マロッシの趣味の家

趣味のカメラや戦車のブログ

X1での桜と感想

2010年04月12日 20時41分03秒 | LEICA


X1を持って西宮の甲子園浦風町にある、こじんまりとした桜の名所に行って見た。
コンデジが一番苦手なドピカンの天気では背面の液晶で構図なんて無理!
外付けのファインダーを取り付け撮影した。

X1のAFは結構多彩で、1点AF、1点高速、11点AF、11点高速、スポットAF、顔認識から選べる。
更に別メニューでAF、マクロ、MFの切換が可能。

私の場合通常は外付けを付け、背面の液晶は消灯して使うので11点AFかと思ったが、
実は11点AFは標準の中央設定では左右の端にある2点を除く9点のアシストAFとなる。
フォーカスボタンの長押しで中央9点左右4点上下3点のグループ切換が出来るが、11点のアシストつまりフルオートにはならないのです。

ではどれがフルオートかと思えば、顔認識が本当のオートで、人間の顔がなければ
11点全て使ったアシストが出来る。

LEICA X1


X1のAFは11や1点高速で背面液晶をフリーズさせるタイプを選んでもとても高速とは言えないが、
TVS-D、DP1、TC-1から比べれば若干高性能でAFの精度は非常に良い。

顔認識のフルオートは一見便利に見えるが構図によっては近接にピントを合わせ
そうすると結構背景がボケるので、失敗写真となり万能ではない。
つまり画面上のカバーする範囲が広すぎて意味の無い所にピントを合わせるのだ。

やはり通常は11点AFで被写体に合わせグループを選択するのが無難だろうし、
シビアな被写体はスポットなどの選択が必要だと思う。

ただ私はお手軽な顔認識が標準なのだ!(笑)

LEICA X1


露出の傾向を掴む為画像は全てプログラムオートの補正なし!

若干アンダーになる場合もあるが、露出は結構優秀だと思う。


LEICA X1



ホワイトバランスはM9に比べ補正するタイプで、光源色などの雰囲気を残すには
マニュアルで調整となる、補正方法は直感的で解り易い。

通常の撮影ではAWBで充分。

LEICA X1



はっきり言ってM9よりある意味優等生的なカメラだと思うが、
まとまりすぎて魅力に欠けるって感じか。(笑)

しかしこれだけ写ればM9を持ち出す率は確実に下がると思う。
確かに良く出来たコンパクトでもあるが、価格も紛れも無いライカ。

コンパクトデジタルで、これだけ写れば私は納得!

LEICA X1