはやはり開放で使って価値のあるレンズだと思う。
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
ノクチはライオンさんにピントを合わせても非球面レンズの効力か、シマウマさんに滲みは出ない。
ここは滲みの出るノクトンの個性を評価し、味として楽しめるので併用する価値がある。
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
前ボケはズミルックスより良い感じ!
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
結構シャープに写るので、この画像ではズミルックスとの違いが判りにくい。
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
シャッタースピードが足らず露出オーバーで撮影後、RAWで復活させた!
iso80でも写したが、ダイナミックレンジが狭くて雲の諧調が飛んだ。
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH
LEICA M9+NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH