昨日、奥嵯峨の紅葉を見に行きました。先に清凉寺の様子をお伝えしました。続いて、清凉寺の仁王門から出て西へ・・・すぐ角にある「宝筐院(ほうきょういん)」へ行きました。
宝筐院は、平安時代に白河天皇により建立された善入寺が始まりの古いお寺です。南北朝時代には臨済宗となり、江戸時代には天龍寺の末寺の小院で衰退し、幕末には廃寺となりましたが、五十数年をへて復興されました。
ご本尊は十二面千手観音菩薩です。1メートル以内の小さな像ですが、背面の羽のような細かな千手が印象的です。本堂からの紅葉の眺めが美しいです。
本堂周辺の紅葉は5分ほどです。
宝筐院 右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
拝観所要時間:20分~ 拝観料:400円 ご朱印あります 大型カメラ持込NG
その後、道なりにしばらくいくと「厭離庵(えんりあん)」があります。(清凉寺西門からまっすぐ)臨済宗天龍寺派の尼寺で、藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰した場所といわれています。現在は男僧もいらっしゃいます。
紅葉は、門付近は5分ぐらいです。
境内は、まだ色づき始めです。本堂の天井には飛天が描かれています。
ここは、よく見ると素敵なものがいっぱい(^^)探してみてくださいね。
厭離庵 右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2 紅葉の季節のみ公開
拝観所要時間:約20分 拝観料:500円 ご朱印あります
この後、順に名所をめぐりをしましたが、詳細は後ほど。とりあえず、速報にて。写真は順に、常寂光寺(盛り近し)、落柿舎(盛り近し)
二尊院(盛り)、祇王寺(3分)・・・滝口寺(3分)壇林寺(7分)
化野念仏寺(8分、散りもみじ多し)、愛宕念仏寺(散り初め)
今年は、やはり早いですね。昨年のこのコースは【11/11/23ぶろぐ】にて。